五十河桃源郷から大分県日田へ。2年間の旅のご報告。
vol. 40 2023-07-09 0
五十河桃源郷クラウドファンディングを応援してくださった皆様。
大変ご無沙汰しております。
お元氣にお過ごしでしょうか?
私たちは現在、大分県日田市という地で「一族の土地創り」、そして再び新たな時代の「村づくり」を始めております。
今回、2021年7月1日五十河桃源郷を出てからのこれまでの流れを、五十河桃源郷の村民になってくれていた皆様にお伝えしたいと思います。
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2021年春突如、オーナーが土地を業者に売りたいという事で私たちは桃源郷を閉鎖し、2021年7月1日新たな地へ出ることになりました。
あの日からまだ約2年しか時は流れていませんが、私たちの人生の旅は非常に濃密な大激動、大激流の日々でした。
もはや10年は経ったように感じております。
桃源郷閉鎖前の最後の1週間は、地元丹後はじめ、日本中から本当にたくさんの仲間たちが駆けつけてくれ、感謝・感動・愛に満ちた、今人生で忘れられない最高のフィナーレとなり、開山より約4年におよぶ「五十河桃源郷」は終幕となりました。
今思い出しても胸が熱くなります。改めて皆様本当に本当にありがとうございました。
それから最終的に、嫁のりちゃんの父が住む、大分県日田の地へ根を張ることを決意し、2021年10月よりのりちゃんの父と3世代で「一族の土地」創りを始動しました。
元々この地は梅園の耕作放棄地で、約10年前にのりちゃんファミリーが外国から日本に移住することになり、この地を購入し、開墾しながら家も建てた場所です。
のりちゃんのお父さんもお母さんも、娘のりちゃんやいずれ生まれる孫たちのためにこの土地を用意していてくれました。
現在、「一族の土地」を創り始めて約1年9ヶ月が経ちました。
この間に、2人目の息子を夫婦2人で自宅出産し、畑を開墾し、家の裏山2haを購入し開拓、お義父さんの52haの巨大な山の開拓、猟もちょくちょくやりながら、井戸掘りにチャレンジし、耕作放棄地を畦作りから始め、昔ながらの米づくりコースの開始、アナスタシア一族の土地体験合宿、定期的な窯焼きピッツァ出店、お話会、息子2人を自宅保育し、そして現在本格的にいにしえの未来を体現する「村づくり」に動き出し、とにかく濃密な1年9ヶ月となっています。
「一族の土地」を簡単に説明すると、
農・山・食・お産・子育て・パートナーシップ・三世代など、人間本来の営みを家族単位で実践し、先祖代々、子々孫々紡がれていく土地です。
また、自宅出産と自宅昇天、生死もすべてある場所です。
地に根ざし自然と調和した暮らし、本来の教育や家族の愛のエネルギーなどにより、「家族」という単位を整え、それが個人、地域、国、地球、宇宙とフラクタルに波及していきます。
まだまだこれからですが、今後さらに「一族の土地」の創造を進め、深め、同時に新たな時代の「村づくり」に取り組み、「新しい時代の生き方の礎」を実践を通して創っていきたいと思ってます。
縄文時代は、
宇宙と繋がり、地球に根ざし、己の魂の道を生き、人も自然も調和した世界が実現していたようですが、
この「いにしえの未来」を体現する「むら」をこれから本氣で創りに入ります。
もちろんひとりでは難しいですが、みんなの力を合わせれば不可能ではないと思います。
この「村づくり」は五十河桃源郷で夢半ば途絶えていたビジョンの続きになっていくと感じています。
この「いにしえの未来むら」についてはまたの機会にお伝えできれば幸いです。
ここまで力になってくれたすべてのすべてに心より感謝いたします。
魂響~たまゆら~ 中川圭&法子エレン
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