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日田シネマテーク・リベルテの存続をクラウドファンディングで実現!

人口6万人の小さな町にある自由な映画館日田シネマテーク・リベルテを1日でも長く続けたい!
文化の灯を消さないプロジェクト

2度の閉館を経て再オープンした映画館は16年目を迎えました。これまで支えてくださった皆さまのおかげです。地域の活力となれるよう、今後も頑張っていきますので、どうか皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。

コレクター
0
現在までに集まった金額
0
残り日数
79
目標金額 1,000,000 円
このプロジェクトでは、目標達成に関わらず、
2025年4月30日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

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目標金額 1,000,000 円
このプロジェクトでは、目標達成に関わらず、
2025年4月30日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

Presenter
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小さな町で小さな映画館を営んでおります。

このプロジェクトについて

2度の閉館を経て再オープンした映画館は16年目を迎えました。これまで支えてくださった皆さまのおかげです。地域の活力となれるよう、今後も頑張っていきますので、どうか皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。

1人の想いから始まる新しい文化~映画館リベルテの成り立ち~

古来から西日本の政治の中心として栄華を極めた大分県日田市も現在では、人口が減少し(合併しても6万人ほど)、政府からも消滅可能性都市に常に名前があがる町になってしまいました。そんな中でもこの町にはまだ映画館が存在しています。

全国的にもともとあった町の映画館が次第に無くなっていき、特に10万人以下の町からは絶滅しているほど映画もしくは映画館を取り巻く環境が疲弊し、現在に至っています。

そういう状況だからこそ、まさに映画のように、とんでもない困難が待ち受けていたとしても希望を失わず、来場していただいた皆さま一人一人の心に訴えかけ、明日への活力となるコミュニティーセンターとなるような場所を目指していこう、そして故郷から映画館がなくなるのは悲しいという想いのもと、新しい形で再オープンし、おかげさまで16年目を迎えました。

しかし、常に様々な要因があり、いまだいつ閉館してもおかしくない状況に変わりはありません。それでもやはり心の健康を保つ映画というものや、様々な他者とのコミュニケーションの場でもある映画館があることは、時を重ねるほどとても重要なものだと実感しています。こういった場所がなくならず一日でも長く存続できるよう、そしてさらに素敵な活動ができるよう、みなさまのご支援を募らせていただく機会をいただきました。これまでご来館していただいた方、まだご来館されていない方、すべての皆さまにご支援いただけると嬉しいです。

これまで、クラウドファンディングでなにかをお願いすることができなかった小心者の当劇場ですが、「一緒に頑張ってみませんか」というお客様やスタッフのおかげで、一歩踏み出すことができました。改めまして、皆さまのご支援を何卒よろしくお願いいたします。

日田シネマテーク・リベルテについて 

「日田シネマテーク・リベルテ」は、1991年に創業しましたが、2008年に2度目の閉館を余儀なくされました。「フィルム映写機を残してほしい」という現支配人(原茂樹)に白羽の矢が立ち、2009年6月、閉館の危機にあった日田シネマテーク・リベルテを引き継ぎ、再生への道を歩み始めました。

ANTENNA https://antenna-mag.com/post-67054/

(映画が「作る人」をもう一踏ん張りさせてくれる-<日田リベルテ>原さんが映画館をやる理由)

映画館での活動 

映画を観ながら本格的な珈琲が飲める時間自体が幸せ

リベルテではただ映画を観るだけではなく、美味しい珈琲を飲みながら映画を観れるようにしています。現代は時間との戦いといってもいいほど時間に追われてしまっています。その時間を、もっといいものに変えていければきっとその時間はいい思い出のように有意義になるはず。なのでオリジナルの珈琲を作りました。注文されてから豆を挽き、ハンドドリップで出来上がるその珈琲は、オープン時からリベルテで毎月一緒に珈琲教室を行ってきた『豆香洞コーヒー』の焙煎士の後藤直記さんと、試行錯誤の末に完成したブレンド。別名“映画館ブレンド“とも言える、2時間経っても(冷めても)美味しい珈琲です。後藤さんはその後、焙煎の世界チャンピオンに輝いたのでご存知の方も多いと思います。こんな小さな町でも、世界で1番美味しい珈琲を目指してきて良かった。そうしみじみ思います。美味しい珈琲を飲みながら映画を観れるその時間自体、格別なものになると信じています。

