クラウドファンディング開始から3日:今後の方針について
vol. 1 2025-12-04 0
はじめに
Webマガジン「in-Sight インサイト」のクラウドファンディング開始から3日目の夜を迎えております。
まずはご支援をくださったコレクター様、また寄稿者をはじめご協力をくださっている皆様に厚く御礼を申し上げます。
その上で正直に申し上げると、現状、旗色はあまりよくありません。
プロジェクトの企画設計が拙く、非常に責任を感じております。
なによりこのプレゼンテーションでは共感の輪を生み出すことができなかったということを重く受け止めています。応援くださる皆様に、大変申し訳が立たないと思います。
深くお詫びを申し上げつつ、なお前を向き、今後の広報活動に当たっていきたい所存です。
今後の方針
今回、スタートがこのような結果となりましたのは、「in-Sight インサイト」の取り組みが「絵に描いた餅」だと受け取られているということの表れだと考えております。
ページビューは十分だとは言えないものの、少なすぎるというわけでもありません。
CF開始の前日、他の出版社の代表者とお話したところ、
「このサービスは大手がやっているような他のサービスとどのように差別化できるんですか?」
と聞かれました。
私(浅野)としましてはこの際、お声かけする寄稿者・クリエイターや、コンセプト、取り組み、目指すところなど、大手〜中堅の出版社各社が行なっているサービスとは土台が違い、「差別化」ということをそもそも考えていないとお話ししました。
しかし、クラウドファンディングがオープンすると厳しい現実を突きつけられました。
あらためてプレゼンテーションを読み直すと、築きたい世界観に関することばは過剰なほどであるのに、ご支援する立場の皆様にとって「結局このサービス(「in-Sight」)でなにが得られるのか/このサービスがもたらす価値はなにか」という説明が希薄であるように感じられます。
反省しつつプロジェクトを仕切り直すため、まずは「in-Sight インサイト」の世界を皆様に体験してもらうことを最優先課題とし、急ピッチでサイト制作を進めていきたいと思っています。
幸いなことにプレゼンテーションの「今後のスケジュール」の欄で「12月下旬」としていたプレオープンページ(ランディングページ形式)の開設ですが、デザイナー(浅野の友人)のご尽力により、来週にも公開可能な状況となりました。
また本日、1作品原稿が届きました。順次校正とカバー画像等の打ち合わせを進め、試し読みができる状況を可能な限り早くつくりたいと思います。
今後アップデートで、サイトの制作状況等もお知らせしていきたい考えです。
引き続きご声援をいただけますと嬉しいです。
(余談)
完全に余談になってしまうんですが、こんなにボロボロになりながらも前を向けているのは、とある金言に支えられているからです。
「上手く物事が運ばなくなったところから、ようやく始まりなんじゃないか」
おっしゃったのは長野県安曇野市のGreen Bench Booksさん。実直な選書、そしてお庭の素敵な本屋さんです。
昨年の秋には「となりのとらんす少女ちゃん」CF大成功、そして今年に入ると映画化まで決まり、思えば実力に見合わない下駄を履かされ続けていたと思います。
この逆境こそ在野社が「真の出版社」になるため必要な過程なのだ……そのような気もしています。
本屋オープンして1年。
春過ぎから徐々に客足が減り、先月は特に悲惨だった。
それで、人が来ないのに開いていても疲弊する一方だなと感じ、今月は通常の3割位の営業にした。その判断の良し悪しは置いといて、上手く物事が運ばなくなったところから、ようやく始まりなんじゃないかという気もしてる。— Green Bench Books (@greenbenchbooks) August 5, 2025
(文責:浅野葛・合同会社在野社代表/編集責任者)
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