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杉田協士監督最新作『ひかりの歌』劇場公開をクラウドファンディングで実現!

杉田協士監督、『ひとつの歌』以来7年ぶりの長編作品。
東京国際映画祭出品作 映画『ひかりの歌』劇場公開支援プロジェクト!

詩人・吉増剛造らから激賞されたデビュー作『ひとつの歌』以来となる杉田協士監督の長編最新作『ひかりの歌』。2019年の劇場公開に向けて、本プロジェクトを通して一人でも多くの方々に本作を届けるべくご支援をお願い致します。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2018年12月28日23:59に終了しました。

コレクター
79
現在までに集まった金額
881,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2018年12月28日23:59に終了しました。

Presenter
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2019年新春よりユーロスペースほか全国順次ロードショー

このプロジェクトについて

詩人・吉増剛造らから激賞されたデビュー作『ひとつの歌』以来となる杉田協士監督の長編最新作『ひかりの歌』。2019年の劇場公開に向けて、本プロジェクトを通して一人でも多くの方々に本作を届けるべくご支援をお願い致します。

映画『ひかりの歌』について

光をテーマに短歌を一般公募した「光の短歌コンテスト」(選者:枡野浩一/杉田協士)において1200首のなかから選出された4首の短歌をもとに、全4章からなる劇映画として完成した本作。

それぞれ孤独のなかを生きる女性たちを、ときに静かに、やさしく包む光がある。

『ひかりの歌』公開に寄せて

一首の短歌から紡がれる芳醇な物語に心の震えが止まらない。まるで短歌の音節を刻むように、『ひかりの歌』は様々なリズムで溢れている。キャッチボールの音やランニングの息遣い、そしてブルース。出会いと別れの情感が、旋律となって心の琴線を震わせる。極上の短編小説を映像で味わう全く新鮮な歓びに包まれて、歌を詠んでひかりに乗せたいと僕も思った。

ー矢田部吉彦(東京国際映画祭 プログラミング・ディレクター)

作品概要

出演は、『ある朝スウプは』や『14歳』ほか映像制作ユニット“群青いろ”の作品を支えつづけ、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(若松孝二監督)などでも高い評価を得てきた並木愛枝、劇団マームとジプシーの藤田貴大による演出舞台「小指の思い出」や「cocoon」のキャストに抜擢され、木ノ下歌舞伎「心中天の網島 -2017リクリエーション版-」(演出:糸井幸之介)ではヒロイン・小春役をつとめた伊東茄那、『川越街道』(岡太地監督)への主演や、ハイバイ、五反田団をはじめ小劇場演劇界で注目される劇団の舞台に多数出演してきた金子岳憲など、実力のある若手俳優たち。撮影は、佐藤真に師事し、山形国際ドキュメンタリー映画祭では監督作『ヒノサト』が上映されるなど、ドキュメンタリーとフィクションを自由に横断しながら活動をつづける飯岡幸子。音響は、『不気味なものの肌に触れる』(濱口竜介監督)、『大和(カリフォルニア)』(宮崎大祐監督)など数多くのインディペンデント映画を支えてきた黄永昌。音楽は、Nibrollのメンバーとして活動しながら美術、写真、ダンス、演劇などあらゆるジャンルのアーティストとセッションを行い、形態を定めず実験的な音楽制作をするユニット“MEXI”としても活動をつづけるスカンク/ SKANKがつとめている。

(ストーリー)
都内近郊に住む、美術講師として高校に勤めている詩織、ガソリンスタンドでアルバイトをしている今日子、バンドのボーカルとして活動する雪子、写真館で働く幸子は、それぞれ誰かを思う気持ちを抱えつつも、それを伝えられずに日々の生活をつづけている。旅に出てしまう同僚、閉店が近いガソリンスタンドの仲間、他界した父親、長い年月行方知れずの夫のことを思いながら、4人は次の一歩を踏みだしていく。

『ひかりの歌』
北村美岬 伊東茄那 笠島智 並木愛枝 廣末哲万 日髙啓介 金子岳憲 松本勝 リャオ・プェイティン 西田夏奈子 渡辺拓真 深井順子 佐藤克明 橋口義大 柚木政則 柚木澄江 中静将也 白木浩介 島村吉典 鎌滝和孝 鎌滝富士子 内門侑也 木村朋哉 菊池有希子 小島歩美 岡本陽介

監督・脚本:杉田協士 原作短歌:加賀田優子 後藤グミ 宇津つよし 沖川泰平 撮影:飯岡幸子 音響:黄永昌 編集:大川景子 小堀由起子 音楽:スカンク/SKANK カラリスト:田巻源太 写真:鈴木理絵 題字:岸野統隆 配給:GENUINE LIGHT PICTURES 配給協力・宣伝:髭野純 宣伝:平井万里子 宣伝デザイン:篠田直樹 製作:光の短歌映画プロジェクト

2017/日本/カラー/5.1ch/スタンダード/ DCP/153分

第1章
反対になった電池が光らない理由だなんて思えなかった(原作短歌:加賀田優子)

第2章
自販機の光にふらふら歩み寄りごめんなさいってつぶやいていた(原作短歌:宇津つよし)

第3章
始発待つ光のなかでピーナツは未来の車みたいなかたち(原作短歌:後藤グミ)

第4章
100円の傘を通してこの街の看板すべてぼんやり光る(原作短歌:沖川泰平)

