ご参加の皆様へ:持ち物、準備、ポイントなどのお知らせ
vol. 7 2025-06-20 0
いよいよ6月27日より、ツアープランA(2泊3日)がスタートいたします。ご参加にあたり、下記の点についてご準備・ご確認をお願いいたします。
1.持ち物について
登山にふさわしい服装や必須装備、あると便利なものを以下にご案内いたします。安全で快適な登山のため、ぜひご参考になさってください。
(1)服装について
・夏でも長袖シャツがおすすめです。 転倒による擦り傷や植物による切り傷、虫刺され、また日焼けの防止にもなります。
・速乾性の素材を選びましょう。 汗や雨で濡れてもすぐに乾き、快適さを保てます。
・ズボンは動きやすく、足にまとわりつかないものを。 足上げ時にストレスの少ない登山用パンツが最適です。
・靴は、できれば登山専用のものを。 足元の安全性と歩行時の安定感が格段に向上します。
(2)必須の装備
・レインウェア(上下セパレート式):晴れていても急に天候が変わるのが山です。防寒具としても役立つため、丈夫で信頼できるものをご用意ください。
・ヘッドランプ(予備電池も):山中では日が暮れると完全な暗闇になります。行動が一切できなくなるため、必携です。
(3)あると便利なもの
・帽子・手袋:日差しや手の保護に役立ちます。
・汗ふきタオル:日本手ぬぐいは乾きが早く、かさばらず便利です。旅のお土産として購入したものを使うのもおすすめです。
・登山地図:ツアー登山でも地図があると楽しさが増します。出発前にルートや立ち寄り地点、下山場所を確認しておくことで、現在地を把握しやすくなり、安心感が高まります。(ツアーではガイドが付きますのでご用意は各自のご判断で問題ございません)
2.登山前日・当日の準備と注意点
・前日は十分な睡眠を取り、アルコールは控えめにしてください。
・当日の朝食はしっかりと。空腹での登山は体調を崩しやすく危険です。
・集合には時間に余裕をもってお越しください。
・体調不良の場合は、無理をせず早めにスタッフにご相談ください。
3.登山の面白さ・魅力
(1) 登頂の達成感
東北の雄大な自然に抱かれ、岩手山を仰ぎ見ながら登る喜びと、山頂に立ったときの達成感は格別です。
(2) 非日常の体験
山の空気、光、音、すべてが日常を離れた新鮮な世界を味わってください。
(3) 文学と自然の融合
文学作品の舞台を実際に歩くことで、物語への理解と感動が一層深まります。
4.心得とマナー
(1) 登山道を外れずに歩きましょう(自然保護と安全のため)。
(2) 他の登山者とすれ違う際は「こんにちは」とあいさつを交わしましょう。
(3) 休憩時には水分だけでなく行動食もとり、エネルギーをこまめに補給しましょう。
(4) 自分のペースで無理せず歩きましょう。
(5) 天候の悪化や危険箇所では、現地スタッフの指示に必ず従ってください。
5.登山を楽しむためのポイント
(1) 五感を使って自然を楽しむ
風の音、足音、鳥のさえずりなど、自然の音にも耳を傾けてみましょう。
(2) 同行者との交流
共に山を歩く仲間とのふれあいも、ツアーの大きな魅力です。
(3) 記録する楽しさ
写真を撮ったり、行動の記録をマイページにアップしたりするのも旅の思い出になります。
(4) 行動食を楽しむ
登山中のエネルギー補給には、チョコレート、ビスケット、和菓子(どら焼きなど)も最適です。普段は口にしないようなお菓子を試すのも楽しみのひとつ。季節や体調に合ったお気に入りを探してみましょう。
(5) 新しい装備を試す
汗拭き用のタオルひとつでも、ハンカチ、マイクロファイバー、日本手ぬぐいなど種類があります。自分に合ったものを見つけるのも楽しみです。
(6) 山座同定を楽しむ
見晴らしの良い場所では、見えている山の名前(山座)を調べてみましょう。1/50,000の地図などを使って確認すると、新たな発見があり、また次に登ってみたい山が見つかるかもしれません。
それでは、岩手の自然と文学が織りなす旅を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。当日、皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。
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