古堅太郎・出展予定作品 ”The Perfect Hug”の制作過程
vol. 5 2019-05-06 0
皆さま、こんにちは!
GWも最終日ということで、明日から仕事が始まるという方も多いのではないでしょうか。
そして、クラウドファンディング は終了まで残り8日となりました。
目標金額まで、まだ諦めておりません!
皆さま、是非是非、本プロジェクトのシェア、拡散等よろしくお願いいたします。
本日は、古堅太郎さんが、出展予定作品 ”The Perfect Hug” の制作過程の様子を送ってくださいましたので、ご紹介します。
#古堅太郎/TARO FURUKATA
1975年生まれ。2010年ベルリン・ヴァイセンゼー美術大学大学院彫刻科を修了。同大学にてカーリン・ザンダー、エラン・シャーフに師事。2004年から2016年までドイツを拠点に活動。2017年から広島市立大学芸術学部現代表現領域専任講師。自分自身のルーツや場所に固有の歴史をリサーチしながら、共同体の中で変化していくアイデンティティをテーマとし、制作をしている。
作品タイトル
英:The Perfect Hug 日:完璧な抱擁
作品コンセプト
平和記念公園をデザインした建築家の丹下健三は、戦中に「大東亜建設記念営造計画」を課題とした競技設計で1等を獲得した。実現されることのなかったこの競技案と平和記念公園のデザインの類似については多くの人が指摘している。特に興味深いのは、戦中のプロパガンダ建築と戦後の平和を象徴する建築が似ているという点である。本作品は、オバマ氏の訪問に際して芽生えた 「アメリカの謝罪、あるいは、日本の帝国主義から入念に切り離された『平和』に戦中のプロガンダとの類似を見ることはできないだろうか?」という疑問に端を発している。上述した2作品のデザインに注目し、戦後の理想的な平和の中に持続される別の視点を探る。
*以上画像4点:出展予定の映像作品からの静止画
展覧会では、こちらの映像作品が展示予定です。
6月9日はギャラリートーク、6月30日はクロストークを行います。
古堅さんも参加予定ですので、是非、お話を聞きにお越しください。
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展覧会名:都美セレクショングループ展 2019『星座を想像するように-過去、現在、未来』
会期:2019年6月9日(日)~30日(日) *21日間 会期中休室日:6月17日(月)
時間:9:30~17:30 (但し、特別展開催中の金曜日は20:00まで)
展覧会会場:東京都美術館 ギャラリーA
主催:過去・現在・未来を考える、東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協賛:ターナー色彩株式会社
〜参加作家〜
加茂昂、スクリプカリウ落合安奈、瀬尾夏美、田中直子、中村亮一、平川恒太、古堅太郎 (50音順)
●展覧会クラウドファンディング ・ページ
https://motion-gallery.net/projects/kakogenzaimirai…
●『星座を想像するように-過去、現在、未来』ホームページ
https://kakogenzaimirai2019.wixsite.com/kakogenzaimirai
●『星座を想像するように-過去、現在、未来』facebookページ
https://www.facebook.com/kakogenzaimirai2019/?notif_id=1552543192350975¬if_t=page_fan_growth_drop
●東京都美術館ホームページ
https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_groupshow.html
*上記URL先で掲載されている作品画像は、本展で実際に展示する作品とは異なるものもございます。