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岩手山を望む、東北の文学登山ツアーの開催をクラウドファンディングで実現!

味わう登山。山と自然と文学と。
「岩手山を望む、東北の文学登山ツアー」

今、登山が人気です。山は日本の故郷。暮らし、感性、好奇心の元。実は日本の登山文化を切り開いたのは文学者とご存知ですか?登山と文学を一緒に味わい、いつもとは少し違った風景を。人数限定、ちょっと特別で、贅沢な登山ツアーへ

コレクター
4
現在までに集まった金額
14,000
残り日数
90
目標金額 400,000 円
このプロジェクトでは、目標達成に関わらず、
2025年6月30日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

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目標金額 400,000 円
このプロジェクトでは、目標達成に関わらず、
2025年6月30日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

Presenter
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プロジェクトをブログやサイトで紹介

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公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)は、日本を代表する山岳・スポーツクライミング団体です。 正しい登山及び山岳スポーツを指導・普及して、その健全な発展を図るとともに、登山を通して体育の振興、登山界の交流に寄与しています。

このプロジェクトについて

今、登山が人気です。山は日本の故郷。暮らし、感性、好奇心の元。実は日本の登山文化を切り開いたのは文学者とご存知ですか?登山と文学を一緒に味わい、いつもとは少し違った風景を。人数限定、ちょっと特別で、贅沢な登山ツアーへ

プロジェクトのゴール

はじめに。

本プロジェクトは、登山のたのしみが広がるきっかけを提供できたら、という願いからスタートしました。

ささやかな願いですが、目標は大きいです。これを契機に、新しい登山の体験をする人が生まれて、同様のプロジェクトが日本全国に広がって、各地域と登山者が新しく出会う機会が生まれたらーー。

ですので、スタートの目標金額は小さいですが、できる限りストレッチしたゴールを目指します。

そしてこの取り組みの結果として、地域の自然がいろんな方向からたのしみ尽くされるようになり、その対価が収益として、自然を守ったり、手を入れたりするための資金に当てられるようになる。それがまた、登山者のよりよい体験につながる。そういった1つの健全な循環に貢献できたらと願っています。

これが、このプロジェクトのゴールです。

どういうことか、少し長いですが、お付き合いいただけますととてもうれしいです。

ご挨拶

こんにちは。JMSCA(「ジムスカ」と呼んでください)です。

JMSCAってなに?という方も多いですよね。簡単に自己紹介させてください。

JMSCAは、正式には「公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会」といいます。「Japan Mountaineering and Sport Climbing Association」の頭文字です。

設立は1960年。明治に国内で最初の山岳会(1905年)が生まれてから、日本の近代登山が立ち上がっていく中、国内に登山という文化をしっかりと広めていくために、当時個別に存在していた山岳団体が集まる形で立ち上がりました。当時からいまも、外部と山岳界の窓口をしていると捉えていただけたら幸いです。

実際に、山岳やスポーツクライミングの日本を代表する団体として、国や世界のさまざまな機関との窓口を担当して、山岳に関わる文化や競技を盛り上げていくために日々活動しています。

直近ですと皆さんが目にされたのは、五輪種目でもあるスポーツクライミングでしょうか。実は他にも、次の冬季五輪で新しく採用される「SKIMO(スキーモ)」という山岳スキー競技もあります(ミラノ五輪をおたのしみに!)。

これら競技の普及・強化と、設立当初からの山にまつわる活動を行っています。山に関しては、普及、自然保護、技術の伝承、遭難対策、登山道整備、などです。全国の山岳会、そして山や競技を愛するボランティアの方々がこれらを実際的に支え、日々活動しています。

<公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会>

<山岳:登山道の整備活動の様子>
全国の山岳組織のボランティアが自主的に活動しています。


<スポーツクライミング(SC):リード・ジャパンカップ2024>
すべての大会運営に多くのボランティアスタッフが参加しています。これもクライミングを愛すればこそ。


