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映画館「川越スカラ座」のデジタル化をクラウドファンディングで実現!
映画館はいま、映画業界の急激なデジタルへの移行によりデジタル化を迫られています。
かつて、フィルムやブルーレイなどで配給されていた映画は、今後すべてDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)と呼ばれる形式での配給となり、対応したデジタル映写機を導入しないと、今後も映画館として存続することが出来ないという状況になってきました。
しかしDCP対応映写機導入には最低でも500万円の費用が必要で、町の小さな映画館が自己資金のみでまかなうには大変厳しく、会員の方々からのご賛助金をあわせても、あと200万円ほど不足しております。
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埼玉県川越市にある小さな映画館です。 明治38年に寄席として始まり、昭和15年に映画館となりました。 平成19年8月からは、NPO法人プレイグラウンドが運営しております。 邦洋、硬軟、新旧問わずさまざまな作品を上映し、舞台挨拶、講演会、ミニライブなどのイベント、作品内容に応じた面白割引企画なども積極的に行っております。 スクリーンはひとつ、席数124、定休日ありといういまどき珍しい劇場です。 昭和情緒たっぷりの空間をお楽しみください。
映画館はいま、映画業界の急激なデジタルへの移行によりデジタル化を迫られています。
かつて、フィルムやブルーレイなどで配給されていた映画は、今後すべてDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)と呼ばれる形式での配給となり、対応したデジタル映写機を導入しないと、今後も映画館として存続することが出来ないという状況になってきました。
しかしDCP対応映写機導入には最低でも500万円の費用が必要で、町の小さな映画館が自己資金のみでまかなうには大変厳しく、会員の方々からのご賛助金をあわせても、あと200万円ほど不足しております。
映画館はいま、映画業界の急激なデジタルへの移行によりデジタル化を迫られています。
かつて、フィルムやブルーレイなどで配給されていた映画は、今後すべてDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)と呼ばれる形式での配給となり、対応したデジタル映写機を導入しないと、今後も映画館として存続することが出来ないという状況になってきました。
しかしDCP対応映写機導入には最低でも500万円の費用が必要で、町の小さな映画館が自己資金のみでまかなうには大変厳しく、会員の方々からのご賛助金をあわせても、あと200万円ほど不足しております。
そこで、より多くの方々にこの状況を知っていただき、ご支援をお願いするためにクラウドファンディングを利用させていただくことにいたしました。
どうか、みなさまのご理解とご支援をいただけますようお願い申し上げます。
明治38年に寄席「一力亭」としてスタートし、昭和15年に映画館「川越松竹館」として生まれ変わり、昭和38年「川越スカラ座」に改名、現在にいたります。
家族経営されておりましたが、当時の支配人が高齢となり、後継者がいなかったことから、平成19年にNPO法人プレイグラウンドが運営を引き継ぐこととなりました。
現在営業中の映画館としては埼玉県内では最古であり、昔ながらの町の映画館として昭和の雰囲気を残しつつも、いわゆるミニシアター系の作品を中心に上映しております。
監督、俳優、原作者舞台挨拶、作品内容に関連した有識者や映画評論家の講演会、アーティストによるミニライブなども積極的に行っております。
先日、最新作『そして父になる』がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した是枝裕和監督は、『歩いても 歩いても』以来、毎作当館でティーチインをしてくださっています。
『SRサイタマノラッパー』シリーズや、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」で話題の入江悠監督も、一作目のサイタマノラッパー以来、毎作舞台挨拶してくださり、出演者の方によるミニライブが開催されたことも。
イベントのほか、作品に応じて面白割引も積極的に行っており、『レ・ミゼラブル』で行った「ミュージカル割」(受付で歌いながらチケットを注文すると1,000円)は、ミュージカルファンの方々のご支持もいただき、テレビにも取りあげられるなど一部で話題となりました。
○今まで行った主な割引○
「フリースタイル割」受付でフリースタイルラップを披露すると割引
「大工割」墨つぼ持参で割引
「カンパーニュ割」タイアップしているパン屋さんで買ったホールのカンパーニュ提示で割引
「ネコとボク割」猫と自分が一緒に写っている写真提示で割引
など
上映作品は、邦洋、硬軟、新旧問わずさまざまなジャンルから選んでおります。 選定基準は明文化してはいませんが、「お客さまにぜひ観てほしい作品かどうか」、この点に尽きると思います。
映画はやはりスクリーンで観てこそ、その良さを最大限に味わうことができます。 また、どこで観るかというのも重要です。
最新の設備でそのダイナミックさを十二分に感じたほうが楽しめる作品もあれば、どこか懐かしさのある映画館で観たほうが味わい深くなる作品もあります。
少し待てば安くDVDをレンタルすることの出来る時代に、わざわざ映画館に足を運んで観るということは、特別な意味を持ちます。
あの映画館にあの映画を観に行こう、と決めるところから「映画を観る」という体験は始まっています。
