【KAMADOのこと vol.24】応援メッセージ(No.9)
vol. 24 2019-06-18 0
あの日あの時あの場所で出会わなかったら、 ぼくらはいつまでも見知らぬままかもしれないのですが、新橋と銀座の間、新時代という居酒屋を探し、暗くなりきらない都会をさまよっていたところ、まさに新時代のスタートを予感させる出会いがありました。
そう、僕たちは新橋と銀座の間にある(かもしれない)の新時代にまさに足をふみいれようとしていたのです、、、。
アートって好き? って質問されたら、みんななんて答えるんだろうなと想像してみる。
高校時代のあの子はきっと、 「こないだ直島行ってきたんだよぉ」というかもしれない。 パリに出張に行った友達は、「好き!バンクシーなまでみてきたぜ」というかもしれないし、 学校の生徒たちは「こないだデュシャンの便器をはじめて知った!」というのかもしれない。
アートを見て、いろんな意見があって、そこで会話が生まれて、好きなもの、嫌いなものがあって、 だんだんと自分のこと、相手のことが分かっていくような気がする。 そこがさらに美味しいワインがあるカフェだったら言うことなし。(もっぱらビール派だけど)
そんな会話や空間を共有できたら、それはきっといい時間だろうなぁと想像します。
そしてそんな時間を実現してくれるかまめし会があり、 気がついたら展示が終わっていて悲しい気持ちになる僕のような人間を救うガントチャート機能がKAMADOにはある。
そして、自分もものづくりの一端にいる人間として、ものが生まれる現場に行く度に、自分の想像以上の手間暇をかけられて作られるものたちを見ては心がブルンブルン揺れ動かされている。 デザインが出来ても、それを形にしてくれる人がいなかったら、そこにはデータしか残らないなぁと思い、職人さんたちには頭があがらない。
今日着ているTシャツも、コーヒーを飲むカップも誰かが手をかけて作って、雨の日も風の日も配送屋さんが運んでくれて、身の回りにある。
KAMADOはきっとそんなもっと自分の身の回りを好きになれる記事を、独自の視点から淡々と紡ぎ出してくれると信じています。
新時代の可能性を、全力でサポートします!
※居酒屋新時代は新橋〜銀座に3店舗あるのでご注意ください。
黒野 真吾
デザイナー
https://shingokurono.com/