<SKIMO(スキーモ):競技中の様子>
日本ではまだ立ち上がったばかりの新競技。スキーと登山を融合した欧州発祥の山岳競技で、ヨーロッパアルプス地域では人気の競技です。日本にとっては五輪出場自体も狭き門。みなさんの関心が力になります。

プロジェクトのきっかけ

私たちJMSCAに関わるみんなが、山や自然が大好きです。

これを見てくださってる皆さんも同じだと思います。

JMSCAや山岳会という組織になると、顔が見えなくなって何だかよそよそしい人に見えてしまうかもしれませんが、一人ひとりはただの山好きです(岩、雪好きというのもいます)。

今回は、2021年に出版された『岩手山の花と木』(一般社団法人岩手県山岳・スポーツクライミング協会[以下、IMSCA]出版)という本が、そんなJMSCAメンバーの一部で話題にのぼり、盛り上がったことから企画が立ち上がりました。

<IMSCA『岩手山の花と木』>
日本百名山にも選ばれている山容のすばらしい岩手山。その植生を、色や大きさ、登山コース別などでわかりやすく紹介。登山のお供に最適。

なにで盛り上がったのか

「JMSCAだから提案できることなのではないか――。」

ここで少しだけ歴史を共有させてください。

JMSCAのルーツ。それは日本で、登山を目的とした登山が生まれたころに戻ります。

ときは明治、日本が近代化に向かう時代。外国から次々に持ち込まれる新しい技術、世界の見方。同調するように、国内に新しい文化が勃興してきます。

新しいものを生み出すのはいつだって若者。そして山に表現を求め、魅了されていったのが文学者たちでした。

彼らは行動と発信をしはじめ、世の中を動かしていきました。登山文化のはじまりです。

そうして間もなく、西欧で生まれていたアルパインクラブに倣い、日本でも山岳会が発足したのです。その延長にいるのが私たちJMSCAなんですね。

それまでの日本では、山は基本的に生活や宗教のためのもの。純粋に登山をたのしむことが昔は当たり前ではありません。この意識が大きく変わったのです。

明治に入り、新しい時代への期待と不安を代弁したかのような文学者たちは、果敢に未知の山に向かい、挑戦と内省を繰り返しながら、そこで得られた感覚を言葉にしていきました。

そこでは、山への憧れや旅情、友情が語られ、山での自然観察、科学的な好奇心も芽吹いていきました。

今の登山文化は、文学者たちが端緒を開いたといっても過言ではないと思います。

『岩手山の花と木』は、登山のハウツーや技術的なものではありませんが、そういった、山へ行きたいと思わせてくれる内容が詰まっている。これは、いまの登山のルーツそのものです。

今回の企画は、そんな登山のたのしみを、登山ツアーとして詰め込んで、改めて味わってみようという試みです。

贅沢な時間を過ごす

国内の登山者はここ数年ずっと減っています。人口減もありますが、大きくはコロナの影響です。

しかしここにきて、山の人気は増加トレンド。その数もコロナ禍前に戻りつつあり、若者世代もよくみられるようになりました。

これは1つに、SNSという新しい文化によるところが大きいと感じます。

SNSはいまや、どの世代でも生活に欠かせないものになっています。SNSで知ること、つながることは多く、大変便利ですよね。しかしSNSにも苦手なことがあると思います。

それは、体系的に物事を伝えることや、じっくりと深く伝えることです。

逆にそれらに長けたものが本。紙に限りませんが、書籍としてまとめられたものはそうだと思います。

今回のきっかけとなった『岩手山の花と木』は、岩手の、特に高山の植物についてまとめられています。

意外に、よく山に入っている人が花や木の名前を知らないことがあります。みなさんはいかがですか?

