「トランシルヴァニアから伝統刺繍を伝えたい！」
＋ペトリ村集会所復興プロジェクト

好評をいただき、あっという間に売り切れとなった、

長方形クッションカバーの図案つきオリジナルキットの在庫を更新いたしました。

こちらは昔ながらのオオアサの手織布に描いた図案となります。

トランシルヴァニアでは、手織布の幅に合わせた

長方形サイズの枕カバー、クッションカバーが作られてきました。

コットンの栽培できない北国では、昔からオオアサを栽培し、

繊維を取り糸にして、機織りで織った布です。

手間暇かかるため、社会主義が崩壊してからは作られなくなりました。

今でもこの古い布を大切に使い、図案を描き、刺繍をほどこしています。

アンナおばあさんがすでにたくさんの図案を描いてくださいました。

図案は、すべて一点ものとなります。

こちら数に限りがございますので、お早めにお求めくださいませ。

50×40㎝サイズの手描き図案つき布（アンティークの手織布）に

イーラーショシュ専用刺繡糸100g、日本製針1本、レシピがついております。

熟練の手からイーラーショシュの図案が生まれる瞬間、

それはまるで手品のような、わくわくする体験だ。

図案はすべて頭の中に入っている。

使うのはチューリップやバラ、ハートなどの型だけ。

限られた布の空間に、想像の世界を広げていく。

花が咲き、草が茂り、鳥が歌をうたう。

その豊かな曲線に、生命を宿していく。

それは、世代から世代へと受け継がれたユートピアといってもいい。

カロタセグの女性たちが長い冬の間に夢見た、桃源郷。

それを手にした人は、バトンを受け取る。

今度は、その世界に色をつけていく。

イーラーショシュは単色だけで刺繍をする。

だからこそ、図案そのものがいきいきとこちらに語りかけてくるのだ。

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