予定を決め、映画館まで行く道のり、映画館の雰囲気、大切な人や、見知らぬ人々と一緒に同じ感動を共有する体験、帰りにふらっと寄った喫茶店の珈琲の味。
それらすべてが「あの映画を観た」という思い出の中に含まれます。
川越スカラ座は、お世辞にも設備の良い映画館であるとは言えません。
建物は古く、シートにはカップホルダーもなく、3D映画も観られませんし、レイトショーはやらず、週に一度の定休日さえあります。
そんな映画館でも、「ここで観てよかった」と帰りに声をかけてくださる方がいます。
「ここでやるなら観ようと思った」と、観るつもりのなかった作品を観てくださる方がいます。
責任の重さを感じながらも、お客様の声に励まされ、支えられながらここまで続けてこられました。
「ずっと残して欲しい」と言ってくださる方々も少なくないですが、それは私たちスタッフの思いでもあります。
川越スカラ座を、これからも映画館として残していきたい。
ここでしか得られない映画体験をしてほしい。
そんな気持ちで、みなさまのお越しをお待ちしております。
映画の上映素材がデジタル化されることには、以下のようなメリットがあります。
・どこの劇場でも一定の画質、音質で上映することができる(これについては疑問もあります)
・フィルムに比べ、輸送コストが大幅に削減できる
・データが暗号化されているため、海賊版作成の防止になる
しかし、DCP対応のデジタル映写機導入で劇場側が得られるメリットはほとんどありません。
上映作品がデジタルであろうがフィルムであろうが、大半のお客さまにとってはどうでもいいことで、デジタル映写機が導入されたからと言って動員数が増えるということは全く期待できないことです。
劇場側にとっては、売上増も見込めないうえに、大変な経済的負担を強いられることになります。
その問題を解消するために生まれたのが、VPF(バーチャル・プリント・フィー)と呼ばれる仕組みです。
これは、劇場だけが経済的負担をするのではなく、デジタル化によって恩恵を受ける配給会社も相応の負担をしまよう、というスキームです。
VPFサービスを提供する会社をVPFサービサーと呼びます。
劇場はVPFサービスを受ければ、高額なデジタル映写機を自分で買う必要がなくなります。
サービサーが機材を一括購入し、契約した劇場に映写機を提供します。劇場は毎月一定額をサービサーに支払い、配給会社も、1作品、1スクリーンごとにサービサーに料金を支払います。
これは劇場にとっては大変良いことのように思えますが、配給会社もサービサーに料金を支払わなければならないというところがネックです。
なぜなら、配給会社がサービサーに払う料金よりも売上が見込めない劇場には、配給する意味がないからです。
劇場がVPFサービスを受けている場合、配給会社はサービサーにいやおうなしに料金を支払わなければなりませんが、売上の小さな劇場に配給しても、ただ単に赤字を作るだけのことになってしまいます。
すると、おのずと小さな劇場へは作品を配給しなくなります。
小さな劇場にとっては、VPFサービサーと契約し毎月お金を払っているのに、上映できる作品がない、ということが起こり得ます。
VPFは全国一斉ロードショーを行うような作品を扱う配給会社、そういった作品を中心に上映するシネコンで機能する仕組みです。
少ない上映素材を全国順次回していくような小規模の作品、そういった作品がかかる単館系の劇場ではVPFサービスを受けるメリットはありません。
もし、VPFの恩恵を受けられる劇場、作品だけが残ったとしたら、全国どこへ行っても同じ作品しか観られず、小さくても地味でも良質な作品はどこに行っても観られないということになります。
そこで、単館系の劇場ではVPFサービサーと契約することなく、自己資金でデジタル映写機を導入しようということになります。
配給会社は、作品を上映してもらう劇場がVPFサービサーと契約していなければ、VPFにかかる料金を払う必要がありません。
劇場は、サービサーに払う料金より売上額が見込めない、あるいは割高になることを理由に配給会社に上映を断られることはなくなります。
結局、問題は振り出しに戻ります。
高額なデジタル映写機を買う費用をどう捻出するか。
都心の劇場であっても、デジタル化に対応することは無理と判断して閉館するところは多々あります。
募金や助成金等で、なんとか資金を集めようとする劇場、それでデジタル映写機を購入できた劇場も多々あります。
デジタルにはフィルムにはないデメリットもあります。
・保存性がフィルムに比べて良くない(フィルムなら100年は持つ)
・デジタル機器の不具合が起こった場合、映写技師にできることがほとんどない
(業者を呼ばないと復旧できず、その日は上映不可能になることも)
・デジタル機器自体の耐用年数がフィルム映写機より短い
しかしながら、アナログからデジタルへの移行は映画業界に限らず、日常生活においても以前から続いている時代の流れであり、もはや止めることは不可能です。 上記のようなデメリットも、これから技術革新が進めば解消されるものも出てくるでしょう。
最近では、上映したい作品があってもDCPでしか用意されていないので借りられない、ということが大変多くなってきました。
お客さまからのリクエストにお応えすることも難しくなり、歯がゆい思いをすることもあります。
今後も多様な上映ラインナップを維持していくためにも、デジタル映写機の導入は不可欠です。
川越スカラ座では、デジタル映写機導入後もフィルム映写機を残し、新しい作品も、フィルムでしか残っていない古い作品も上映できるようにしていくつもりです。
1000 円
3500 円
5000 円
7000 円
10000 円
50000 円
100000 円
500000 円