【本と川と街 プログラム紹介 その4】
vol. 6 2021-10-16 0
本と川と街のプログラムとそのクリエイターさんについて、ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。
街暦/Ari no Mi Project(襟草 丁+松本 力)
川は物や人の移動と深くかかわり、運んだり運ばれたりを繰り返しながら、ヒト・モノ・コトが出会い、そうした往き来によって街は形づくられる。花暦、旅暦などモノと行為に見る移ろいがあるように、街もまたその現象を通して季節のめぐりを感じられる独自の時間軸を持っている。ふたりの表現者が、お互いの写真と言葉で、映像と認識を交わし合う「往復写簡」によって、ヒト・モノ・コトの真実味を街に投影する。それは、過去を呼び覚まし、未来を見据えるように、この場所性を眺めるコトである。
プロフィール:
Ari no Mi Project/襟草丁(表現家)と松本力(映像作家)が「無」について考えるアートユニット。2017年より「なぜ何もないのではなく何かがあるのか」という観点を文化的視点で表現するサイトを立ち上げ、発信する。プロジェクト名は梨の無しを有りの実といいかえる見立てから。
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街を巡るアートプロジェクト「本と川と街」を10月30日(土)〜11月28日(日)の1ヶ月開催します。本所・深川地区を街歩きをしながら点在する展示やライブ、ワークショップ、オンラインプログラムなど26作品を体験できます。
「本と川と街」楽しんで頂くためにPASSPORT BOOK(定価1600円)をご購入ください。プロジェクトのコンセプトや作品解説、また作品を無料・割引鑑賞ができます。
※プログラムは感染状況等によって、鑑賞方法や参加方法の変更、延期、中止などの可能性があります。ご来訪の際は、事前に本と川と街もしくはクリエイターのサイトで最新情報をご確認ください。