・ショップ・直接足を運んでくれて想いを共有した作家さんたちの作品の販売

今や、インターネットで世界中の様々なものが手に入る便利な時代になりました。販売する側も、お金があればいろんなものを仕入れられるようにもなったということです。しかし、その根底に流れる作家たちの“想い”はそう簡単に手に入るものではありません。リベルテでは有名無名に限らず、そんな“想い”のこもった作品を販売しています。しかし、“想い”は時間をかけて共有しないと分かりません。その為、まず実際にこの映画館に足を運んでくれて、お互いに共感した作家さんの作品ばかりです。いい時もそうでない時も、末長くお付き合いできる関係を大切にしており、今では家族のような間柄になっています。もちろん、作品のクオリティは言わずもがな。作家の想いを聞くと、さらに作品が輝いてくる。そんな瞬間も体験してほしいし、暮らしにどんどん取り入れていってほしいと願っているほど、素敵な作家や作品ばかりだと自負しています。

オンラインショップ(https://hitaliberte.buyshop.jp/)

・映画トークイベント(映画を掘り下げていくことで人生が輝きだす)

映画を観て、帰る。それだけだと、監督が言いたかったことよりも、つい自分の思いだけで埋め尽くされたりしちゃいますよね。もちろんそれでもいいのだけれど、映画はそんな自分よりも広かったり深かったりするので、実際に作った人の話を聞くことで、作品がグッと自分に近づいてきたり、伝えたい想いに共感できたり、映画体験自体が素敵なものになります。なので、リベルテでは監督の本質や真意(源泉と呼んでいる)が掛け流せるような突っ込んだ質問をたっぷりしていきます。舞台挨拶とは全然違う、監督も壇上で考えていたり、そんな時間はとても有意義で贅沢で貴重ですし、自分の人生の参考にもなっていきます。

ex,原一男,手塚眞,諏訪敦彦,豊田利晃,江口カン,鶴岡慧子,HIKARIなど監督多数

古館寛治,渡辺真起子,榎木孝明,神野三鈴,大東駿介,西田尚美,菊池亜希子など俳優多数

岡本仁,中原慎一郎,小菅正夫(旭山動物園前園長),河内タカなど素敵な方々が来館

・音楽ライブ(アーティストの表現、お客様との共有の場の提供)

映画館を劇場とも呼ぶのは、歴史的に映画だけじゃなくいろんな表現の場であったからだと思っています。会場は暗転し、明るいものが目の前に現れひとつの世界を作る。そしてそのひとつのものをみんな一緒に観る。だけれど、ひとりに向けられた光。その光が自分の内面も映し出します。鏡のように。ライブや演劇も、映画と同じ楽しみ方ができるものです。この瞬間が永遠になって、人生の彩りを増やしてくれます。

ex,青葉市子,haruka nakamura,高野寛,伊藤ゴロー,清水ひろたか,青柳拓次,浜崎貴司,おおはた雄一,青木隼人,宮内優里,照井利幸,中村達也,浜田真理子,マーシャ・クレラ(ベルリン),Soley(アイスランド),レイチェルダッド(イギリス),マサイ族,など

・展示会・作品展をやる場(ギャラリースペース併設)

本やスマホで見る作品もいいかもしれないけれど、やっぱり原画の持つチカラは次元が違いますし、実際に触れられると全く違う感動が訪れます。それは、逆に原画が素晴らしいから、印刷物や写真になっても、こちらに飛び込んで来るのだと思います。なので、ギャラリースペースでは、いろんな作家さんの原画や展覧会も不定期に開催しています。

岡本仁,牧野伊三夫,ホンマタカシ,谷口智則,ミロコマチコ,三笘修,鈴木稔,齋藤圭吾,立花文穂や映画に合わせた展示も多数行う

町の魅力を掘り起こす活動

・町のPR(全国誌)において日田や大分県の魅力を紹介

今ではいろんな地域の取材をしたり記事を書いたりする仕事も依頼されますが、「まちづくり」という観点で活動をしていません。山や川のような人が誕生する前からある自然や、その町の歴史、そして素敵だと感じる活動などがあって、それらを紹介することで、結果的に人が集い「まちづくり」みたいに感じるものだと思っていますので、誰も知らないものを紹介するより、昔から身近で当たり前になりすぎて、価値だと思っていなかったけれど、実は他の町にはない素敵なものに光を当てるような、そんなこの町の日常を紹介しています。その方が、観光に来ても、ギャップを感じることなく楽しんでもらえますし、リピートしてくれる方も増え、移住してくれる方までいてくれるのはとても嬉しいことです。

暮しの手帖(https://www.kurashi-no-techo.co.jp/honshi/c4_70.ht...)

