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神保慶政監督特集上映をクラウドファンディングで実現!
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本企画はユニークな映画活動で国際的にも注目が集まる神保慶政監督の作品の特集企画上映の劇場公開に向けたプロジェクト活動費を募ります。上映前に地域の方々とつながり、映画と観客がより密接につながる機会と時間を生み出すべく、支えて頂きたいと思います。
ユニークな映画作りで国際的に注目を集める神保慶政監督の特集上映企画の活動費を募ります。
「生活に根ざした映画」を観る体験を、本企画を上映する映画館の地域の方々と交流・関与を持ちながら展開していくことに挑戦します
どのような経緯であれ、本ページをご覧いただきありがとうございます。
このプロジェクトが発足したのには様々なきっかけや出会いがありました。
ルーツを遡ると、2020年。長女の幼稚園の送り迎えの日々。二人目の子ども(長男)が生まれる前。妻は出産までずっとつわりで体調が優れなかったので、ほぼ毎日送り迎えをしていました。自ずと映画を観る時間はなくなっていきました。コロナ禍中でもありました。
ある日、幼稚園の保護者会や日々の送り迎えでの保護者たちの言動の「背後」「奥底」あるいは「輪郭」に、映画のようなものを感じました。当時は「道端に落ちた映画」「拾える映画」などと言っていました。2021年初頭、ベルリン映画祭が主宰するBerlinaleTalentsの選考チームが僕のこの考え方を評価してくれたことは、大きな自信となりました。
今では、人生に、町に、「上映なき映画」が流れているということを確信しています。つまり、映画というのはいわゆる「映画作品(観る映画)」だけではなく、「見えない映画」というのもあるのだということです。
それを追求していくとどこにたどり着くのかは、僕自身もまだわかりません。でも、その「わからない状態」というのはすごく面白いし楽しむべきものではないかと考えています。
今回、シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』ほかで今夏から全国のミニシアターで僕の全作品を公開するのとあわせて、「上映なき映画」に焦点をあてる(目に見えないのに!)というチャレンジも盛り込むためにクラウドファンディングを実施しようと考えました。
東京都出身、2016年より子育てきっかけで福岡市在住。
フィクション長編『僕はもうすぐ十一歳になる。』で監督キャリアをスタートさせ、日本映画監督協会2014年度新人監督賞にノミネート。短編『せんそうはしらない』など過去作は世界各地で上映され、韓国・釜山のスタッフ・キャストと制作した短編『憧れ』(2017年)からは国際共同制作を積極的に開始。
ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ・タレンツ」、東京フィルメックス・東京都主催「タレンツ・トーキョー」など、映画祭の人材部門に数多く選出。
活動はアジアフォーカス福岡国際映画祭プログラマー、福岡市総合図書館映像ホール・シネラ実行委員会ブログラム部会委員、英日字幕翻訳、書評・映画評執筆など文化芸術方面だけではなく、ガス会社・シェアオフィス等への企業参画など、映画を現象に応用・転化させることも「映画」と呼びつつ幅広く活動中。
影響を受けた映画3本
『女と男のいる舗道』(1963 ジャン=リュック・ゴダール)
『私が女になった日』(2000 マルズィエ・メシュキニ)
『エタニティ 永遠の花たちへ』(2016 トラン・アン・ユン)
本企画は、国際的にもユニークな映画作りで注目が集まる神保慶政監督作品の特集企画上映を行う活動費を募るプロジェクトです。そして応援いただいた活動費は映画のプロモーションだけではなく、まちづくりや社会課題解決に寄与する現象を起こすことに繋げられると考えています。
