絵本のタイトルは『ばあばのおうち』に決定。
vol. 4 2016-02-13 0
『ばあばのおうち』に込めた思い
立春を過ぎたら、もう梅の花がふくらみ始めて、いつもの道にも春の気配がしてきました。
「来春には」と、余裕をもって組んでいたはずのダンドリも、あれよあれよと入稿まで残りわずか2日となり、梅の花に遊びに来るメジロに励まされながら、最後の調整をしているところです。
絵本のタイトルは、いくつかの候補から『ばあばのおうち』に決まりました。
主人公の幼いありさに、ばあばが教えてくれた大切なことや、四季の楽しみかたが、たくさんつまったこのお話にぴったりのタイトルです。
村上萌さんがいうには、ばあばはいろんな人をお家に招き入れることが好きだったそうで、この絵本も同じように、たくさんの子どもたちに遊びに来てもらえたらいいなと、そんな思いを込めました。
美しく語りかける湯浅さんの絵
題字は、絵を担当してくれた湯浅望さんに描いてもらいました。
湯浅さんの絵は本当にすばらしくて、丁寧に描かれた庭に咲く四季のお花の美しさは、子どもたちを感動させてくれるに違いありません。それに、登場人物の表情や仕草から伝わってくる豊かな感情は、「絵を読む」子どもたちを大いに楽しませてくれると思います。
それから、予定していなかったことですが、クラウドファンディングを通じて多くのご支援をいただいたこともあって、見返しや奥付にも工夫を凝らしていますので、ページを開くまで楽しみに期待していてください。
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