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映画「描きたい、が止まらない」バリアフリーの上映会をクラウドファンディングで実現!
発達障がいの青年が縦1.6m×横10mの絵に挑んだ映画「描きたい、が止まらない」を、目や耳の不自由な方に〝観て〟いただき、挑戦する勇気を持ちかえってほしいと〝無料〟の上映会を企画しました。ご支援をお願いいたします。
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アール・ブリュット作家の古久保憲満さんを2年半追いかけて製作したドキョメンタリー映画「描きたい、が止まらない」略して、“描き止ま” 2019.1〜東京のポレポレ東中野を皮切りに全国で劇場公開!!! https://t.co/6hMMs7o2V6
発達障がいの青年が縦1.6m×横10mの絵に挑んだ映画「描きたい、が止まらない」を、目や耳の不自由な方に〝観て〟いただき、挑戦する勇気を持ちかえってほしいと〝無料〟の上映会を企画しました。ご支援をお願いいたします。
2015年から3年をかけて小さな会社が赤字覚悟でドキュメンタリー映画を製作しました。「描きたい、が止まらない」はおかげさまで1月20日の滋賀県東近江(主人公の地元)での特別試写会を経て、1月26日より東京・ポレポレ東中野で一般公開を始めることができました。
たくさんの皆様にご覧いただき、「良かった」の声を多数いただくことができました。厚くお礼申し上げます。
<映画監督・森達也さん>あなたはまず絵に圧倒される。そして悩む。精神と表現はどのように影響し合うのか。でもすぐに夢中になる。それほどに被写体が魅力的だ。
<元マラソン選手・有森裕子さん>彼の止まらない言葉と、思いをぶつけるが如く動き描き続ける絵に、ただただ引き込まれていた。
映画「描きたい、が止まらない」は発達障がいの青年・古久保憲満さんの自立の物語です。憲満さんは、今注目を集めている、認められたいとか売れたいとかという動機ではなく、思うがままに絵を描く「アール・ブリュット(仏語で生の芸術)」の作家です。英語ではアウトサイダー・アートと言われます。その昔「裸の大将」と呼ばれ有名になった画家・山下清さんを思い浮かべていただければわかりやすいかもしれません。憲満さんの作品はどれもボールペンと色鉛筆だけで描き上げられた超個性的なもの。
しかしこの映画は、国内外で評価される憲満さんの絵というよりも、彼が困難を克服しながら自立に向かって歩んでいこうとする姿に焦点を当てたところに特徴があります。
ポレポレ東中野での上映初日(翌週土日にも)には滋賀県から映画の主人公古久保憲満さん(23)とお父さんが駆けつけてくださいました。上映後映画館の1Fにある喫茶店で監督交えてお客さん(満員)とのトークセッションを開催。どうして絵を描くようになったのか、どんなことに興味があるのかなど、憲満さんのプロフィールがしのばれる(ちょっと変わってはいるが、理知的で〝可愛い〟)楽しい話をたくさん聞くことができました。
満員となった上映後のトークショー
映画を観たりトークショーに参加した方々の中には、自分の子どもが発達障がいだったり自閉症だったりという人もいらっしゃいました。障がいがありながら、自分の〝得意〟を見つけて才能を開花させた憲満さんの映画を観て「勇気をもらった」と。そこでふと、素朴な疑問が…
そういえば、目や耳に障がいがある方たちはどうなんだろう? 障がい者の映画なのに障がい者は観ることができないの?
