新年のご挨拶
vol. 1 2019-01-01 0
新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、スタッフ&キャスト一同心より御礼申し上げます。
映画『カランコエの花』を制作したのは2016年。今から3年も前になります。
当初は劇場公開などまったく想定していなかった本作でしたが、全国17館・計130日間を超える公開を実現できたのは、いつも応援してくださった皆様のご支援のおかげに他なりません。本当にありがとうございます。
映画に携わっているとよく耳にする「映画はお客様に観てもらって初めて映画になる。」という格言めいた言葉があります。映画制作は作って終わりではなく、きちんと上映機会を設けてお客様に届けるまでが映画制作だ、という事を説いた言葉なのですが、昨年はさらにその先を経験できたように感じています。
映画を作り、上映の機会を設け、さらにはお客様と一緒になって映画を広めていく。
もはや作り手とお客様の間に境界線は無くなっていて、ひとつのチームとして共に公開を盛り上げるために取り組んでいく、という映画の新しい形を体感することができました。本当に素敵な経験でした。
2019年、皆様のご支援のおかげで『カランコエの花』はDVDという形に姿を変えます。
DVDのネット販売や全国チェーンレンタル店でのレンタルの実現により、これまで劇場で観賞することのできなかったたくさんの方が、新たにチームの一員となります。
チームの皆様と共に、『カランコエの花」をどこまで大きく育てていけるのか、2019年がどんな年になるのか、楽しみでなりません。
引き続き、本作をもっともっとたくさんの方に届けていけるよう努めて参りますので、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
『カランコエの花』監督 中川駿
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