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マイナーな海外文学を紹介する冊子『イリュミナシオン』刊行!をクラウドファンディングで実現!
『イリュミナシオン』は、仏・米・露の翻訳文学から物故作家に纏わる創作、死や光をめぐるエッセイ、写真・ドローイングまで、「死者たち」や「光」をテーマに編んだ全作初公開のアンソロジーです。こちらの予約注文を受け付けます。
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執筆・翻訳・映像制作に加え、2021年より出版事業を開始したイーケーステイス社にて 冊子『イリュミナシオン』の刊行を準備中。
『イリュミナシオン』は、仏・米・露の翻訳文学から物故作家に纏わる創作、死や光をめぐるエッセイ、写真・ドローイングまで、「死者たち」や「光」をテーマに編んだ全作初公開のアンソロジーです。こちらの予約注文を受け付けます。
初めまして、合同会社イーケーステイスと申します。作家・翻訳家・映画監督の原智広が中心となり、これまで映像制作や執筆、海外文学の翻訳をメインに行ってきましたが、このたび出版事業を始めることにいたしました。
はじめにお届けするのは、「死者たち」や「光」をテーマに翻訳・創作・エッセイなどを収めたアンソロジーです。死者の眼差しが世界を照らし出す光源のような本になることを願い、タイトルはフランス語で「光」を意味する『イリュミナシオン』と命名しました。
本プロジェクトではこちらの予約注文を受け付けるとともに、様々なリターンをご用意しています。
■企画について
『イリュミナシオン』は「死者たち」や「光」をテーマに、さまざまなジャンルで活動する表現者たちが作品を寄せた、近年にない試みです。日本ではあまり知られていない、往年の海外作家たちの紹介も盛り込みました(現状、我々が知る限りでは、マイナーな海外文学をメインに掲げる雑誌や冊子は日本にはほぼありません)。
この本を企画したのは、「死」を称揚しデカダン趣味として消費するのではなく、「生」に規定された閉塞的な現在を相対化する武器としての冊子をつくりたい、との思いからでした。そしてこの世に風穴を開け、本質的、実在的な意味における「死者たち」をこの世に召喚します。
個々に存在する人々の死、出来事の死、世界という死、言葉という死……。それぞれの「死」がひと続きに連なったそのとき、まるで生者の都合だけで循環しているかのような現在を、鋭く照らし出す本質的な光源が生まれます。
私たちはこうした死者の声に耳を傾け、死者と共に語る必要があります。その声を、「光」として様々な層に届けたいと考えています。
『イリュミナシオン』には第一線で活躍する小説家から新進気鋭の文筆家、在野の翻訳者、写真家、俳優、ミュージシャンまで、幅広く寄稿いただきました。
■掲載予定一覧(五十音順)
いしいしんじ 小説「イリュミナシオン」
板倉紗甫 デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ「ナイフの刃先で生きる」翻訳
江川隆男 論考「死の系譜学」
江澤健一郎 ジョルジュ・バタイユ「仮面」「髑髏」翻訳
小野麻早 写真
狩野萌 写真、エッセイ「生きることはアンラッキー」
栗原雪彦 ドローイング
巻頭エピグラフ(選/部分訳)
ケンゴマツモト(THE NOVEMBERS) エッセイ「蛾」、写真(菊池真未)
階戸瑠季 エッセイ「無題」
角由紀子 エッセイ「偉大な科学者スウェーデンボルグと幽体離脱」
谷昌親 創作「アルチュール・クラヴァンは生きている」
東海晃久 アレクサンドル・ヴヴェヂェンスキィ「まわりにもしや神さまが」翻訳
同上「灰色ノート」翻訳
解説「言語の貧しさを敬え、あるいは死に、死にならえ、歌い人にして貧しき
騎士よ」
中原昌也 小説
南條みずほ エッセイ「1」
濵岡美咲 写真
原智広 「アントナン・アルトー イヴリーの手帖との対峙」
エドゥアール・ルヴェ「自画像」翻訳(部分)
ジャック・リゴー「俺は真面目になる……」翻訳
マリエレーヌ・ポワンソ 原口統三「二十歳のエチュード」仏語翻訳(部分)
宮脇諒 アンリ・ミショー「霊感に照らされた時代」ほか 翻訳
矢田真麻 ピエール・ドリュ・ラ・ロシェル「ディルク・ラスプの回想」に纏わる
創作「音読者」
