「共に生きるを世界へ」 順田ひろみセカンドアルバム制作プロジェクト
vol. 9 2016-01-30 0
皆様こんにちは 順田ひろみです。
2、3年前歌を歌い始めた頃、
すぐ上の兄に私が言いました。
「うちのスタッフは、
アスリートばかりなんだよ。
だから、みんな足が早いの」。
そうすると、兄はすかさず、
「それは、良かった。
それくらいじゃなきゃ、
お前の人生に追いついていけない!」
と返しました。(笑)
兄から見ると、私の人生の展開が
ものすごく早く感じられるようです。
だいたい、産まれた時から
「口から先に産まれてきた!」と
言われるほど、おしゃべりが早く、
身体能力の獲得もすこぶる早かった。
親元を離れ、島を出たのが13歳。
巣立ちも早く訪れました。
結婚して三人の子の母になり
家庭人になったかと思ったら、
11年後に離婚をし、
一人で子どもを養い育て始め、
そして、歌を歌い始めた私。
ざっとそれだけでも、
兄にしてみたら、
「僕には、君の人生はできない…」(笑)訳です。
他の人の何倍ものスピードで
何世分もの人生を
生きているように見えると、
言われることが幾度もあるので、
そんな風に思うのは、
兄だけでは無いようです。
様々な経験は、
変化をもたらします。
《変化する人》というのが、
彼らからの私の印象なのだと思います。
私自身は、変化しよう!と
何か自分から起こしているつもりは無く、
いつの頃からか、自ら起こる変化に
抵抗するのをやめただけ。
向こうからやって来るものを
受け入れるようになっただけ、
というのが正直なところです。
そして、この《変化》に、
変化が起きていて(笑)、
一昨年から、外の変化というより、
内的変化が、加速的に
起きているように感じられます。
自分自身のこれまでの
大きな思い込みに
気づくといったことが、
遅ればせながら起こっていて、
この年になって、目から鱗。
…他の人から観ると
小さなことかもしれませんが、
私にとっては大きな発見の連続であります。
そんな変化の中での、
セカンドアルバム制作のせいか?
作品の完成になかなかOKが出せず、
作っては壊す…作っては壊す…
が繰り返されています。
このように書くと
ネガティブな伝わり方に
なってしまうかもしれませんが、
私にとっては、決して
悪いことではありません。
納得のいくものを作りたい訳で、
その為の葛藤は、
素晴らしい体験でもあるわけです。
いい、悪いなんてない。
起こることすべてが
ギフトであることを思います。
「芸術は、愛を表現することである!」
私は、私における、この変化を愉しみ、
《愛》を表現して参ります。
2月、「ムドゥティク」の
レコーディング等々他の曲も
随時進めていきます。
7月18日のライブまでに、
完成させるべく、作り上げて参ります。
皆様、長らくお待たせして
本当に申し訳ありません。
どうぞ楽しみに
お待ちいただきますよう
お願い申し上げます。
順田ひろみ