神保監督がよく話している「上映なき映画」と呼んでいる言葉があります。映画は上映があってのものだろうと一般的には思うかと思いますが、私なりに言いかえると「生活の中の映画」となります。神保監督がこれまで制作してきた長編・短編映画は、ご本人はそこまで意識していないようですが、「生き方」「子育て」「物の捉え方」といったテーマが全作品に通底しています。言うまでもなく、それらは全て現代社会の生活にとって大事な要素です。
そして監督から「上映館の地域のコミュニティと交流を持ち、その記録を映像で残していき地域と映画の交流を促す」と最初聞いたとき、「わかる。けれどもそれって、どういうふうにするんだろうか?」と思いました。しかし実際、2023年終わりごろからリスクや不確実性を背負いながらも、コツコツとそれを軽やかに実践していく様子を見ていく内に、「本当にできる」という確信に変わりました。
・「生活に根ざした映画」を観る
・作品を上映するだけでなく、映画館が根ざす地域のより深い理解に努める
この2つの軸をかけ合わせる。それを通じて映画館がそれぞれの地域コミュニティのハブとなるような取り組みを行いながら、有機的な上映のあり方を作っていきたいと考えています。また、以前から「映画が興行の一時的な期間だけ地域に赴いて去っていくこと」に課題に感じていました。
従来の映画興行の形にとらわれない鑑賞者と映画の結びつきをこのプロジェクトで生み出したいと思います。地域コミュニティの姿を切り取ることで、ただその地域を紹介するだけではなく、そこから社会の課題を見つめ直すきっかけになると確信しています。
影響を受けた映画3本
『めまい』(1958 アルフレッド・ヒッチコック)
『切腹』(1962 小林正樹)
『シャレード』(1963 スタンリー・ドーネン)
最初に回答をシンプルに書くと「誰もやったことがないことをやるから」です。
クラウドファンディングで支援して頂くお金というのは、いくらか「期待」や「願い」がこもっているべきだと、自分自身で他者のプロジェクトを支援をした経験から思います。
支援というのは一方向的なものではないと思うので、ぜひ皆さんなりの期待・願いをいつでもお気軽にお聞かせいただければと思います。僕が実践に繋げていきます。
これから僕たちが展開していく上映活動というのは、いわゆる「映画ファン」の方々だけではなく、映画館での映画鑑賞にふだんあまり縁がなかったり、足が遠のいている人を引き寄せることがきるかもしれない。ひょっとしたら、町や人生をより豊かにする繋がりの醸成に寄与したり、何かしらの現象を起こせたりするかもしれない。そんな思いでいます。
それではまず、「上映する映画」のご紹介をします。
⑦以外は各写真をクリックすると予告編がご覧いただけます。
上映の際は1作品ずつではなく、テーマごとに3カテゴリーに分けて上映する予定です。
①『僕はもうすぐ十一歳になる。』(2014/75分/フィクション)
10歳の昆虫少年の心のなかに、年末年始のひとときを通して死生観が芽生えていく・・・
②『せんそうはしらない』(2015/20分/フィクション)
ある夏の日、6歳の少女・咲菜は年上のムスリムの少年・アミンと共に小さな旅に出る
③『憧れ』(2017/20分/フィクション・ドキュメンタリー)
釜山に住む妊娠7ヶ月のライター・ミナは、「釜山に住む人々の最初の記憶」をテーマにした記事を締め切りに間に合わせるため奔走する
④『えんえんと、えんえんと』(2017/18分/フィクション・ドキュメンタリー)
「子どもと大人は何が違うのか?」
9歳の少女・素歩(もとほ)は自らが設定した夏休みの宿題のために、町をインタビューして回る
⑤『Workcation』(2020/11分/フィクション・ドキュメンタリー)
奄美大島・伝泊に1週間のワーケーションをしに来たメグミは、脱⽪するかのように主⼈公は考えを深化させていく
⑥『0ライン―赤道の上で』(2022/76分/フィクション)
言葉を無くした詩人と、子どもを流産で失った女性。交わるはずのない2人が赤道上で出会う
(神保監督はイランの共同監督と、互いにストーリーを知らせないまま共同制作を行いました)
⑦『冒険 -Let's Call It a Day-』(撮影中/約40分/ドキュメンタリー)
福岡市で暮らす2人の女性は、まだ互いに出会っていないが、同じ探求をしている。
現代女性にとって「幸福」とは何なのか? 自分らしさとは何なのか?
