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「一枚の本」をクラウドファンディングで実現!
一枚の本は一句や一首など詩歌を一枚の紙に活版印刷して販売するという事業です。原稿料の安い詩歌の業界ですが、有名無名問わず、作家さんには一人が一日最低限生活できるだけの金額を一作品の使用料としてお支払いしていくつもりです。
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一九八二年徳島生まれ。徳島在住。二〇一五年夏至より句作開始。第二回全国俳誌協会新人賞準賞。第十回、第13回、第14回北斗賞佳作。第一回BFC本選出場。第十七回とくしま文学賞俳句部門優秀賞。第五回円錐新鋭作品賞推薦句。 ひまわり会員。奎同人。俳人協会会員。現代俳句協会会員。徳島文学協会会員。すだち句会代表。句っと管理人。一枚の本店主。 お酒が好き。俳句も短歌も小説も。
一枚の本は一句や一首など詩歌を一枚の紙に活版印刷して販売するという事業です。原稿料の安い詩歌の業界ですが、有名無名問わず、作家さんには一人が一日最低限生活できるだけの金額を一作品の使用料としてお支払いしていくつもりです。
うっかり
一九八二年徳島生まれ。徳島在住。二〇一五年夏至より句作開始。第二回全国俳誌協会新人賞準賞。第十回北斗賞佳作。第一回BFC本選出場。第十七回とくしま文学賞俳句部門優秀賞。第五回円錐新鋭作品賞推薦句。徳島文學創刊号から2号、3号、4号まで俳句を寄稿。みんなの美術館にエッセイを寄稿。二〇二〇年に原英からうっかりへ改名。
ひまわり会員。奎同人。俳人協会会員。現代俳句協会会員。徳島文学協会会員。すだち句会代表。句っと管理人。一枚の本店主。お酒が好き。俳句も短歌も小説も。
「どのような作品が良い作品なのか。明確な基準はありません。ですが、まず、わたしが大事にしたい作品であること。そして、好きな作品であること。みなさんにとってもそのような作品であって欲しい作品であること。それらが作家さんの生活にもつながること。そういう作品が一枚の本のお店に並ぶといいなあと思っています。よろしくお願いします」
フェアトレードという言葉をご存じでしょうか。コーヒーやチョコレートの業界でよく耳にする言葉です。生産者に正当な対価を支払おうという取り組みのことです。
それは発展途上国だけの話ではありません。日本でも起こっていることなのです。例えば詩歌。詩歌は「しいか」と読みます。俳句や川柳、短歌や詩のことです。日本でもそれぞれよく知られた詩の形だと思います。しかしながら、それら俳句や短歌、川柳や詩の創作だけで生計を立てている人はいません。実際には医師や会社員など本業をお持ちであったり、講師をやられていたり、創作のかたわらバイトをしたり、イベントなどの企画で自身の作品を小売りしていたりと、とにかく詩歌の世界の原稿料は非常に安いものなのです。
具体的には、俳句や短歌では一句や一首あたりの原稿料は一作品あたりおよそ数百円です。
詩歌のプロはその分野で収入を得ているということであって、前述の通り創作だけで生活しているというわけではありません。小説家は小説だけでも食べていける可能性があります。しかし、詩歌に専業詩人はいません。詩歌の創作だけで食べてはいけないのです。
さらに、詩歌業界では一句や一首単位では出版ができず、実力のある作家さんでも句集や歌集のようにまとまった作品がなければ読まれることもほぼありません。さらに自費出版が当たり前の業界であるため、その費用も最低100万円必要です。
例えば、わたしが主にやっている俳句は紙とペンがあればお金がかかりませんとよく言われます。一人で書くだけならいいのですが、実際は句会への参加や本を買うのにお金がかかります。作品を発表させてくれる結社や同人誌や協会などはそれぞれ年会費1万円程度かかり、句集や俳句雑誌などを買うと月に1万円程度すぐに無くなってしまいます。そして俳句の集まりである句会に参加すると、別途場所代などで支払いが発生していきます。
積極的に創作すればするほどお金が無くなっていくのです。
もちろん例外があります。小説雑誌や、新聞などに詩歌が掲載される場合は、詩歌の雑誌と比べて原稿料の桁が1つから2つ多いです。ですが、この依頼は単発であり、継続して依頼が来るのはエッセイなどの文章です。これではやはり詩歌の創作だけで生活を送れるわけではありません。詩歌の業界で十分な収入が得られるような形が必要です。
衣食住が足りて創作があります。衣食住のために働き、詩の創作というものは生活の隙間で行うような状況が続いてきました。それがだめだというのではありません。そのような状況から良い作品が数多く生まれています。ただ、専業詩人という道がないことが詩歌の業界を狭くしているのだとしたら、とても寂しく思います。詩歌のSDGsというほど気負ってはいませんが、詩歌や詩人の居場所として、小さいながらも一枚の本が役に立てばうれしいと思っています。