本プロジェクトの目的

本作は撮影時も少人数のスタッフで取り組み、劇場公開にあたっても少人数による自主配給に近い体制での活動を予定しております。劇場公開に向けての活動資金とともに、本作の全国公開に向けてご一緒に上映活動を盛り上げていただける仲間を募りたく、本プロジェクトを立ち上げました。

<内訳> 目標額 600,000円

  • 制作物に伴うデザイン料
  • 公式サイトのサーバー費
  • 試写室利用料
  • ポスター、チラシ等の印刷費
  • 試写状等の郵送費
  • 移動費
  • 予告・本編のDCP制作費

尚、目標額に達成した場合のストレッチゴールとして、舞台挨拶・イベントに伴う資金やパンフレットの制作費等に充填させていただきたいと考えております。

リターンについて

・スチール写真の提供
鈴木理絵さんらによるスチール写真をデータにて提供させていただきます。

・シナリオPDFの提供
本編の一部の章のシナリオPDFを提供させていただきます。

・ホームページにサポーターとしてお名前を記載
公式サイトにお名前をクレジットさせていただきます。

・エンドクレジットに”Special Thanks”としてお名前を記載
劇場公開時の本編にお名前をクレジットさせていただきます。

・『河の恋人』動画配信(期間限定)
杉田協士監督の過去作『河の恋人』(出演:表桐子、藤岡宏美、眞島秀和、天光眞弓、塩見三省/77分、DV、2006年)を動画配信にて期間限定で提供させていただきます。

・B2ポスターの進呈

・初日舞台挨拶付き上映への御招待
新春に予定している都内での初日舞台挨拶回へご招待させていただきます。
尚、ご来場が叶わなかった場合は、特別鑑賞券を一枚送付させていただきます。

・パンフレット(監督サイン入り)の進呈
劇場公開時に販売予定のパンフレットに、監督のサインを入れて進呈させていただきます。

・写真家でもある杉田協士監督によるポートレイト撮影
杉田協士監督によるポートレイト撮影(一時間ほどを予定)を実施させていただきます。場所は基本的に都内に限らせていただきます。

想定されるリスク

すでに映画は完成しており、2019年新春より渋谷・ユーロスペースを皮切りに全国順次公開を予定しております。
ミニシアター系の劇場での公開を予定しており、一部地域では上映が叶わない可能性もございますため、その点はご了承いただけますと幸いです。劇場は決定し次第、公式サイト等でご報告させていただきます。
尚、目標金額未達に終わった場合も、引き続き可能な範囲で上映交渉や宣伝を行い、一人でも多くの方へお届け出来るようさせていただきたいと思っております。

最後に(監督より)

『ひかりの歌』のページを、ここまでご覧になってくださってありがとうございます。この作品は、歌人の枡野浩一さんと一緒に2015年に開催した「光の短歌コンテスト」からはじまったものです。当時、フリーランスで活動していた4人の俳優の方たちをサポートするために立ち上げたサイトがあり、元々はそれを知ってもらうための企画でした。そのサイトの名前は「lys リュース」で、デンマーク語で「光」の意味でした。はじめるまでは、どれくらいの短歌が届くのか、想像もできませんでしたが、応募作品へのお返しという思いもあって、入賞作品4首の副賞を、短歌の短編映画化という形にしました。そして、1200首にもおよぶ短歌が届くこととなりました。

その1200首の短歌に支えられて、ここまで来られました。その途中には、まだ脚本も完成時期もわからない状況で、私の新作として上映すると決断してくれた、ちば映画祭の方々がいました。『ひかりの歌』という名前になるまえ、それぞれは、原作の短歌がそのままタイトルにもなった4つの短編映画でした。すべてが完成し、2016年にちば映画祭での上映も無事に終えたころ、こうしてできあがった短歌の映画を、さらに多くの人に届けられる道を探しました。1200首の短歌に支えられながら作った映画は、その過程で、さらに多くの方々に助けられていました。そのお返しは、またもう一歩と、その歩みをすすめていくことでした。まだ名前のなかったころ、この4編の映画を指して、枡野さんが「ひかりの歌」と呼びました。それをそのまま長編版のタイトルとし、追加シーンの撮影や編集を行いました。完成して、いちばん最初にこの作品を見てくださったのが、今回のコメントも届けてくださった、東京国際映画祭のディレクターである矢田部吉彦さんでした。

2017年の東京国際映画祭での上映後、熱心に感想を伝えてくれた方がいました。この映画、すごい好きですと。その方は自己紹介のなかで、当時、個人で配給も手がけていると言っていました。その後、『ひかりの歌』の劇場公開への道を探りはじめたとき、思い出したのがその方のお顔でした。電話をして、会いにいきました。そして、いまがあります。

たくさんの方々に支えられてきたこの映画ですが、いままた助けを必要としています。もしお力をいただけましたら、幸いです。はじまりの「光の短歌コンテスト」への応募作品は、各地から届いたものでした。短歌から生まれたこの映画を携えて、今後、できるかぎり各地を回って、上映という形でお返しにいけたらと願っています。これは、その目標へ向けての、あらたなはじまりの一歩となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

『ひかりの歌』 脚本・監督  杉田協士

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    • 初日舞台挨拶付き上映への御招待
    • 写真家でもある杉田協士監督によるポートレイト撮影
    • 2019年04月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。