応援メッセージ02
vol. 5 2022-04-26 0
こんにちは、映画『冬子の夏』製作委員会です。
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今回は、『冬子の夏』の舞台でもある群馬県で、長年、地元の人々を巻き込んで「まち映画」を撮り続けている、映画監督の藤橋誠さんから応援コメントをいただいたのでご紹介します。
地域の方々と一緒に映画を創る「まち映画」という映画制作プロジェクトを2002年からスタートし、今年で早20年、監督させていただいた作品数は30本となりました。「まち映画」はあくまで映画制作自体が目的ではなく手段として行っており、特定の地域を舞台にした映画制作の過程で出演者やスタッフの方々が世代や立場を越えた縦横の繋がりを作っていただき、その地域の元気に発展することを大切にしています。 私が自主製作映画を作ることに躍起に?なっていた大学生の頃、衝撃を受けた作品の一つが「月とキャベツ」でした。登場人物の切なさと瑞々しさが美しい風景の中で表現されていて、一映画制作者として憧れを通り過ぎて嫉妬を感じた作品でした。今回、映画化へ向けて動き出した「冬子の夏」も脚本段階で「月とキャベツ」と同じ香りを感じました。「勝手に大人になんなよ」と、冬子が自己の存在意義と他者を羨む気持ちの葛藤を描く18歳の女の子たちの物語が中之条で紡がれていくことに、また嫉妬しています(笑)。キャベツ畑ではなく、ひまわり畑でどんな光と影が切り取られていくのか楽しみです! 映画監督 藤橋誠 〜プロフィール〜 尚美学園大学芸術情報学部情報表現学科准教授/まち映画制作事務所代表/合同会社エフブリッジディレクター)。大学教員を務めながら、「まち映画」を中心にドラマ、CM、ミュージックビデオ、企業紹介映像等あらゆる映像制作を行なっている。 群馬県邑楽郡千代田町を舞台にした自主制作映画『舟の上』は文部科学省選定作品となる。「豚ほるもん」をテーマにしたまち映画「泣いて笑って豚ホルモン~Legend of Hormon in Gunma~」が2022年夏に公開予定。 「上毛かるた」をテーマにしたまち映画「おかめきけ~群馬発!上毛かるた奮闘記~」が県内外にて公開中。 学生を対象にした「映像制作ワークショップ」の企画・運営や、総務省関東総合通信局後援事業アマチュアCMコンテスト「わがまちCMコンテスト」の企画運営、「映画・映像」をツールとしたまちづくり講演などを各地で行なっている。 2017年6月1日の電波の日記念式典にて総務省関東総合通信局長から表彰を受けた。 |
自主映画の定義を変え、自主映画の固定観念を覆すプロジェクト。
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映画『冬子の夏』製作委員会