Hanako(https://hanako.tokyo/travel/412740/#heading-1)

キナリノ-「好き」を通して人が集う。町で唯一の映画館 (https://kinarino.jp/cat7/29632)

ビズリーチ- 仕事を辞め、廃業寸前の「町の映画館」を継いだわけ 育った町に「文化」を残す

(https://www.bizreach.jp/column/career-story-28/?ms...)

・HITA映像祭・秋月(福岡)フィルムフェスト・アキヅキ(毎年、若い世代が興味を持てたり発掘したり実際に人財が生まれている)など、映画祭の立ち上げ支援

映画館運営までは大変だけど、映画は好きという人は多いという実感があります。中でもイベント的に上映会を企画する人がいつも一定数はいます。もちろん日常的に映画の魅力を届ける映画館の運営も大切ですが、いろんな娯楽が溢れている現代は、そもそも映画の魅力を伝える活動に協力していかないと、未来の映画ファンが増えていかない。なので、いろんな映画好きな皆さんの協力もしています。継続できるようにとリベルテが立ち上げから関わった映画祭は、今でも毎年続けられています。そのノウハウを伝えてゆく活動もできれば、小さな地域でもこどもたちと一緒に映画を届けられるものになっていけるかもしれないという期待を込めて活動しています。

HITA映像祭 (https://popborn.wixsite.com/hita-movie)

FILMFEST AKIZUKI (https://www.akizukifilm.org/)

・全国の映画館と連携する企画(ミニシアターパーク、エルメスヒューマンオデッセイ)

これまでの映画館は、各地それぞれのやり方で存続してきました。しかし、現代はシネコンの台頭で地域から映画館がなくなっていきました。それは、コンビニエンスストアの登場で町の商店がなくなったりしてゆくように、大手の会社が企業誘致として進出し、既存の個性的なお店がなくなってゆく構造と同じような状況だと思っています。なので、シネコンではない地域の映画館同士がいろんな意味で繋がり、一丸となれる部分があればすぐに集結していきましょう、ひとりじゃないんだからというメッセージを込め、全国の映画館で連携してゆく企画を作ったり、教職したりしてきました。それでも大変な状況は変わりません。なので、これからも全国の映画館と連携してみんなで映画の魅力を伝えていければと思って活動しています。

・講演会(自治体・学校)などいろんな年齢層に向けた活動紹介 

生涯教育として、映画は実にいい教材だと思っています。さまざまな映画を題材に、いつからでも新しい人生を始められることや、そもそもぼくらは自由だということ、そして諦めなかったら何かには繋がってゆくことなど、人生を自分で設計してゆくことの楽しさなどをお話しして欲しいと、この映画館の運営も含めてお話しする機会をいただいています。これらをきっかけに、新しいことを始めた方々や、自分の好きなことを生業にする一歩踏み出した方々もいて、これからもこういった活動が続けられると、社会にとってもいいのではないかと考えられるようになりました。

・教育 非常任講師で大学で単位を持ち芸術経営論や各大学のレクチャーも行う(未来のために)

やっぱり未来は、常に今のこどもたち。ぼくらが小さかった頃も、何かに影響を受けてきたはずです。こども時代にいろんな体験をさせてもらう中で、次第に未来を選んでいったと思います。それなら、リベルテがやれることは、芸術や文化のこと。映画や芸術を仕事にして生きている人たちがいることや、それらを通していったい何を表現しているのかなどを知ってもらう機会を作れば、こどもたちの未来の選択肢が増えてゆくと思い、そんな考え方で大丈夫であればお引き受けしています。未来を作る今のこどもたちが大きくなる頃にはどういう価値基準になっているのか分からない、愛や友情、絆や兆し、生や死などについて考えるきっかけを通じて、より良い人生を自分で主体的に設計する幸せを感じてもらえたら嬉しいです。人生に失敗という概念はないので、他人軸の判断ではなく、自分でしっかりとした価値基準を設けられると、どんな人生であっても自分で選び、心地よく受け入れて暮らしてゆけると信じています。

