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Horse Powered Farmをクラウドファンディングで実現!

風景をつくる人と馬の仕事ー“Horse-Powered Farm”
を北海道に創ります。

人の手と(Handmade)と馬の力(horse power)を繋ぎ、美しい景観、『古くて新しい』価値を生み出すプロジェクト。これまでの経験を活かし、さらに発展させ次世代へと引き継ぐために「働く馬の農場」を形にします!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額2,500,000円を達成し、2021年12月6日23:59に終了しました。

コレクター
123
現在までに集まった金額
2,729,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額2,500,000円を達成し、2021年12月6日23:59に終了しました。

Presenter
鈴木ビック健一 プロフィールを表示

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神奈川県出身。パーカッショニスト、馬方。2011年、音楽活動を休止し家族と高知県へ移住。自給的暮らしの中で農耕馬との出会いがあり、馬と働く馬方を目指して馬耕・馬搬の実践に取り組む。 2021年、元・寒立馬(かんだちめ)の花雪と共に北海道豊浦町へ移住。現在は、馬耕ワークショップや教育プログラムへの参加、木工作家とのコラボレーションによる馬搬材の木工品づくりプロジェクト、休耕地を開墾しての馬耕田んぼづくり等に取り組んでいる。

馬耕と効率

vol. 1 2021-11-01 0

馬耕とは、馬に犂(すき)を引かせて田畑を耕すことです。
農機具のパワーが今も「馬力」で表されているのは、
かつてはそれらがほんとうに馬力で行われていたからです。
「プラウ」「カルチベーター」も馬に引かせていた道具が
そのまま(というわけではないけど)トラクターにくっついています。

※今年4月に行われた馬耕ワークショップの様子です。

それで、馬耕をしていると、よくトラクターと比べる視点に遭遇します。
比べるまでもなく、速さや耕せる範囲がかなわないことは、
今現在、馬との農業で生計を立てている人が皆無であることが証明しています。

ですが、近年フランスではワイン用のブドウ畑に再び馬が戻って来ている
ところが増えているそうで、土が良くなり品質が良くなりワインの質が上がり・・・
ということが起こっているそうです。
2019年長野で開催された「馬と人の結びつきを考える会」では
フランスから馬と働いている方々が講師に来てくださり、実践指導や講演がありました。
私たちは後日、資料を見せていただいたのですが
「いまになって気付くのは、ワインをつくるのに馬を捨てるのは早すぎました。
経済的にも、作業効率を考えても馬を使った方が色々な面でとても面白い」

という話に、ワクワクする未来のビジョンが広がっていく気持ちでした。

そもそもなぜ耕起するのか、についてはいろいろな考えや理由があると思いますが
健やかな土で健やかな作物を育てることが目的だということを考えると
必ずしも耕起しなくてもいい、という場面や畑も出て来たり、
耕す速さや広さだけでははかれないことがあります。
実際、馬耕で畑をつくっていると、機械の耕運機よりザクザクとした仕上がりになってしまって
見た目には粗かったりするのですが、大雨の後の水はけなどを比較すると
空気を含んだザクザクとした馬耕畑は水はけが良くなっていたり、と
馬耕の効果を感じることも多いです。

そして馬耕のすごいところは、エンジンが草で、排気が馬糞=堆肥という
完全循環システムというところです!
ちょっとそこで燃料補給(草を食う=人の草刈りの手間が省ける)してもらっている間に
人間は別の作業をして・・・という夢の協働関係が成立します。
馬は牛と違って反芻することができず(馬は胃がひとつ牛は胃が4つ)
消化効率がとても悪いのです。
そのかわりになが〜い腸を持っていて、腸内の微生物がたっぷり含まれた
「まだちょっと草のようなもの」といううんこを生み出します。
これが、とても良質の堆肥になるのです。
匂いもまるでヨーグルトみたいで、私は馬糞の匂いがだいすきです。

それから、一見オマケのようですが、実はもっともと言っていいくらい
重要なポイントは、馬と働くことは楽しく、子どもたちも一緒にでき、
そして何より働く馬は美しいということです。

「昔のお百姓さんが『来年も(明日も)また頑張ろう』と思えたのは、
日々目の前に広がる風景に美しさがあったから」

高知で自給的暮らしをしていた頃に聞いた地元の年配の方からのこの言葉が
ずっと心に残っています。

人が幸せに働き続けられること、次の世代に誇りをもって伝えられること、
長い長いスパンで見てみると、実は馬耕というのは持続可能かつ効率が良いのでは
とそんなところからも思ったりするのです。

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    馬耕米とリトルプレス

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    • 馬耕米 ゆきひかり1kg
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    • 2022年03月 にお届け予定です。
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    リトルプレス 2巻セット

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    • リトルプレス「馬と暮らす 馬と働く2(仮)」(2022年3月発行予定)
    • リトルプレス「馬と暮らす 馬と働く」(2019年発行)
    • 2022年03月 にお届け予定です。
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    馬搬白樺の器

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    • 馬搬白樺の器
    • 2022年03月 にお届け予定です。
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    馬耕米とリトルプレス 2巻セット

    • 感謝のお手紙「花雪&仔馬便り」(メールでPDF送付)
    • リトルプレス「馬と暮らす 馬と働く」(2019年発行)
    • リトルプレス「馬と暮らす 馬と働く2(仮)」(2022年3月発行予定)
    • 馬耕米 ゆきひかり1kg
    • 2022年03月 にお届け予定です。
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    • 感謝のお手紙「花雪&仔馬便り」(メールでPDF送付)
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    • 馬搬白樺の器
    • 馬と働く農場体験 小屋に滞在(1組2名様1泊2日)
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    全ての特典と農場体験3泊4日

    • 感謝のお手紙「花雪&仔馬便り」(メールでPDF送付)
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    • リトルプレス「馬と暮らす 馬と働く2(仮)」(2022年3月発行予定)
    • 馬搬白樺の器
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    全ての特典と農場体験10日間

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    • 馬搬白樺の器
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    • 2022年06月 にお届け予定です。
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    全ての特典と農場体験5年間パスポート

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    • 馬搬白樺の器
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