イギリスに下見に行って来ました。
vol. 3 2017-05-09 0
5月末の上映に備えて、ロンドンとハートフォードに下見に行って来ました。
まず、訪れたのは、「イーストフィンチェリー」という駅。ロンドンの北の方です。
イーストフィンチェリー駅から歩くこと、5分。フェニックスシネマです。
ここで、「犬に名前をつける日〜Dogs without names〜」上映です!
ロンドンでも一番目か2番目に古い映画館で、150年近い歴史を誇る、由緒ある劇場です。
客席のなんとも言えない、クラシックな佇まいに感動いたしました。
ちゃんとパンフレットにも載ってました。
ので、いざ、ゆかん、宣伝活動。
イーストフィンチェリーの街を歩き、交渉してチラシを貼ってもらいました。
まず、RSPCAというイギリス最古の動物の保護団体のチャリティーショップがあったので、
そこから。
以下、拙い英語で交渉して、次々とお願いしました。
監督みずから、「日本から来たのでチラシ貼ってください」と頼むと、「へえ、よく来たね〜」とみなさん、快く協力してくれました。優しくて、嬉しかった。
シノビ寿司という和食屋さん、とても喜んでくれました。寿司には日本映画だよね!って。
続いて、5月30日に上映会をする、ハートフォードへ。
美しい庭をようするハートフォード城。主催者の桑原春子さん(右端)とともに。
こちらは上映前におしゃべりしたり、音楽会が開かれるお部屋。
いやーステキでした。上映するお部屋は準備中だったこともあって、撮影しませんでした。
上映会場を確認したあとは、保護団体巡りです。
こちらはRSPCAの動物病院。低所得で一般の動物病院を利用できない飼い主さんは、
予約をすれば収入に合わせた金額で診て貰えます。お金がなくても犬や猫と生きていける!
こちら↓はドッグトラスト。イギリス最大の犬専門の保護団体。
足跡を辿って見学します。犬舎がずらっと並んでます。一頭一頭、広々です。
キレイな庭の向こうはカフェです。もちろん、犬も入れます。
こちら↓は、バタシードッグ&キャット。見学するのに2ポンド(約300円)かかります。
けど、それが、保護された犬や猫のためになっているから、いいなーと思います。
こちら↓、かつて、ボランティアをしていた メイヒューアニマルホーム。
猫舎と猫用のお庭が相変わらずかわいかった。
そして、なにかを訴えかける子猫さま。「わたしをもらって〜!」
久しぶりにお会いした代表のキャロラインさんと東欧から救出された犬。
グルジアの街をさまよっていた犬。
(シェパードミックス)
話しかけたら、
ペトリとなついてくれました。
ウォータールー公園↓はリードなしでも散歩できる。犬たちが自由に駆け回ってました。
ということで、ロケハンの様子をかいつまんでご報告しました。
ロケハンしたことを整理して、実際にどこを取材して、どこはあきらめて…という調整をします。(短期間で上映会と保護施設巡りをするので、弾丸ロケになります…)
イギリスは動物先進国で、保護施設の充実ぶりはうらやましい限りで、一朝一夕に日本が追いつけるとは思いませんが、どんなところからも学ぶことができると私は思っています。
そして、もちろん、イギリスなりの悩みや問題もあって…。
(今は、ブリーダーが大きな問題を抱えていました)
そういうことを次回、上映会の報告とともに、取材して参ります。
とてもとても楽しみです。
(今回のロケハンは、私費で行っております)
クラウドでご支援いただいたものは、今月末の上映会&保護団体視察などに使わせていただきます。
どうぞよろしくお願いします!