監修(キュレーション)「みんなの美術館」( 6年目)、「宇治山哲平展」(10年目)など

日田市には美術館がありません。それで仕方がないと諦めても、所蔵作品たちはずっと倉庫で眠ってしまう。そこで、管轄である行政担当者と協議を重ね、毎年2種類の美術展の監修・キュレーションを行なっています。ひとつは日田市出身の抽象画家:宇治山哲平氏の展覧会、もうひとつは日田市の所蔵作品全体の美術展です。いきなり箱物を作ることは今の時代に合っているとは思えませんが、倉庫に入れておくことも胸が苦しい。なので、その中間を作り、いつかは常設の美術館を作れれば嬉しいというスタンスで活動しています。昨年、何十年ぶりかに宇治山さんの寄贈依頼があり、とてもすごい価値だと思うとともに、ようやくやってきて良かったと思えるようになりました。これからも続けていきたい活動です。

・ヤブクグリ・広報係(日田の林業 「日田きこりめし」弁当)

日田市は昔、国をあげて林業(主に杉)で栄えた町でもあります。しかし、コンクリートや外材の輸入などに転換していく中で、森が放置され始めてきました。これは全国的にも言えることです。その土地で育った杉の出口をなんとか作っていけないかといつも試行錯誤しています。その中で、画家やデザイナー、地域プロデューサーなど、普段森に入ることができない職種で、森を憂いている人たちが集まり、「ヤブクグリ」という会を作りました。これまで、きこりめし弁当(ADC賞受賞)やイベントを行ってきました。これからは自分たちで製品をこしらえ、全国に販売していくことになりました。それでもまだまだ森を守ることまではできないですが、多くの人が森に関心を持ってもらう活動を続けていければと思っていますし、いろんな方々の支援もお願いしたいです。

https://yabukuguri.com/bento-bu/

・コラム連載(nice things、日田の情報誌ヒタスタイル)

コラムの連載もいくつか行っています。最初は、映画の紹介を新聞10年間ほどで毎月行っていましたが、その中で、日常で感じる想いも書いて欲しいという依頼が増え、映画だけじゃなく、日々のことも記すようになりました。その中でも、ただ映画を見るだけではなく、映画で良かったことを実生活に活かしてもらえれば、少しずつ素敵な世の中になってゆくと信じて続けています。

nice things.「ひたむき農園 上映中」

(https://nicethings.jp/)

ヒタスタイル(https://hitastyle.com/)

この場所があれば、新しい商品が生まれ続ける面白さ

~リベルテがあるから生まれる作品・応援してくれる作家さんたち~

「かもめ食堂」などのイラストを務める画家の牧野伊三夫さんとオリジナルグッズの制作も行っています。(Tシャツ、トートバッグ、器)。

音楽家の青木隼人さんと音楽アルバム「日田」を制作。町の空気をパッケージした音はがき。

映画館【日田リベルテ】と音楽家【青木隼人】と作家【石田千】と画家【牧野伊三夫】の想いが集まって、奇跡の音楽作品が生まれました。

コロナ禍では、絵本作家のミロコマチコさんや谷口智則さんは気持ちとして絵を送ってくだり、グッズを作り乗り越えることができました。(気持ちも売り上げも)

音楽家の青葉市子さんと映像作家のusaginingenさんとリベルテのオリジナルムービー制作。(5作品)

コロナ禍で突然の休館を余儀なくされたリベルテ。だけど、やっぱり希望を持っていこう。毎回、映画が始まる前の、少し暗い"映画への入り口時間"にと、映像作品が生まれました。明るい時でも頭上から見守ってくれる星たちが、映画館で映画を上映できていることを喜んでくれているような、今から始まる人生の発見を心待ちしているような、そんな貴重で素敵な作品が出来上がりました。嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。リベルテに想いを寄せてくれる皆さんが、できることを持ち寄ってくれて幸せです。宝物。ぜひ、映画の前の、この時間も楽しんでいただけますよう。本作品は、リベルテで映画をご覧いただける皆さんが観ることができます。

画家の牧野伊三夫さん、作家の石田千さんが「月金帳」でリベルテオーナーに向けた会話をネット上で公開。書籍化されました。(https://note.com/minatonohito/m/m56aac7574402

伊藤まさこさんからの提案で全国からも支援できる「未来の自由券」を制作し、多くのご支援をいただけました。

また、オンライン舞台挨拶&ディスカッション企画

今回の舞台挨拶は感染防止対策により全70席のうち、リアルな座席は20席のみ販売という状況の中、残りの50席をオンライン視聴できるチケットを劇場のオンラインショップで販売し劇場の座席分はほぼ“満席”となった。 (記事参照https://cinefil.tokyo/_ct/17368270 )

