あの戦場カメラマンも。
vol. 3 2015-12-04 0
2004年3月、イラクへの空爆から1年後に撮影したスナップです。
ASIANEWSスタッフが移動中の車内。
当時はヨルダンのアンマンからバグダッドまで、GMCという車両をチャーターし、およそ8時間かけて移動していました。後席左が久保田カメラマン。そして右が渡部陽一カメラマン。
実は渡部君はうちのメンバーだったのです。
渡部君の取材中の話などはコレクター様限定ページでご紹介していきますが、当時から確かに話し方は独特だったのは事実です。(よく聞かれますので)
ただ、リポートや現地スタッフとの英会話になるとスイッチが変わり、普段の会話とは全く異なる口調になっていました。このリポートはトレーラーでもご覧いただけますよ。
移動中の車内ではアンマンで買い込んだ「マンゴージュース」をずっと飲んでいた渡部君。この写真ではスタッフ、皆笑顔になっていますが、その後、日本人ジャーナリストが射殺される事件が起き、このアンマン〜バグダッドルートは非常に危険なルートになってしまいました。
防弾チョッキを車のドア側に立てかけ、私たちは車外から顔が見えないよう終始横になって寝ていました。外国人とわかると強盗(アリババと言います)のターゲットにもなるためです。ましてやジャーナリストとわかると誘拐の危険が急激に増したのもこの直後あたりです。
映画では戦後から時間を経つ毎に治安が悪化する様子が記録されています。
映画についてはこちらのサイトでも詳しくご紹介中です。
クラウドファンディングってどんな仕組み?
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渡部カメラマンが弊社に所属していた際のリポートも多数アップしています。