そこで、一枚の本が作家の方へお支払いする一作品の使用料は、一人が最低でも一日生活できるだけの金額を用意したいと考えております。そして、一作品ずつを一枚に印刷し、ネットショップによる流通を請け負います。
一枚の本は一作品から印刷、販売ができる場所です。一行詩は5万円~(文字数、印刷枚数で価格増加)、多行形式の詩は7万円~(行数、文字数、印刷枚数で価格増加)で一作品の自費出版が行えます。
一定の販売数を超えた作家さんには再度依頼を行います。みなさんが好きな作品を、その一枚の本を購入していただくことで、作家さんへの支援にもなります。
一枚の本は、表に作品一つと著者名、裏面に奥付をそれぞれ活版印刷した名刺サイズあるいは、はがきサイズのものになります。
紙はアワガミファクトリーさんのものを、活版印刷は嘉瑞工房さんにお願いする予定です。
名刺大の販売価格は
単著無:1500円/枚
単著有、および著作権切れ:2000円/枚
単著2冊以上有:2500円/枚
はがき大の販売価格は
単著無:2000円/枚
単著有、および著作権切れ:2500円/枚
単著2冊以上有:3000円/枚
として販売予定です。
販売サイトはBASEを予定しており、すでにショップを作成してあります。オープンは10月15日になるため、商品もその日に公開することになります。
一枚の本: https://ichimainohon.thebase.in
一句や一首、そして一篇の詩が、ときに一冊の本にも相当する奥深さ、力強さを発揮することをわたしは知っています。その作品に活版印刷が加わることでより魅力的になることでしょう。その想いを『一枚の本』という店名にしたいと思っており、商標登録も済ませています。
一枚の本は下の写真のようにフォトフレームに入れて飾ることもできます。また、読書のおともに栞とすることもできます。好きな作品を持ち歩くには程よいサイズだと思います。また、好きな作品を選び、プレゼントすればとても喜ばれるでしょう。
写真は活版印刷前のサンプルです。
俳句、川柳、短歌、詩、短文の作家さんの既発表の作品、或いは新作の使用許可をお願いしていきます。
始めはすでにわたしの好きな作品をお持ちの方へ依頼をするつもりですが、もちろん本を出版していない方々へも依頼をしていきます。
著作権の切れた有名作品も扱っていきたいと考えています。
偉人、有名、無名問わず、良い作品をより広めたいです。
第一弾で予定している作家さんと作品は
詩から
多宇加世さん「雨語あめご」
川柳から
川合大祐さん「世界からサランラップが剝がせない」
俳句から
松尾芭蕉「古池や蛙飛び込む水の音」
うっかり「永き日や僕は地球で死ぬだろう」
この4人です。
名刺大の一枚の紙に活版印刷をすると、100枚分で22,000円かかります。
(今回は、川合大祐さん、松尾芭蕉、うっかり)
はがき大の一枚の紙に活版印刷をすると、100枚分で40,000円かかります。
(今回は多宇加世さん)
活版印刷向けの名刺大の紙が100枚で3,000円前後です。
活版印刷向けのはがき大の紙が100枚で6,000円前後です。
紙の選定のために紙サンプルを各種取り寄せる費用が20,000円です。
初動は4作品で始めたいと考えています。
作家さんお二人:二作品(使用料5,000円×2)
著作権切れ:一作品(使用料0円)
わたし:一作品(使用料0円)
つまり
(22,000+3,000)×3+(40,000+6000)+5,000×2+20,000=15万1千円
が初動に必要になります。
さらにクラウドファンディングの利用料が10%と消費税や振込手数料などを考慮し、
目標金額は175 ,000円とします。
目標金額を超えた場合は主に運営継続のために使わせて頂きます。具体的には、第二弾への早期取り組み、一枚の本以外に詩歌を載せられるものを検討します。
・作品の組版写真データ:ご希望の作品の組版の写真データを一つ送信します。
1000円
これはうっかり「永き日や僕は地球で死ぬだろう」の組版の写真データです。嘉瑞工房:高岡昌生さま撮影
・全作品の組版の写真データ:組版の写真データを全作品分送ります。
3000円
・一枚の本の初版セット:一枚の本の初期商品の初版セットを送ります。
7000円
40セット限定
・一枚の本初版セット+全作品の組版の写真データを送信します
8500円
40セット限定
・一枚の本の初版セット+全作品の組版の写真データ+川合大祐さんの直筆作品を送ります。
10000円
18セット限定
川合大祐さんの直筆作品です。サイズは名刺大です。