これだけやっても厳しいのか(現状)

これだけの文化活動をしている劇場はほかにあるでしょうか。

しかも原は、自分の生活をなげうってまで、なぜやれるのか疑問が湧くほど。

それは、郷土愛や映画の力を身にしみて感じていて、映画(誰かの人生)を観てよかったことを体現していこうとしているから苦しくてもやれるのだとも思います。

人口の少ない町では、都市部と比べ集客など難しい状況など立たされることが多い。しかし芸術や映画の持っている価値自体は変わるものではありません。なので、1スクリーンしかなくとも、映画料、人件費、光熱費が高騰していっても、愛を伝えることは尊いことだと思って続けてきました。存続するだけで精一杯ですが、それでも何とか運営が続けられるよう、作品選定を工夫したり、イベントを開催したり、経費を最小限に抑えたり、様々な経営努力を続けてきました。しかし未だに今月の支払いを乗り越えることに必死な状況も変わりません。

また経営だけでなく、建物の老朽化に伴い雨漏りが発生したりなど、建物の維持努力も必要になってきました。現在も修繕を重ねつつの運営をしていますが、映画を観るお客様のために、より快適で安全な環境を提供できるように施設の老朽化した様々な部分の修繕を行います。

加えて、映画館の重要な役割を担う映写機も、時代の変化とともに進化をし続けています。

特に2010年初頭、日本の映画業界にも押し寄せたフィルムからデジタルへの移行の波は、日田シネマテーク・リベルテにも大きな影響を与えました。当時、デジタル映写機の導入には500万円から1000万円程度の費用がかかり、全国のほとんどの映画館が次々と最新の映写機(DCP)を導入していく中で、日田リベルテもその波に乗り遅れるわけにはいきませんでした。しかし、先述の通り、現在も経営がぎりぎりの状況であるため、映画館単独では、約1000万円という巨額な費用を捻出することが非常に困難な現状です。そのため、当時(2009年)から現在に至るまで支配人が独自に機材のプログラムを組んで今日も上映しています。

しかし、さらなる時代の変化により、皆様にお届けしたい作品がDCP映写機でしか上映できない作品も増え、希望の作品が上映できないことも多くなりました。この状況が続くと最も重要である映画選定も困難になり、お客様に素敵な作品を届ける幅が狭くなっていきかねません。その為今後のことを考えると映画館存続のための最新映写機の導入が不可欠になっていきます。

また、現支配人の個人の活動の、全国雑誌連載や、県や市の全国への紹介、芸術企画案件等、想像を絶する仕事量を含んでも、毎月やっと赤字ラインを越えるかどうかの自転車操業を行っており、当館の現状は、厳しい状況が続いています。今までは支配人の想いの強さで持ちこたえてきましたが、これからはその想いに加え、皆様と共にみんなの映画館を作っていきたいと思っております。

しかしながら、現在の状況から考えると、DCP映写機導入を第一目標に掲げるとクラウドファンディング未達成の場合に、自己資金で巨額の資金を補填することを、皆さまに確実にお約束できないばかりか急に閉館の危機に立たされてしまうため、第一目標を上映環境改善・修繕のための100万円とし、ストレッチゴールを900万円と設定し、達成すればDCP映写機の導入いたします。

皆様のご支援、何卒よろしくお願い申し上げます。

リターン内容

・お礼メッセージ

ご支援してくださった皆様にお礼のメッセージをお送りします

・劇場鑑賞券

当館でご利用いただける鑑賞券です。(無期限・譲渡可)

・リベルテオーナーによる日田案内・相談券

「暮しの手帖」や「Hanako」などの全国雑誌などで日田のいいところを紹介している原が、ご要望を聞き、おすすめの日田のスポットを案内します。いろんな相談も可能です

・『リべチコTシャツ』ミロコマチコとリベルテのオリジナルTシャツ(背守り入り)

・リベルテ15周年記念オリジナルTシャツ(画家:牧野伊三夫、描き下ろし)

・青木隼人「日田」(リベルテレーベル)

・お名前スクリーン上映(小 / 中 / 大)

日田リベルテを支援してくださるサポーターとして、2025年7月から1年間、幕間のスクリーンにお名前を上映させていただきます。

・劇場貸切プラン(約2時間または1日)

