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東京書籍「世界史教科書」英訳をクラウドファンディングで実現!
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本村凌二(もとむら りょうじ) 早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)。 1947年、熊本県生まれ。1973年一橋大学社会学部卒業、1980年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、現職。 専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』 など多数。
高校生用の「世界史教科書」を英訳して出版します。ビジネスマンや外交官など海外との交渉・交流に携わる人々だけでなく、大学生・高校生にも触れて欲しいグローバルな教養、かつ実用的な本を企画しました。今だから出版すべき本です。
歴史教科書をめぐる問題が東アジアの大きな課題になっています。教科書問題に詳しい方々には、日本の世界史教科書は実に公平な立場で記述されているのが知られていますが、これらの基本的な事実が海外に広く知られていません。このような時代の流れのなかで、「世界史教科書」を英訳し広く世界に読んでもらうことは、教科書問題を考えるうえでも、重要な企画ではないでしょうか。
日本のビジネスマンや外交官をはじめとして海外の国々との交渉・交流にたずさわる人々にとって、世界の歴史を地球規模で通用する言語としての英語で理解することは、人類経験の根幹となる教養であると考えられます。それによって、他国との相互理解が深まることは、なによりも重要であり明らかなことではないでしょうか。また高校生や大学生がこの本で学ぶことにも教育上で大きな意義があるはずです。
翻訳はすでにボランディアでほぼ終了しています。これからネイティブチェックや図版作成などを含めた編集作業、出版に至るまでの費用を集めるのが今回の目的です。ぜひご協力をお願いいたします。
この度は、「高校(世界史)英訳プロジェクト」にご賛同いただきありがとうございました。
現在、翻訳作業はほぼ終了し、現在は出版に向けて準備をしている最中です。出版の形態も含め調整中ですが、協力者の方々と知恵を出しながら進めています。
海外と交流を持つ上にも世界史を学ぶことは大事であるということは、多くの方々が理解していることでしょう。個人、企業、国など立場が違っていても、歴史の中に学ぶことは大きいはずです。それを英語でも理解すると仕事や学業でも膨らみができます。教養としての世界史を英語で学ぶ、それはこれからの私たちに望まれる教養ではないでしょうか。
東京書籍から出版している高校世界史を、執筆者(尾形勇、川島真、後藤明、桜井由躬雄(故)、福井憲彦、本村凌二、山本秀行、西浜吉晴)と出版社の了承のもと、翻訳し出版をします。この本があれば多くの場面で役に立つのが予想できるのですが、翻訳や度重なるチェックなど、広範囲かつ多くの手が必要なもののため、出版ビジネスとしては成り立ちにくく、今までどこからも出版していなかったということだと予想しています。
現在までボランティアメンバー10数名で6年ほどかけて翻訳・チェック・ネイティブチェックをし、原稿はほぼ完成しました。その後、図版の作成やページのレイアウトなど進行中です。
本村凌二(もとむらりょうじ)は、早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。1947年熊本県生まれ。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』 など多数の著作があります。今回は、10年ほど前から構想があった高校の世界史教科書の英訳を、何とかして実現したいという思いで周囲の人々の協力もと動き続け、出版まであと少しというところまできました。
日本を代表する歴史学の執筆陣の協力を得て、その後に細かい翻訳の作業を何度も重ねてきました。福井憲彦は学習院大学第11代学長、学習院大学教授。フランスを中心とした西洋近現代史が専門。川島真は、東京大学教授。アジア政治外交史、アジア政治論が専門。その他、教科書の執筆陣の協力を得て、本村凌二が全体を進めてきました。
翻訳まではボランティア中心で行ってきましたが、編集や図版作成に費用が必要です。素材としての翻訳はできあがりました。それを見やすくレイアウトしたり、説明のための図版を用意したり、多くの方々に見てもらえるようにするための準備としての費用を求めています。
完成した本はなるべく早くお届けします。
3万円以上、ファンディングしてくださった方々への公開講義については、検討中ですので情報は随時お伝えいたします。
10万円でご参加いただいた場合は、出版時に本村凌二研究室で開催するティーパーティにご招待する予定です。
なお資金をご寄付いただける場合は、3万円の場合は、プロジェクトの報告をするサイトにお名前を掲載いたします。掲載をご希望しない場合は、その旨をお伝えください。
できれば2017年春には出版したいと思っていますが、編集作業が難航しています。資金が潤沢になることで人の手配もできスピードアップもできるはずです。
今回はこのプロジェクトについてご興味を持っていただきありがとうございました。この事業を多くの方々に知っていいただき、そして出版後はその本が多くの方々のお役に立てば嬉しいです。
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