ほとんど世の中で行われている登山は、ガイド付きでもなければ、先輩に教わるような形も少なくなっています。

知らないものは目に入ってきません。でも知っていれば自然と目に入ってきます。名前を知っているだけでもそうです。さらには、名前の由来を知れば、その小さな物語とともに見ることもできる。生態などもそう。

そういったいろんなことを知れば知るほど、おそらく登山はいまよりももっと充実し、好奇心を刺激されるものになります(時間が足りなくなってしまうかも?)。

<チングルマ>
高山の妖精と言われるとってもかわいらしい花です。花言葉は「可憐」。
稚児(ちご)=赤ちゃんにちなんだ名前のようです

さらに岩手は、独特の風土をもち、その影響を受けた文学者を多く排出してきた土地です。

例えば、宮沢賢治、石川啄木。国民的作家であり、いまでも人気作家の彼らは、学校教育の中でも必ず名前が出ます。しかし、彼らのことをよくわかっている、と言い切るのは、中々難しいですよね。

岩手で暮らした彼らの作品には、当然のように岩手の山が出てきます。ときに精神的なものとして、ときに科学的な観察の対象として。

彼らが、岩手の山を実際に見て感じられたものがどんなものだったのか。

例えばそういったことに思いを馳せてみて、そして実際に登山をしてみる。そのとき行動中に見える風景はどう感じられるのか。

彼らが描き出したものについて、実際に岩手の地に住む研究者、専門家から聞いてみる。これまで知らなかったことを知り、気づくことで、自分の中に何が立ち上ってくるのかを、見つめてみる。

登山をしながら、自分の感覚をもっと知ることができたり、昔の人と感覚的につながってみたり。

今回みなさんとご一緒したいのは、こんなことを試してみようという、ちょっと特別で、贅沢な登山ツアーです。

岩手山への応援も込めて

このプロジェクトは、実は昨年の2024年のはじめごろから立ち上がりました。当初はきっかけになった岩手山そのものを、登山ツアーの中心として検討を開始しました。

ところが昨年10月、岩手山の火山活動がやや活発化し、入山規制がかかってしまいました。活火山である岩手山。近年では1998年に入山規制がかかり、解除に6年かかっています。

日本は世界有数の火山大国。火山は災害を起こしますが、同時にめぐみでもあります。日本全国、みんな大好きな温泉があるのもこのおかげですよね。

私たちは古くからこの自然と付き合ってきたわけですが、しかし今回のようなことが起これば、その評判によって人の往来は減ります。前回の入山規制の6年間、風評による影響もあり、必要以上に観光産業が厳しい状況に陥ってしまった過去がありました。

岩手山は日本百名山にも選ばれる名山。登りたい山です。ですが、岩手にはそれ以外にも多くのすばらしい山、風景、文化があります。

私たちは今回の状況は、登山文化にとってよい機会になると直感しました。

岩手山そのものには入れなくとも、眺めるのは自由。直に触れられないからこその楽しみ方があるはず。むしろ、登頂以外の目的を見つける機会になるのではないか。目的を広げて、旅としてのたのしみをより深く味わってもらえる機会に転換できるのではないか。

その先には、「いつか岩手山」という将来のたのしみも、新しく生まれるように思います。


<岩手山:姫神山の一本杉登山口から>

ツアーの具体プラン

ツアーは2025年の本年度に実施します。時期をずらしながら全3回、各回でそれぞれ2泊3日、1泊2日の2つのプランを用意します。各時期で、様々な高山植物が見頃を迎えます。

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登る山について

登山対象の山は2つ。雫石の秋田駒ヶ岳と、盛岡の姫神山です。

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|秋田駒ヶ岳

秋田駒ヶ岳は、花の名山として人気が高く、高山植物の宝庫。初夏から夏にかけて様々な花が咲き、山頂一帯は雲上の花園(国天然記念物)に。岩手山は山頂から望めます。


<秋田駒ヶ岳>

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|姫神山

姫神山は、「岩手山と姫神山の夫婦別れ」という民話が残る、岩手山とも縁が深い山です(民話自体は現代からするとエキセントリックな内容なので割愛します(笑)。気になる方は調べてみてくださいね。)。啄木にも読まれた山で、端正な三角形の山容で地元からも愛される山です。


<姫神山>

岩手山を遠くに見ながら、これら各山の豊かな自然の中を歩きます。

(※2泊3日の場合は2つとも登ります。1泊2日の場合はスタート日によってどちらか1つです。)

