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障がい児の保護者支援書籍出版プロジェクトをクラウドファンディングで実現!
当事者として強く感じた、障がいのある子の子育ての難しさとサポートの必要性。
私たちが考える保護者支援のマインド・実践方法を広く多くの方に伝える書籍を出版したい。
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「公益財団法人みんなでつくる財団おかやま」は、岡山県内の約100名の若者による“呼びかけ人”が中心となり、広く市民に基本財産の寄付を呼び掛け、530名より集まった4,133,000円を基本財産として設立しました。 地域の社会課題解決をじぶんたちの手で実現するための「あたらしいインフラ」として、この岡山の地に根付くものになるよう、取り組みを展開していきます。
当事者として強く感じた、障がいのある子の子育ての難しさとサポートの必要性。
私たちが考える保護者支援のマインド・実践方法を広く多くの方に伝える書籍を出版したい。
みなさんのおかげで最初の目標100万円を達成することができました。本当にありがとうございます。次は出版に必要な総額の130万を目標に最終日までチャレンジを進めていきます。
出版には編集や印刷費で約109万円かかります。それに、クラウドファンディングの手数料を加味した金額、130万円を目標に引き続き支援金を募集しています!最終日までどうぞよろしくお願いいたします!
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メディアでも取り上げられる回数が増えた「発達障がい」は、近年、その人数が爆発的に増加していると言われています。岡山県もその例にもれず、小学校の特別支援学級在籍率(全児童生徒に対して支援学級に在籍する児童生徒の割合)が、2016年度には4.35%と全国でトップ(全国平均2.39%)になり、支援学級の爆発的な増加が教育の質に悪影響を及ぼす事態となっています。支援学級の急増の主要因は発達障がい児の増加ですが、それは同時に、その育児に悩む親が激増していることも意味しています。
私たちは、倉敷市で障がい児の保護者の支援をする認定NPO法人です。私たち自身が障がい者の親であり、自分たちの悩み多き子育ての実感をもとに、同じ立場の人たちを支援したいと考えて、現在まで7年間、保護者支援の活動をしてきました。私たちは、近年これほどまでに「障がい児」とされる子どもが増えているにも関わらず、その親たちのサポートがほとんどなされていないことに長年危機感を抱いてきました。
今、子どもたちは、10人に2~3人くらいの勢いで「発達障がいかもしれない」と指摘されています。その親たちが、そんな指摘を受けてどれほどのショックを受けるか、障がいの受け止めにはどのようなサポートが必要なのか?親にとって「子どもの障がい」は、青天の霹靂のような出来事であり、その受け止めには長い長い時間を要します。受け止めて行く過程には様々な心理的な葛藤が生じ、育児は出口の見えないトンネルとなって親たちを深く悩ませます。このようなことに、社会はこれまで、ほとんど注目せず、関心も払ってきませんでした。
しかし、子どもは、一人で生きているわけではありません。ほとんどの場合、その一番近くに、親がいます。そして子どもは、写し鏡のように、親の状況に影響されます。親が心配に顔を曇らせていては、子どももまた、不安定になってしまいます。そのことを私たちは、自らの子育てから痛いほど学びました。だから、私たちは、障がいのある子どもたちが幸せに健やかに育っていくためにも、まずその親に元気になってもらうこと、親を支援することが、何より大事だと考えているのです。
私たちは2016年より、全国でも珍しい、「障がい児の保護者の居場所カフェ」を運営しています。毎週火曜・木曜に開くそのカフェの名は、「うさぎカフェ」。ここには年間延べ1200人超の保護者が訪れ、共に手作りのランチやスイーツを食べながら、スタッフ相手に悩みを話し、親同士で交流しています。多くの方が途切れなく「うさぎカフェ」に訪れてくるということは、このような場が社会に求められているのだと強く感じています。
しかし一方で、「保護者の居場所」が「うさぎカフェ」一択である状態は、良くないと考えています。訪れる保護者が、自分に合った、行きやすい居場所を選択できるようになって欲しい。いろんな地域にいろんな形の「居場所」があって欲しい。困難の多い子育てであっても、話を聞いてくれる相手と、気持ちを分かち合える仲間の存在があれば、きっと乗り越えられます。