女性同士1対1で対話して考えを深めること。そしてそれを音声に録音することだ
※2024年末完成予定の作品を途中段階のまま、work-in-progress上映予定
もちろん上映作品自体(「観る映画」)自体も魅力なのですが、本企画の前例のない点は「生活の中の映画」のほうだと考えています。
説明するのが難しいのですが、「映画のような瞬間」を自分の日常や眼の前の光景に見出すこと、あるいは、「映画のような時間」を過ごすこととお考え頂ければと思います。
具体的には下記の②③です
①映画上映
②イベント上映(神保監督の企業参画・地域の事例紹介も含めたトークイベント等)
③コラボイベント(クラウドファンディングのリターンにあるコラボを含む)
全貌は神保監督も書いている通り、まだ準備・仕込み中です。
既にお伝えできることとしては、本クラウドファンディングのリターンにも含まれている「シモキタ園藝部」さんとのコラボレーションがあります。
そのほかにも様々な個人・団体の方々とのコラボレーションから、「生活の中の映画」を上映前・上映中・上映後を通じて体験して頂けるように企画を進めていきます。その様子は、コレクター限定アップデートで随時お伝えしていきます
・半野喜弘(音楽家 / 映画監督)
『映画から生活に、生活から映画に向き合う上映体験』『生活に根ざした映画』とはどんな試みなのだろうか? 神保監督も夢何生社もまだ明確にその答えを持っていないのだろうと思います。もちろん私も。
しかし、映画体感を解体することで、映画そのものがシステムや慣習から解放され、新たなる未知の輝きを人々と共有できる可能性はあると信じています。この試みは私の創作の根源と非常にリンクしている部分があり、とても共鳴します。
果たして、どのようにして生活の中に映画を染み込ませるのか? その朧げな幸せの光を見つける旅の始まりです。応援しています!
・松岡恭子(建築家)
日常とはどんな状態を呼ぶのだろう。コロナ禍を経てこの問いはますます複雑になりました。
私たちは家族、地域、国などに流れる時間の蓄積上に生きていて、誰もそれから無縁ではいられないはずだけど、ネットコミュニケーションや仮想空間で切り取られた時間だけを瞬間的に生きるということも可能になりました。誰でもない誰かになりきることも。
神保さんは私の活動の仲間であり記述者でもあります。NPO法人福岡建築ファウンデーションでは建築の文化的側面への関心を一般市民のなかに育む活動、そして社会実験One Kyushu ミュージアムでは九州各地の素晴らしい伝統工芸や産品と市民との接点を、福岡市の都心空間を利用して創り出す試みを行ってきましたが、神保さんの視点、神保さんの読み解きに委ねるかたちでそれらに関する映像をつくっていただきました。そこには劇的な演出や細工はなく、彼の映画作品と同様、日常という尊い営みの中に横たわる小さな光や命を掬い上げる作品群となっています。
今回の上映は、流れいく日常という時間の中に、非日常を描くことの多い映画という存在を埋め込んでいく試みだと理解しました。その挑戦に神保さんの映像はとても適しているし、だからこそこういうスタイルでの企画が生まれたのだろうと思います。映画はつくるプロセスに精神が宿るタイプの芸術ですが、ならば観るプロセスも映画の一部だと言えるはずです。切り取られたメッセージを強く発信するのではなく、私たちの日常を色鉛筆でゆっくりと淡く彩っていくように神保さんの映画の世界が広がっていけばと思います。
・佐々木美佳(映像作家、文筆家)
神保監督との出会いは、自作の映画レビューを書いてもらったのがきっかけでした。それからちょこちょこと神保さんとやり取りする機会があり、南アジアの映画を多数保存している福岡のフィルムアーカイヴや、AsianFilmJointの三好剛平さんや、インドに旅しにきた小倉ヒラクさんなど、思わぬ人たちとの出会いを繋いでくれました。
様々な境界線を軽々と超えて人と人を繋げるのに長けている神保さんなら、今回のプロジェクトをきっと成功させてくれるに違いないと思います。
・Berlinale Talents(ベルリン映画祭タレント部門選考チーム)
私たちはあなたがドキュメンタリーとフィクションを複雑に組み合わせる技巧にとても関心を持ちましたし、ベルリナーレ・タレンツがあなたのキャリアに大きな影響を与えることをとても誇らしく思います
今回のクラウドファンディングで調達する資金は、大きくわけて2つの方向性で活用していきます