登山には、地元のIMSCAから、「山岳コーチ」「夏山リーダー」といった、山の専門資格をもったプロが同行し、ガイドします(ちなみに、JMSCAは国際山岳連盟(UIAA)とも連携しており、JMSCAの認定資格は国外にも通用する内容です。)。ご参加される方々に合わせてしっかりフォローしますので、登山未経験の方もご安心して参加されてください。講習ではないですが、登山に関する基礎的なことも、お伝えできることはお伝えしながらご一緒させていただきます。

ガイドは主に、登山普及部のメンバーが担当する予定です。普及部は、山をやるみなさんにはおなじみの山小屋の運営を担当していたり、自然保護活動をする部門ですので、山行の最中、普通に登るだけでは気が付かないようなことも色々とお伝えできると思います。こういうところも、是非たのしみにご参加いただけると幸いです。

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文学について

登山の前夜、地元の幸を美味しく味わったあとに待っているのが講演会です。講演のテーマは、岩手が誇る国民的作家、「宮沢賢治」「石川啄木」について。

初日に賢治、二日目は啄木をテーマに、専門家からお話いただきます。

講演者には、近代文学研究家「森義真(もりよしまさ)」さんを予定しています。

森さんはこれまで、石川啄木記念館館長、宮沢賢治学会イ―ハトーブセンター理事をご歴任。今回の両テーマに精通された専門家です。山にもお詳しく、今回のツアーにぴったり。どんなお話が聞けるのか。彼らの山とのかかわり、作品の中で表現していたこと。翌日登る山と縁のある組み合わせでの内容を予定しています。お話を聞いたあとに登る山はどう感じるようになるのか、たのしみですね。

|講演者プロフィール

森義真(もりよしまさ)

昭和28年盛岡市生まれ。盛岡一高、一橋大学社会学部卒業後ミノルタカメラ、岩手県産株式会社に勤務。近代文学研究家。前石川啄木記念館館長、国際啄木学会理事、宮沢賢治学会イ―ハトーブセンター元理事。

著書:「盛岡中学校時代の石川啄木」、「啄木の親友小林茂雄」(平成 24 年度県芸術選奨受賞)、「啄木ふるさと人との交わり」等

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宿・温泉について

岩手は温泉の宝庫。全国でもレアなお湯もあります。この機会に、東北が誇るお湯を味わいに来てください。宿もそれぞれ趣があり、参加されたみなさんの旅の思い出の1ページに残ること間違いなし。登山の前後の温泉、食事に癒やされましょう。

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|国見温泉 森山荘


<国見温泉 森山荘>

雄大なロケーションが自慢。お食事は素朴な山菜料理や清流育ちのイワナ料理が自慢の、ひなびた雰囲気がなつかしい、昔ながらの湯治宿。こんな風情あるお宿、たまらないです。

<国見温泉 森山荘:お風呂>

こちらの温泉はは全国でも珍しいエメラルドグリーンのお湯。総ヒバ造りの眺めの良い内湯と、四季の山並みと渓谷を見渡せる展望露天風呂あり。

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|ユートランド姫神


<ユートランド姫神>

豊かな自然、産直野菜、温泉とともに、多用途で利用できる施設を完備する、盛岡の総合交流ターミナル。ファミリー利用にも最適のこの安心感。ゆっくりできます。


<ユートランド姫神:お風呂>

こちらの温泉、晴れた日には岩手山と姫神山の眺望。四季折々、表情をかえる自然豊かな景色が楽しめる、美肌の湯です。

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全3回の各ツアー日程と、主な見頃の植物について

ツアーは、6月・7月・9月の全3回です。

それぞれの季節で見頃の高山植物も変わってきます。

やはりお目当てはかわいらしい花々でしょうか。あたり一面に広がる姿は目を奪われます。石がゴロゴロするような場所でも健気に咲いている様には、ほっこりした気持ちになります。