・支援者様推薦の著作権の切れた作品を商品化:支援者様推薦の著作権の切れた作品を相談の上、自費出版扱いとして一枚の本にて商品化します。商品を一枚、支援者様に送付させて頂きます。開業以降は5万円~受け付ける予定です。俳句、川柳、短歌などの一行詩に限ります。
35000円
・支援者様の作品を一枚の本にて商品化:支援者様の作品を相談の上、自費出版扱いとして一枚の本にて商品化します。商品を一枚、支援者様に送付させて頂きます。開業以降は5万円~受け付ける予定です。俳句、川柳、短歌などの一行詩に限ります。
40000円
・支援者様推薦の著作権の切れた作品を商品化:支援者様推薦の著作権の切れた作品を相談の上、自費出版扱いとして一枚の本にて商品化します。商品を一枚、支援者様に送付させて頂きます。開業以降は7万円~受け付ける予定です。多行形式の詩に限ります。(10行×10文字程度)
45000円
・支援者様の作品を一枚の本にて商品化:支援者様の作品を相談の上、自費出版扱いとして一枚の本にて商品化します。商品を一枚、支援者様に送付させて頂きます。開業以降は7万円~受け付ける予定です。多行形式の詩に限ります。(10行×10文字程度)
50000円
・支援者様と相談して次に商品化する作品を考えます:支援者様と相談して商品化する作品を検討します。ご希望の作家さんとその作品を教えてください。ご希望に添えない作家さんがいることもあるため、作家さんや作品の候補はいくつかあると相談時に助かります。商品完成の折には、商品を一枚、支援者様に送付させて頂きます。一緒に一枚の本を作りましょう。
クラウドファンディング終了後、支援者様とオンラインで数回お打ち合わせを行った上で、商品化する作品を決めます。お打ち合わせの日程は、メッセージにてご連絡いたします。具体的な相談手段は最低限メール、試作品のやり取りのため住所、可能であればzoomでの打ち合わせができればスムースです。
100000円
俳句や短歌は句会や歌会などで活発に人が集まり、作品について意見を交わし合います。しかし、その場を一歩出ると作品が公になる機会はぐっと減ります。その後は結社誌や同人誌、ネットでの公開が一般的ですが、結社誌や同人誌は一般の人が手に入れることが難しく、ネットでの公表は埋もれてしまいがちです。句集、歌集の形になればもちろん残るのですが、そこまでのハードルが唐突に高くなるのです。
わたしは既存の発表媒体を否定するつもりはありません。しかし、句会などの集まりから句集までがあまりに遠く、乗り越えがたい壁として存在することをどうにかしたいと思っておりました。
その階段、あるいはステップの一つとして作品一つから印刷、販売できる、一枚の本を提案したいです。
わたし自身、生活費以外の予備資金を稼ぐのに時間がかかり、単独で起業するにはかなり遅れると思っておりました。しかし、クラウドファンディングによって支援をいただければ起業のタイミングを早めることができ、商品にも十分な投資が行えます。
予定より多くの応援を頂ければ、第二弾の商品開発も早く着手できます。
現在作家さんたちとの交渉、活版印刷屋さんである嘉瑞工房さんとの打ち合わせ、紙屋さんから紙サンプルの取り寄せなどを行っています。
本プロジェクトは実行確約型のため、目標金額に達成しない場合でも、不足分は自費で補填する等の対応をとってプロジェクトを実行し、リターンを履行することを前提として既に制作へ向けて進行しています。
8月中に作家さんとの契約締結、および紙の選定終了。
9月中に嘉瑞工房さんと活版印刷試作。
10月15日を開業日として準備を進めています。
詩歌一作品を創作すれば、一日の生活費になる。
小さくとも詩歌でそのように生活が成り立つモデルができれば、詩歌の業界に、そしてその創作にもっと興味が持たれるのではないかと思っています。
そして、なかなか収入が得られない業界であるがゆえに、本業に時間を取られ、創作に時間を割けない人の一助となっていきたいです。創作すればするほどお金を支払うことになりがちなこの業界に別のシステムを作りたいと思っています。衣食住が足りてこその創作なのです。
一定の販売数を超えた作家さんには再度依頼を行います。みなさんが好きな作品を、その一枚の本を購入していただくことで、作家さんへの支援にもなります。
わたしだけではこの事業は完成しないでしょう。ですが、その助走だけでもわたしが務めます。詩歌の、詩人の新しい居場所を一緒に作りませんか。
ここまで読んで下さりありがとうございます。詩歌一作品で詩人の一日の生計が成り立つような未来をみなさんと一緒に作りたいです。応援よろしくお願いします。
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