【上映までの宣伝&活動費用】
全体活動費 1,500,000円(税抜)
◯上映に関わる配給・宣伝費用(900,000円)
-関係者試写会 会場費:100,000円
-予告編制作費:100,000円
-チラシ、ポスター デザイン費、印刷費:300,000円
-HPデザイン、ドメイン費:100,000円
-グッズ・制作費・パンフレット作成デザイン費・印刷費:200,000円
-DCP制作費:100,000円
◯地域コミュニティでの活動費(600,000円)
-滞在費(全国のミニシアター所在地):400,000円
-移動費:200,000円
映画館での上映の際に、一過的に作品が消費されるのをなるべく防ぎ、別の形で観客と繋がるにはどのような術があるのかを模索していきたいと考えています。
最も重視したいのは「映画を映画館で観る体験」ですが、映画上映の前に上映地域の方々とコミュニケーションをとって、一緒に上映までの流れをつくりあげていくことにも注力します。
ちなみに、神保監督は東京都出身ですが現在は福岡在住です。地方在住の監督がインディーズ映画の世界で様々な場所で地域と繋がりながら転々と上映していくロールモデルを、今回の企画を通して提示できると信じています。
皆様のご支援で上映前に地域の方々とつながり、映画と観客がより密接につながる機会と時間を生み出すべく、支えて頂きたいと思います。映画で表現されていることから、地域のコミュニケーションを活性化させる事もまた可能であると信じています。
【監督から感謝のメッセージ】
監督から皆様へクラウドファンディング支援への感謝のメッセージをお送りいたします(上映前・中・後 各1通)
【全国共通 作品鑑賞券】
K2をはじめ全国の映画館での鑑賞券をお送りいたします。
鑑賞券1枚につき、本企画上映の1プログラムが鑑賞できます。
(主に関東、関西、九州エリアで上映予定)
プログラムは追って公開いたします
【シモキタ園藝部×映画コラボ ツアー/ ハーブティードリンク券】
下北沢K2から徒歩1分、監督も所属しているシモキタ園藝部主催の映画コラボ・ツアー(自然観察等) 2名分 / ハーブティードリンク券2杯分
映画と街と関わりを考え、上映作品の解釈を更に広げるツアーとなりますので、オススメの企画です
※遠方でツアーに参加できない方は、後日体験動画をお送りいたします
【シモキタ園藝部×映画コラボ ネイチャーゲーム参加権/ ハーブティードリンク券】
シモキタ園藝部と監督、共同考案のネイチャーゲームを体験!
ネイチャーゲームとは、1人1人がもっている感覚を使って自然を楽しむことで、自然と人が仲良くなることができる遊びです。上映作品の解釈を更に広げられます。大人も子どもも楽しめる企画にする予定です
※遠方で参加できない方は、後日体験動画をお送りいたします
【イベント上映会チケット/東京にて開催予定 ※録画あり】
K2での本企画上映の関連上映イベントにご参加頂けます!
監督も参加しますので、質問などもお気軽にご自由にして頂けます。
神保監督の企業参画・地域の事例紹介も含めたトークイベントも企画中です
【映画公式webサイト・パンフレットにお名前掲載】
ご支援頂いた方は映画公式サイトとパンフレットにお名前を掲載致します
【監督 国際共同制作長編『0ライン―赤道の上で』プロダクションノート(データ)】
監督の国際共同制作長編『0ライン―赤道の上で』制作背景をまとめたプロダクションノートのPDFデータをお送りいたします。神保監督の作品との向き合い方や、イラン人の共同監督との出会いや制作プロセス知るクラウドファンディング限定の貴重な資料です
【オリジナルTシャツプレゼント】
本企画上映のデザインをあしらったオリジナルTシャツをプレゼント致します
【エンドクレジットにスペシャルサンクスでのお名前掲載】
(2024年5月31日受付締切)
ご支援いただいた方のお名前を、上映プログラムのエンドクレジットに「スペシャルサンクス」としてクレジット致します
【エンドクレジットにアソシエイトプロデューサーでのお名前掲載】
(2024年5月31日受付締切)
ご支援いただいた方のお名前を、上映プログラムのエンドクレジットに「アソシエイトプロデューサー」としてクレジット致します
【エンドクレジットに「スポンサー」としての企業名掲載】
(2024年5月31日受付締切)