しかし秋の紅葉も捨てがたい。

迷われますよね。是非何回でもご参加ください(笑)

自然が時期ごとに趣向を変えて、あなたをお待ちしています。

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(1)6月のツアー

・日程: 2025/6/27 (金)-6/29 (日)
・見頃の植物: 高山の妖精「チングルマ」


<チングルマ>

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(2)7月のツアー

・日程: 2025/7/25 (金)-7/27 (日)
・見頃の植物: 高山の女王「コマクサ」


<コマクサ>
秋田駒の名前にも使われる「駒」。馬のことですね。なんでこんなかわいらしい花が馬なんでしょう?それは、、、
知りたい方は是非、『岩手山の花と木』をお手元に。

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(3)9月のツアー

・日程: 2025/9/26 (金)-9/28 (日)
・見頃の植物: 紅葉


<紅葉する姫神山>

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ツアー内容について

(1)〜(3)の全ツアーとも内容は同一です。

|プラン種類

2泊3日のプランAと、1泊2日のプランBの2種類があります。プランBはスタートの曜日によってB-1とB-2に別れます(以下、曜日参照)。

|曜日

プランAは金曜日から日曜日で実施します。/プランBは、スタートの曜日を金曜日と土曜日から選べます。金曜日スタートはプランB-1、土曜日スタートはプランB-2です。

|募集人数

1パーティは7名を想定し、プランAは2パーティ、プランBは3パーティが、各ツアーの最大受入人数です。

以下、大まかな旅程です。詳細は [ コチラ ] をご参照ください。

|旅程

<1日目>

・[プランA、プランB-1ツアー開始]
 (※以下、プランA、プランB-2共通)
・14:00|盛岡駅に現地集合/バス乗車
・16:00|国見温泉森山荘到着、温泉入浴・18:00|夕食後、宮沢賢治について講演会、懇親会

<2日目>

・6:30|朝食
・7:30|秋田駒ヶ岳登山
・15:00|下山後、プランB-1は温泉後、バスで雫石駅へ送迎&解散 [プランB-1ツアー終了]/プランAはユートランド姫神へ/ [プランB-2ツアー開始] 盛岡駅に現地集合/バス乗車
 (※以下、プランA、プランB-2共通)
・16:00|ユートランド姫神到着、温泉入浴
・18:00|夕食後、石川啄木について講演会、懇親会

<3日目>

・7:00|朝食
・8:30|姫神山登山
・12:30|下山後、ユートランド姫神へ戻り温泉入浴、昼食後、解散 [プランA、プランB-2ツアー終了]
※施設から盛岡駅へは、無料の施設定期バスがあります。

すべてのツアーの旅行企画・実施は、一般社団法人しずくいし観光協会 旅行部(岩手県知事登録旅行業第2-210号)です。

資金の使いみちと今後

今回のツアーによる収益は、クラウドファンディングと決済手数料、ツアー造成費の手数料のほか、ツアーの実費である宿泊や移動、食事、講演会の語り手の方への謝礼、ガイドへの謝礼、保険などの費用に使用されます。その他、手ぬぐいや本など、仕入れに使用します。

これら経費や仕入れを差し引いたあとの収益は、今回のクラウドファンディングの一番の目的でもある、JMSCAとIMSCA登山部の、安全登山、遭難対策、自然保護の継続的な活動費用に当てさせていただきます。

特に近年の課題である遭難は、その対策として事故を未然に防ぐ登山道整備がかかせません。

しかしこれらは現在ほぼ各地域、各ボランティアによって賄われています。不足する予算を様々な経路で確保していくことで、結果、人が歩きやすい山となり利用され、それがまた整備活動への源にもなります。

特にツアー参加者の方には、現在JMSCAと全国の日山協の活動資金の土台となっている共済会への参加を含む形(1年分)でのご支援も含ませていただいています。これを機会に継続的なご支援もご検討いただきたいという想いです。ご理解ご協力いただけますと幸いです。