上映会やパーティなど、劇場を貸し切ってご利用いただけます。日程は要相談とさせていただきます。

・年間フリーパス鑑賞券

2025年7月から1年間、当館でご利用いただける鑑賞券です。

1日に何度でもご覧いただけます。

・リベルテレター送付

毎月、リベルテで上映する作品のチラシや上映スケジュールを1年間お送りいたします。

想定されるリスクとチャレンジ

未達成の場合も自己資金を補填するなどで上映環境改善・修繕は行います。経済状況が続く限り営業を続けたいと考えておりますが、経営状況により、今後の営業継続の可否を判断する場合がございます。その場合、リターン提供は行いますが期間を設けたリターンについて期間が変動する場合がございます。

日田市唯一の映画館を残したい。

ご支援をお願いします

<クラウドファンディング 目標金額100万円>

・上映環境改善・修繕(雨漏り対策や音響環境も含める) 約100万円

<想定スケジュール>

・2027年度中 上映環境改善・修繕

最後まで、読んでくださりありがとうございます。

一日でも長くこの町の映画館の存続のためにどうか皆さまのご支援をよろしくお願いします。

クラウドファンディングの期限にかからわらず、映画館が日田にある以上は映画をみて

おしゃべりしましょう。

リターンを選ぶ

  • 3000

    純粋応援!シンプル3000円コース

    • お礼メッセージ
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 5000

    純粋応援!シンプル5000円コース(お礼メッセージ+リベルテレター)

    • お礼メッセージ
    • リベルテレター毎月1部、12ヶ月お送りします(上映する作品のスケジュールと作品のチラシ)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 10000

    鑑賞券2枚+お礼メッセージ

    • お礼メッセージ
    • 当館でご利用いただける鑑賞券 ×2枚(無期限・譲渡可)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 12000

    リベルテオーナー・原による日田案内・相談券(日程要相談)

    • お礼メッセージ
    • 全国雑誌などで日田のいいところを紹介している原が、ご要望を聞き、おすすめの日田のスポットを案内×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 15000

    リべチコ Tシャツ+鑑賞券2枚+お礼メッセージ

    • お礼メッセージ
    • 当館でご利用いただける鑑賞券 ×2枚(無期限・譲渡可)
    • オリジナルTシャツ(リべチコ)×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 15000

    15周年記念オリジナルTシャツ+鑑賞券2枚+お礼メッセージ

    • お礼メッセージ
    • 当館でご利用いただける鑑賞券 ×2枚(無期限・譲渡可)
    • 15周年記念オリジナルTシャツ(牧野伊三夫)×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 15000

    青木隼人「日田」(リベルテレーベル)×1枚+鑑賞券2枚+お礼メッセージ

    • お礼メッセージ
    • 当館でご利用いただける鑑賞券 ×2枚(無期限・譲渡可)
    • 日田の空気をパッケージした人気音楽作品:青木隼人「日田」(リベルテレーベル)×1
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 30000

    お名前スクリーン【小】上映+鑑賞券3枚+お礼メッセージ

    • お礼メッセージ
    • 当館でご利用できる鑑賞券×3枚(無期限・譲渡可)
    • サポーターとして2025年7月から1年間、幕間でお名前【小】上映(企業名/店名OK/1名)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 100000

    お名前スクリーン【中】上映+鑑賞券10枚+お礼メール

    • お礼メッセージ
    • 当館でご利用いただける鑑賞券 ×10枚(無期限・譲渡可)
    • サポーターとして2025年7月から1年間、幕間でお名前【中】上映(企業名/店名OK/1名)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 150000

    劇場2時間貸切プラン(日程要相談)

    • 上映会などで2時間劇場を貸し切って使っていただけます(日程要相談)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 200000

    劇場1日貸切プラン(日程要相談)

    • 劇場1日貸切プラン上映機材・音響機材あり(貸出可/日程要相談)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 300000

    お名前スクリーン【大】上映+鑑賞券50枚+お礼メール

    • お礼メッセージ
    • 当館でご利用いただける鑑賞券× 50枚(無期限・譲渡可)
    • プラチナサポーターとして2025年7月から1年間、幕間でお名前【大】上映(企業名/店名OK/1名)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り10枚

    800000

    年間パスポート+リベルテレター送付+お礼メッセージ

    • お礼メッセージ
    • リベルテレター毎月1部、12ヶ月お送りします(上映する作品のスケジュールと作品のチラシ)
    • 年間フリーパス鑑賞券1枚(2025年7月から1年間)
    • 2025年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。