『Return to Earth』のモデルとなった女性、HaLのこと
vol. 5 2022-07-04 0
こんにちは!茜です!
この記事では、『Return to Earth』のモデルとなった
私の友人、HaL(杉山晴子)についてのお話です。
今回、パリの『第30回国際平和美術展』に出展される作品、
『Return to Earth』のモデルが、実はこのHaLであり、
そこには彼女の『すべての命と共にあそび、共に生きる!』という想いが込められています。
生きる中で経験し、感じるすべてを『あそぶ』と表現する彼女。
それは、彼女が苦しい過去を乗り越えてきたからこそ、の表現なのです。
HaLは学生時代、トランスジェンダーとまではいかないまでも、
女性よりも男性としての感覚が強く、
自分の内面と外側のパッケージとのギャップに悩んでいた時期がありました。
ところが、学校の先生にその悩みを打ち明けたところ、真摯に向きあってくださり、
その先生が言ってくださった言葉が、
『英語はいつかあなたが自分らしく生きるために役に立つから!』
というものでした。
これをきっかけに彼女の中で、英語が『科目』ではなくなり、
『生きるためのもの』に変わったのです。
人にはなかなか理解されない悩みを抱え、
ありのままの自分で生きられない苦しさ、もどかしさを感じていた彼女。
でも、そんな彼女を理解して受け入れてくれた先生や恋人の存在があり、
英語を学ぶことで世界が広がったお陰で、
今や、本来の自分を表現する
『Return to Human英会話スクール』を運営するまでになったのです。
そんな彼女が、㈱Hueという会社を立ち上げるタイミングに、彼女のビジョンや経営理念をアートにして世界へ届けよう!という想いで私が『Return to Earth』を描きました。
すると…
この絵をきっかけに、『すごく想いが伝わってきます!』と彼女の英会話スクールに入会される方が増えたり、こっそり絵を待ち受けにして画面を見るたびにパワーをもらっている人たちが沢山いるという現象が起こったのです!
このことから、HaLだけでなく、
- ありのままの自分で生きられない
- 本音を誤魔化さずに人生を思いきり生きてみたい
- 自分を愛したい
という人たちが、このkikkakeアートを通して思いきり自分らしさを表現し、そしてそれを『きっかけ』に自分の才能が開花したり、誰かと繋がってそこからまたご縁が繋がっていく…
という『一人一人が表現者になる祭典』を日本で開催したい!と強く思うようになりました。
それが、『Hue~光の祭典~』が生まれた背景です。