今後については今回のツアーと同様の取り組みを全国に広げたいと考えています。

各地域の魅力は、各地域で暮らす遊びの玄人たちこそよく知っています。

JMSCAは、全国を網羅的に広がる山岳会によって構成されています。その力を活かし、地域の魅力を発信し、地域を盛り上げていけたらと願っています。


<三石山・郷台林道間の倒木および落石除去作業中の様子/一般社団法人千葉県山岳・スポーツクライミング協会(以下、CMSCA)提供>


<杉の倒木伐採後の集合写真/CMSCA提供>

想定されるリスクとチャレンジ

本プロジェクトのその成否に関わらず、ご支援いただいたリターンは問題なく実行されます。また、JMSCAとIMSCA登山部の、安全登山、遭難対策、自然保護の活動は、例年通り行われていきます。今回ご支援いただいたことによる利益は、出た分だけ、それら定常的な活動で不足する資金に当てさせていただきます。

今回のプロジェクトは、長い目で見たときの、今後の登山をとりまく環境を改善すると信じ実施しています。私たちの活動は、どうしても公的な側面もあることから、外部への発信をするに当たって、そのたのしみよりも、報告的で業務的になってしまう面があります。しかしながら今回のように、私たちのおもしろいと思っていることを皆さんにも積極的に発信していく。こういうことが、特に今の時代においては、それ以上に重要なのではないかと思います。

一緒にたのしめる仲間を増やしながら、それが継続的に健康に運営していける仕組みづくりを、一歩ずつですが、しっかりと歩を進めて行きたいと考えています。ご関心ください。

リターンについて

今回企画したちょっと特別で贅沢なツアー。

その他にも、岩手山の状況を応援する目的も込めて、岩手山にちなんだアイテムもご用意しました。

山を守り育てていくための活動への応援も込めた金額となっています。

この機会に是非こちらでお求めください。

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<岩手山からの便り ¥500>

岩手山の素敵な写真とともにお礼のメールをお送りさせていただきます。
入山規制で大変な岩手山の応援をお願いします。

■内容

  • 岩手山からのお便り ×1

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<岩手山の手ぬぐいセット ¥3,500>


<2024年度の手ぬぐい>

岩手山の山小屋で購入できる、登山証明も兼ねた岩手山だけで手に入る特別な手ぬぐいです。入山規制で動きのとれない岩手山の応援に是非ご入手ください。今回のリターンとしては2025年度として別途制作予定です(カラー違いなど想定)。

規制解除後、この手ぬぐいを持って是非岩手山へ登山にお越しください。登頂されたら、この手ぬぐいへ日付スタンプを押してもらい、登頂証明をお受けください。

■内容

  • 岩手山の手ぬぐい ×1
  • 岩手山からのお便り ×1

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<書籍『岩手山の花と木』セット ¥3,500>



<IMSCA『岩手山の花と木』>

今回のプロジェクトのきっかけとなった岩手山愛に溢れたこの書籍。こちらも岩手山の応援に是非ご入手ください。

本の内容は、岩手山の登山道の紹介からはじまり、多くのページが花についての紹介に割かれています。花自体は、他の山でも見られるものも多く掲載されています。他の山を登るときにも、この本の内容と照らすことで、共通性や違いなど、興味の幅を広げてくれることと思います。自然は永遠につづくようで、あっけなく無くなってしまったり変わってしまうということがあります。自分の目で見られるときに、今回に限らず、是非実際に見に行かれてください。

岩手山は規制解除後、この本を片手に是非訪れて、かわいい花々を愛でてください。

■内容

  • 書籍『岩手山の花と木』 ×1
  • 岩手山からのお便り ×1

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<岩手山アイテム全部入りセット ¥6,000>

岩手山にまつわる特別アイテムフルセットです。

■内容

  • 岩手山からのお便り ×1
  • 岩手山の手ぬぐい ×1
  • 書籍『岩手山の花と木』 ×1

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<岩手山のフォトコン参加権 ¥5,000>

岩手山にまつわるフォトコンテストの参加権です。
岩手山を含む写真であればテーマは問いません。
応募の受付期間は、本年度中(参加権購入後〜2025年12月31日付け応募まで有効)です。
応募方法は参加権ご購入の方に別途ご連絡いたします(写真データでの応募のみ)。
入賞者の発表は、年明け1月中の選定後、2月上旬を予定しています。
入賞者は5名。賞品は特産品のプレゼントと、当ページでの作品掲載。
皆さんの心象風景を振るってご応募ください。