「障がい児の保護者の居場所カフェ」の様子
「障がい児の保護者支援の必要性」は、まだ社会的に顕在化されていない問題です。そのため、これまで何度、保護者支援の必要性をお話しても、子育てハンドブック(一般書店では取り扱いなし)を作って何冊も販売しても、なかなか地域社会に定着・浸透していきませんでした。そこで、書店に流通させられる一般書籍を出版することにより、これまでよりも広くたくさんの方に保護者の支援について知り、考えてもらえるようにしたいと考えました。この本は、次の6章で構成されています。
この本の読み手として私たちが考えているのは、まず、障がい児の保護者の皆さんです。活動のバックグランドとなる著者自身の子育て経験や、「うさぎカフェ」を訪れるお母さんたちのエピソードをご紹介することにより、困難な子育てに日々向き合う人たちへの尊敬の念とエールの気持ちを伝えたいと思います。また、この本では「なぜ障がい児の保護者に支援が必要なのか」を細やかに解説しているため、支援者や福祉を学ぶ学生、その先生がたにも、大いに参考になるはずです。
この本では法人の活動の成り立ちや、団体づくりのコツ、居場所づくりのノウハウや、団体を継続するための資金調達の方法など、実務的なことも書いています。今後、団体づくりや居場所づくりを志す方の参考にしていただけるでしょう。
さらに平成30年7月の西日本豪雨という大きな災害以来、被災地である真備町で行っている活動の記録は、今後各地で災害が起きた時の「被災地での居場所づくり」の参考になると考えています。
気になるところを繰り返し読め、読んだついでに隣のページまで目に入るというのが書籍の良いところです。ぜひ、一番気になる章から読み始めてください。そのついでに他の章も目に入り、気づけば保護者支援のマインド全体を受け止めている、そんな状態になってくれることを願っています。
この本には、私たちの経験やノウハウをギュッと詰めて、情報を得るツールとしてだけではなく、「親の支援のテキスト」という役割を持たせます。それを用いて、行政を中心に様々な支援組織を対象にした研修会を開催します。本の出版により今まで以上に活動の場が広がり、いままで情報を届けられなかった人のもとに辿り着く道筋ができます。
また一般書籍として全国各地で手に取ってもらえるので、各地で同じような活動をしている人、これから活動を考えている人とのネットワーク構築のきっかけになります。このネットワークが実現すれば、色々な場所で一人で悩んでいる親や、その支援をしている人たちを勇気づけることができると考えています。
2020年3月に出版する書籍の費用に当てさせていただきます。
このクラウドファンディングで集めた資金を元に2020年3月に書籍を出版することにチャレンジします!資金調達が達成されなかった場合は、別の収益事業の利益を本の出版費用にあて出版します。出版スケジュールが万が一遅れた場合には、出来上がり次第、ご支援していただいたみなさんに迅速に報告し、リターンの送付を行います。
このプロジェクトについて最後まで読んでくださってありがとうございます。倉敷という小さな町で行っている活動ではありますが、障がい児の育児で悩む人の気持ちは全国共通だと思っています。私たちの本の出版で、直接会えないような遠くにいる方にも私たちのエールの気持ちが伝わりますように。そして、保護者の支援について知る人が増えることで、障がい児の育児環境が少しでも温かいものに変わっていきますように。どうぞ私たちに力を貸してください。よろしくお願いいたします。
プロジェクトメンバー(認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ)
実施団体:認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ
代表:理事長 安藤 希代子
設立:2012年4月1日
CANPAN:https://fields.canpan.info/organization/detail/1345726788
団体WEBサイト:https://parent-support-step.jp/
1000 円
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