監督:近藤剛 撮影:池田俊己 録音:池田泰明 編集:川畑耕平 選曲:浦上悦子 語り:山上智 プロデューサー:松本裕子/山根幸太郎 助成:文化庁文化芸術振興費補助金
日本に目や耳が不自由で、映画を観られない人はどれくらいいらっしゃるのか? 調べると、視覚障がい者は31万人、聴覚障がい者は34万人(厚労省調べ)。でも、こうした体の不自由な方々は普段映画館に行く機会が少ないに違いない。障がいがあることで障がい者の映画が観られないなんて、こんな残念なことはありません。
最近は字幕や解説の音声を仕込んだDVDやブルーレイもあるそうですが、一人でこっそりもいいけれど、映画の醍醐味のひとつは映画館でたくさんの人と一緒に笑ったり、泣いたりして鑑賞することにあるのも確かです。
そこでぜひ、映画「描きたい、が止まらない」を様々な身体的困難を抱えていらっしゃる人たちにお届けしたいと考えました。 〝バリアフリーの上映会〟です。目の不自由な方のためには、適宜音声による画面の解説も挿入して、映像が見えなくても映画の全体像がわかるように。耳の不自由な方のためには、ナレーションを文字にするだけでなく、画面での会話もすべて字幕化して内容がわかるようにします。
バリアフリー版より(字幕入り)
なぜこんな試みをするのか? それは「描きたい、が止まらない」が、挑戦する勇気をもらえる映画だからです。映画をご覧になった方から、こんな感想をいただいています。
<twitterより>
(Nさん)美大出なのにアール・ブリュットを初めて知った!絵もすごいけど、親亡き後の自分の生活をまっすぐ見つめている姿が印象的だった。万人に必要な視点だもんね。
(M小劇場さん)内なる衝動のままに生まれるアール・ブリュット=〝生(き)の芸術〟これを観たら、価値観が変わるかもしれません。
(Iさん)その人の強みって自分では気付きづらいもの、苦手意識の部分が強みになることがあるかも…なんて思いました
(Fさん)古久保さんが懸命に世間と向き合おうとしている姿に胸打たれました。
(Oさん)お子さんがいる親御さんは勿論、色んな方に観て欲しい作品です。
憲満さんと同じ発達障がいや自閉症のお子さんをお持ちの親御さんにももっと観て欲しい…
上映会当日は会場に古久保憲満さんの絵を展示します。映画をご覧になった方は誰もが彼の絵に興味津々です。
写真のキャプション絵を描くことに集中する憲満さん(ポレポレ東中野で)
バリアフリー上映会には 3つの〝止まらない感動〟が待っています。
まず上映する映画が 「描きたい、が止まらない」。
2番目は 「歌いたい、が止まらない」・・・映画のあと、全盲の歌姫・若渚(わかな)さんをゲストに迎え、心に染み入る歌声を披露してもらいます。
上田若渚さん
「いのちの歌」を歌う若渚さん
3番目は 「話したい、が止まらない」・・・憲満さんを囲み、お父さん、若渚さん、近藤監督、そしてダウン症の子どもたちの支援を続けていらっしゃる元マラソン選手・有森裕子さんにも加わっていただき(予定)、表現することの楽しさ、苦労、生きることの喜びなどを縦横無尽に語るトークショーを行います(手話通訳付き)。
ポレポレ東中野でのトークショー
4月上旬 クラウドファンディング開始〜7月末まで
5月 憲満さんの画集/ハガキを製作(リターン用)
6月上旬 クラウドファンディングを盛り上げるイベント
8月 支援者のリストをもとに、映画のエンドクレジットを修正(名前を挿入)/ DVD・
BD(ブルーレイ)製作
9月 上映会会場の下見/準備
10月中旬 映画上映会(トークショーのweb生配信も検討中)
10月下旬 上映会ドキュメント編集/DVD製作
11月 リターンを発送
何よりも、これまでにない上映会にしたいと思っています。そのため、
障がいのある方(障がい者手帳をお持ちの方)は無料で入れるようにします。
(付き添いの方は¥500、一般の方は¥1,000を予定)
障がいのある方誰もが来やすいイベントにし、一人でも多くの人が古久保憲満さん自身に興味をもち、勇気をもらい、健常と障がいの間にある垣根が低くなるような上映会にしたいと願っています。
そのためには費用もかかります。目標額は145万円です。
<概算見積もり>
計 1,450,000円
支援をいただいた方には支援額に応じて様々な特典を用意しています。
プロジェクトを成功させるにあたっての一番の懸念は、そうはいっても普段足を運ぶチャンスの少ない障がいのある方をどうその気にさせるか、だと思っています。そのためにはこれまで映画には縁の少なかった団体やグループなどにも積極的に声をかけていくつもりです。また告知にも力を入れ、プロジェクト期間中には別の形でクラウドファンディングを知っていただくためのイベントも計画しています。できれば企業からの支援もいただきたい。みなさまのご協力をお願いする次第です。
長くアール・ブリュットへの支援を続けている愛知県障害者芸術活動参加促進事業実行委員会も「描きたい、が止まらない」を応援しています。3月23日から3月29日にかけて名古屋シネマテークで行われる映画の上映が、2019年の「あいちアール・ブリュットパートナーシップ事業」として認められました。
映画はフランスでも上映されました。
去年9月から今年の3月にかけてフランス・パリで行われた日本のアール・ブリュット作品を紹介する展覧会「アール・ブリュット ジャポネⅡ」。古久保憲満さんを含む総勢52組の作家の作品が展示されましたが、同時に映画「描きたい、が止まらない」も上映され大きな反響を呼びました。
まだまだ子どもたちや障がい者、LGBTなど、弱者への理解が進んでいるとは言い難い日本。この上映会を機に、思いやりのためのハードルが少しでも低くなるとともに、困難をかかえていらっしゃる方や家族、支援の難しさに悩んでいらっしゃる方々に、もう一度頑張る元気を持ち帰ってほしい。それが私たちの願いです。ご支援、よろしくお願いいたします。
「描きたい、が止まらない」監督・近藤剛
3000 円
5000 円
8000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円