vol.28 歩く本棚 堤聡さんから応援メッセージを頂きました!
vol. 28 2023-07-11 0
歩く本棚。一度、出会ってしまうと忘れられない本の体験?出会いは荷台に小屋を載せたシェアトラックを使った小さなマルシェでした。堤さんは、本を介して様々なコミュニケーションの機会をつくる方。各地のブックマルシェに出店したり、無人駅を舞台に本を展開したり、自分の家を図書館として住み開きを行ってみたり、そして遂には本棚を背負って歩き出す。徳島にも縁があり、これから城南書店街として一緒にどんな場面を作り出せるかワクワクしております!そんな堤さんから応援メッセージをいただきました!!!
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無人駅を巡る本屋/歩く本棚 主宰 堤 聡さん
堤さんコーヒーでも飲んでいきますか。彼と打ち合わせをすると、そうやっていつも最後にコーヒーを淹れてくれる。私だけの、一杯を淹れてくれる。
さっきまでしていたワクワクする未来の話も、噛み合わなかった今朝の議論も、ドリッパーの中でふつふつと 現れては消える泡を見つめている間に、なんだかまるーく収まっていくのです。
コポコポコポコポと可愛らしい音だけを残して。すべての今日が、ゆっくりゆっくり染み込んでいくのです。
「焚き火を囲むような時間だなと思う。」フジタさんの淹れてくれたコーヒーの、その湯気のゆらぎを眺めているたび 私はそんなことを思うのでした。
丸亀のまちで本とコーヒーの時間が流れはじめること、隣の徳島から心待ちにしています。
堤聡(つつみさとる)。1990年生まれ。東京都在住。東京農業大学卒業。本棚を背負って街を歩く「歩く本棚」という活動を続けている。テーマは公共性についての社会実験。アート作品を背負う「歩く写真展」として写真を背負う日も。他に、賃貸アパートを図書館に改造する「人んち図書館」、徳島の無人駅で開く本屋イベント「無人駅本店」としても活動。
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