山本桜子 トリスタン・ツァラ「逃走」翻訳(部分)
同上「バレス裁判」翻訳(部分)
吉田棒一 「ニール・キャサディに捧ぐ」
※タイトル等は変更になる場合がございます。
※「二十歳のエチュード」仏語訳は、翻訳者の希望(法律上の事由)によりボランティアで行われました。また、今後、本プロジェクトで得られた資金を活用することもありません。
■翻訳作品について
アントナン・アルトー「イヴリーの手帖」(抜粋を収録)、ジョルジュ・バタイユ「仮面」「髑髏」、アンリ・ミショー「霊感に照らされた時代」、トリスタン・ツァラ「逃走」は本邦初訳となります。
また、日本ではあまり知られていない作家の作品も収めました。簡単にご紹介します。
デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ(1954-1992)アーティスト、エイズ活動家。フィルム映像やランボーを題材にした写真作品など、実験的な作風で知られる。回顧録『Close to the Knives』より「ナイフの刃先で生きる」を収録。
アレクサンドル・ヴヴェヂェンスキィ(1904-1941)ダニイル・ハルムスらとともに文学グループ「オベリウOBERIU」を結成した作家。ソ連当局に逮捕され、送致されたクルスクで書かれたとされる「灰色ノート」ほか二篇を収録。
エドゥアール・ルヴェ(1965-2007)幼なじみの自殺を扱ったとされる「Suicide」を書き上げた後、42歳で自殺した写真家、作家。ドイツ・ロシア・アメリカなど15か国で翻訳されている「自画像」の部分訳を収録。
■写真作品について
『イリュミナシオン』掲載写真は、様々な「光」をとらえたモノクロームの作品のみで構成しています。重なり合う影は、この世とは別の方角に存在する光源を垣間見せます。
濵岡美咲 写真作品
■想定仕様
書籍・WEB等のデザインで活躍する栗原雪彦による、端正な組版と装本でお届けします。
A5判/250ページ~
予価:2,000円(税抜)
刊行:2021年春
『イリュミナシオン』は単体の企画ではなく、vol.2以降も制作・出版を予定しています。
引き続き、生を光として照射する「死」にフォーカスするのは勿論のこと、たとえばジャック・ヴァシェの手紙での言及が着想になり、「シュルレアリスム革命誌」2号において、シュルレアリストらに行われた「自殺に関するアンケート」(『戦時の手紙 ジャック・ヴァシェ大全』原智広訳、河出書房新社、2019年 所収)の現代版など、本誌ならではの企画をあたためています。
また、エドゥアール・ルヴェやデイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ、アルチュール・クラヴァン、ジャック・バロン、ジャック・リゴー、ルネ・ドマール、デルモア・シュアルツ、アルフォンス・ラッブやまだあまり研究も進められていないアルトー後期の作品のように、日本では知名度の低い海外作品の紹介を続けてゆき、読者の反応をみながら、ゆくゆくは全訳の出版にも挑戦したいと考えております。
そのためにも、まずは創刊号である本書を一人でも多くの方に届ける必要があります。ぜひとも長い目で見ていただき、ご支援いただければ幸いです。
①【2,000円コース】本書1冊
本書を予約注文いただける、最もシンプルなコースです。
②【3,000円コース】本書1冊+原智広からのお礼メール、書籍紹介
本書を予約注文いただける、最もシンプルなコースです。お礼メールとオススメ書籍の紹介(5冊程度)付き。
③【5,000円コース】本書1冊+メールマガジン一年分+過去記事
本書の執筆陣(一部)ほか、様々な書き手が海外文学の紹介をメインに綴るメールマガジンです。毎月一回、月末に配信。
④【10,000円コース(ケンゴマツモトコース)】本書1冊+ケンゴマツモトのCD+直筆を添えた蔵書
『THE NOVEMBERS』ギタリスト、ケンゴマツモト氏のCD(オリジナル音源)と本人蔵書をお届けします。
⑤【10,000円コース(角由紀子コース)】本書1冊+『TOCANA』Tシャツ+秘密特典
『TOCANA』編集長、角由紀子氏からTシャツと秘密特典をお届けします。
⑥【10,000円コース(中原昌也コース)】本書1冊+音楽CD+コラージュ作品
作家、ミュージシャンの中原昌也氏からセレクトCDとコラージュ作品をお届けします。