ご支援いただいた企業様のお名前を、上映プログラムのエンドクレジットに「スポンサー」としてクレジット致します
【監督ティーチイン付 上映会権】
本企画の上映ラインナップの中からお好きな作品(合計100分前後目安 )を上映いただけます。
上映会の運営や会場費等の諸経費はご負担ください(実施期限目処:2024年内)
【取材動画制作】
3分程度の動画を1本制作いたします。全工程に神保監督が関与いたします。
詳細はヒヤリング・打ち合わせを通して決定していきますが、監督の過去制作事例も参照しながらお話し合いが可能です
制作参考例はこちらをクリック
【完成済全6作品 制作振り返りエッセイ】
各作品3話仕立てで、作品の着想・企画開発・制作舞台裏の話などの振り返りを含んだエッセイをお送りします
実は最大のリスクは既に乗り越えています。夏井さんも書いている通り「わかる。けれどもそれって、どういうふうにするんだろうか?」と支援を検討してくれる方が感じることが、一番のリスクだったのかと思います。ですが準備段階で実際にもう現象が起きているので、あとはこれを続けるだけです。もし目標金額に到達しなかった場合は、その金額でできる最大限の試みを模索・実践いたします(もちろん未到達だったからといって各種「リターン」がなくなることはございませんので、ご安心ください)。
映画をやる前に西遊旅行という秘境専門旅行会社に勤めていました(今でも「旅と映画」というワールド映画コラムを書かせてもらっていてお世話になっています、もしよかったらご覧になってみてください)。形を変えて同じことをやっているのかもしれないと、今回のクラウドファウンディングの文面を準備しながら思いました。
やはり、僕には「縁」しかないとつくづく思います。インディペンデント<independent>という英単語が、僕のような映画監督を描写するのに使われますが、僕流に訳すとindependentは「独立」ではなく「縁しか無い」です。
「ひとつでも縁が足りなかったら今の映画キャリアは無い」と、時々恐ろしくなることがあります。ボーっとしているといつか「次」につながる縁を掴みそこねるかもしれない、という恐れでもあるかもしれません。
しかし、そういったある種ギャンブル的な状況をいくつも乗り越えて、10年ほどたった今は僕にも少し大胆さのようなものが備ったのかもしれないと時々思います。その大胆さを以て、少し変なことを言わせていただくと、今回ご支援いただくお金というのは「磁力」を生む支援だとお考えていただければと思っています。
皆さんからの支援が凝縮された磁石を背負って、僕たちは日本各地を周遊します。その「磁力」は出会うべき人同士の出会いを早めたり、都市の流れを変えたりすることができます。
「上映活動とその "ご縁づくり" 的な動き、どう繋ぎ合わせるの?」と、きっと思われるかと思います。実は、僕にもよくわかりません。ですが、その「わからない」という状態は、良いサインだと僕は考えています。
映画撮影の時もスタッフに「これってどういう意味でですか?」「よくここの意味がわからないです」と言われたら心のなかで「よしっ!」と言っています。常套表現ではなかったり前例がない場合に、「わからない」となるのだと思うからです。
また、「わからない」とは言いましたが、既にわかっていて実現できていることもあります(コレクターさんへのメールマガジンでお知らせします)し、100%「何か良い現象が起こせる」という保証はできます。
クラウドファンディングに関しても、支援というより、このアプローチがもたらす社会的波及力にぜひ賭けてみてほしいです。若干大きく出てみましたが、できる自信と確信はあります。
「そう考えたことはなかった」「そうすればよかったのか」という現象に出会える旅になるとお約束できます。
なにより、過去の僕の映画作品たちは全てそうやって「任される」ことによってできてきました。
誰もやったことがないことをやる上での、リスクやプレッシャーを背負える才覚は、監督キャリア約10年で培ってきました。
ぜひ僕たちの仲間となっていただき、「磁力」を注ぎ足して頂ければと思います。
今回のこのある種、秘境旅行的社会実験プロジェクトの仲間に加わってくだされば、僕たちが上映準備段階でしている旅を最大限に追体験して頂けるように、こまめに便りをお届けします。ぜひ一緒に旅しましょう!
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