■内容

  • 岩手山のフォトコン参加権 ×1名

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<ツアー:プランA(2泊3日) ¥120,000>

※詳細は上述の通り

■内容

  • ツアー:プランA(2泊3日) ×1名
  • 岩手山からのお便り ×1
  • 岩手山の手ぬぐい×1
  • 書籍『岩手山の花と木』×1
  • 日山協山岳共済会会員権(1年分)×1名

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ツアー:プランB(1泊2日) ¥80,000

※詳細は上述の通り(参加曜日によってB-1/B-2がございます)

■セットアイテム

  • ツアー:プランB(1泊2日) ×1名
  • 岩手山からのお便り×1
  • 岩手山の手ぬぐい×1
  • 書籍『岩手山の花と木』×1
  • 日山協山岳共済会会員権(1年分)×1名

リターンの注意事項

  1. ツアーの旅行企画・実施は、一般社団法人しずくいし観光協会 旅行部(岩手県知事登録旅行業第2-210号)です。
  2. 雨天決行、荒天中止です。
  3. 何らかの事情により中止となる場合、上記理由他、運営側の都合による中止や、その他の一般通念上やむを得ない中止以外の場合(例:ツアー参加者の都合による遅刻、体調不良、その他によるキャンセル)には返金されません。
  4. 各ツアーの日程へのご希望は原則3週間前までのお申し込みとさせていただきます。
  5. 講演者は変更の可能性があります。その場合は同等の専門性を有する方で調整いたします。
  6. ツアー日程の決定に関して、ご支援後にご希望の日程を伺い、予約状況を見ながら確定させていただきます(予約の確定はメールでのやり取りをもって行います)。ご希望の日程に添えない可能性もございますのでご了承ください。

最後に

この度は当プロジェクトページに訪れていただき、そして最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

山のすばらしさ、登山のすばらしさ。今回のプロジェクトが少しでもそれらを広げることに寄与すれば幸いです。そして、いまも火山活動の対応に尽くしていらっしゃるIMSCAのみなさんと、岩手の方々への応援に繋がればと願っています。

今回のツアーにご興味をもっていただけたらうれしく思います。多くのみなさんのご参加を、心よりお待ちしております。

公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会 プロジェクトメンバー一同

リターンを選ぶ

  • 500

    岩手山からの便り

    • お礼のメール ×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 3500

    岩手山の手ぬぐいセット

    • お礼のメール ×1
    • 岩手山の手ぬぐい ×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 4人が応援しています。
  • 3500

    書籍『岩手山の花と木』セット

    • お礼のメール ×1
    • 書籍『岩手山の花と木』 ×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 5000

    岩手山のフォトコン参加権

    • 岩手山のフォトコン参加権 ×1名
    • 2026年02月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 6000

    岩手山アイテム全部入りセット

    • お礼のメール ×1
    • 岩手山の手ぬぐい ×1
    • 書籍『岩手山の花と木』 ×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り63枚

    80000

    ツアー:プランB(1泊2日)※B-1 or B-2

    • ツアー:プランB(1泊2日) ×1名
    • お礼のメール ×1
    • 岩手山の手ぬぐい ×1
    • 書籍『岩手山の花と木』 ×1
    • 日山協山岳共済会会員権(1年分)×1名
    • 2025年08月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り42枚

    120000

    ツアー:プランA(2泊3日)

    • ツアー:プランA(2泊3日) ×1名
    • お礼のメール ×1
    • 岩手山の手ぬぐい ×1
    • 書籍『岩手山の花と木』 ×1
    • 日山協山岳共済会会員権(1年分)×1名
    • 2025年08月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。