⑦【10,000円コース(原智広コース)】本書1冊+原智広書き下ろし小説(簡易製本)+オリジナルのエッセイもしくは詩
新作小説を簡易製本でお届け+購入者様一人ひとりに向けたオリジナルのエッセイもしくは詩(テーマを指定いただくことも可能です)をメールでお送りします。
⑧【10,000円コース(吉田棒一コース)】本書1冊+『メタリックリカⅡ』『DANCE #1~3』サイン入り各1冊
『心臓日記』の著者、吉田棒一氏の作品セットをサイン入りでお届けします。
⑨【10,000円コース(出版支援コース①)】本書1冊+今後の出版物2点+メールマガジンの簡易製本1冊
今後イーケーステイス社が出版する書籍2点および、様々な書き手が海外文学の紹介をメインに綴るメールマガジンを簡易製本版でお届けします。マイナーな海外文学に興味をお持ちの方のご支援、お待ちしております。
⑩【30,000円コース(全集コース)】本書1冊+『原智広全集』通常版1冊+原智広書き下ろし小説(簡易製本)+メールマガジン一年分+過去記事
未発表作品を含む全集は2021年中に刊行予定となります。
⑪【30,000円コース(出版支援コース②)】本書1冊+今後の出版物2点+制作支援クレジット+著者サイン+メールマガジンの簡易製本1冊
今後イーケーステイス社が出版する書籍2点の巻末に制作支援としてお名前を記載、著者サイン入りでお届け+様々な書き手が海外文学の紹介をメインに綴るメールマガジンを簡易製本版でお届けします。マイナーな海外文学に興味をお持ちの方のご支援、お待ちしております。
⑫【40,000円コース】①~③+⑨全セット+原智広の直筆手紙
未発表作品を含む全集は2021年中に刊行予定となります。著者直筆のメッセージ入り。
⑬【50,000円コース】①~③+⑨全セット+『イリュミナシオン』打ち上げ参加券1枚
『イリュミナシオン』発売後のオールスタッフ打ち上げに参加いただけます。
⑭【100,000円コース】冊子1冊+執筆陣のサイン、応援メッセージ+翻訳、執筆合宿もしくは短編映画制作のワークショップ三泊@銚子
本書の執筆陣(一部)直筆のサインやメッセージをお贈りします。また、ご希望の方は原の事務所で翻訳、執筆合宿もしくは短編映画制作のワークショップ(宿泊費+食事込み)に参加いただけます。完成した短編映画は何らかの形で上映します。
⑮【300,000円コース】①~③+⑨全セット+原智広のすべての原稿(今後執筆するものを含む)をお届け+原とLINEアカウント交換+お好きな仏語作品を翻訳
原智広にぜひ聞いてみたいことから、文章・翻訳・演技・映画制作指南、人生相談まで。LINEによるメッセージのやり取りを受け付けます。また、お好きな仏語作品を翻訳いたします。(一作に限り、長さは応相談となります。なお、翻訳作品は公開させていただく場合がございます。)
本書は2021年春の刊行に向け製作中となります。
■スケジュール
1~2月 本文最終確認、翻訳権取得完了(スケジュールが前後する場合がございます。)
2~3月 デザイン・組版、印刷所入稿
4~5月 製作・刊行
刊行後は全国の書店、ネット書店で販売されます。
本プロジェクトで調達できた資金は、印刷・製本などの製作費や海外作家の翻訳権取得、流通に関わる費用および、リターンの制作費に充てられます。目標金額は本書の制作原価をベースに設定いたしました。
本プロジェクトは、新たに出版事業を始める版元・合同会社イーケーステイスと発足間もない『イリュミナシオン』編集部にとって、予約注文というかたちで読者の皆様にご支援をいただき、初回製作部数を決定したいという考えのもと動き出しました。
現状の人気や知名度に囚われずに良い作品を出版していくことは、小さな出版社ならではの試みとも言えます。特に海外文学の紹介には力を入れていきたいのですが、一方で翻訳権の取得など、一定の予算が必要になる分野でもあります。
クラウドファンディングの成功によって、こうした企画の継続可能性を示すことができればと考えております。
最後までお読みいただきありがとうございます。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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