【プログラム紹介】『お寿司の演劇ワークショップ』『お寿司の衣装ワークショップ』
vol. 7 2024-10-12 0
みなさまいつも応援ありがとうございます!10月12日現在にて61%達成いたしました。サポートしてくださった31人の方、本当にありがとうございます。心からのビッグラブです!まだまだ皆さまのサポートが必要です。残り25日です。今後とも応援よろしくお願いいたします!リツイートだけでも嬉しいです。
今回は、10月19日、20日に行われます『お寿司の演劇ワークショップ』『お寿司の衣装ワークショップ-なりたいものになる-』の演目についてご紹介いたします。
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【お寿司の演劇ワークショップ】
舞台芸術は人間の持つ力を再び信じることのできる場だと考えています。そしてそこはみんなの場所であり、誰が立っても良い場所であると信じています。皆様の「このくらいなら私でもできるわ。」から、演劇作品を立ち上げてみましょう。立ち上げて見せましょう。
南野詩恵(お寿司)
photo:SHO TAKEGUCHI
舞台芸術団体「お寿司」と演劇をやってみましょう。日高・江原がある豊岡市は、全国的にも珍しい「深さをもった演劇のまちづくり」を進めています。
市が演劇だ演劇だって言っているけど、実際「演劇」ってなんなの?と思う方も多いでしょう。もしくは、豊岡演劇祭などで「演劇」を観てみて「演劇の〈面白い〉ってなんやろなぁ」と思った方もいるのでは?一度、演劇をやってみたらそれがなんだか分かるかもしれません。
でも、分からないかも。分からないままで、それでいいから、「あれ?演劇って何をしてもいいのでは?」と何か発見できたら、それは立派な演劇体験です。今回は会場である江原_101の誕生秘話をみんなで作るそうです。面白いです。
【お寿司の衣装ワークショップ-なりたいものになる-】
こんな姿になりたいと思ったけれど、恥ずかしくて諦めたり、お金が足りなくて諦めたり、タイミングを失って諦めていたことを今一度自分の手で叶えませんか?私が生きている間に私のなりたいものになってみて、思っていたのと違うものになるかもしれません。その時は再度思い通りにしてみてください。
南野詩恵(お寿司)
昨年開催された『服じゃないものを着る・着せる』の様子
みんなで衣装を作って江原を歩きましょう。昨年も大好評だった「お寿司の衣装ワークショップ」前回は『服じゃないものを着る・着せる』をテーマに参加者の皆さんが思い思いに自身の身体を彩っていきました。
今回のテーマは『なりたいものになる』。前回と同様に服じゃないものを身体に身につけて、あなたが思う「なりたいもの」になっていきましょう。ハロウィーンの仮装衣装作りにもぴったりです。
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みなさんずっと気になっていたと思います、『お寿司』ってなんなの?と。
『お寿司』とは、劇作家・演出家・衣裳作家の南野詩恵が主宰する舞台芸術団体です。京都府に在住しているアーティストで、よく江原_101にも遊びに来てくださっています。
肝心の『お寿司』という名前の由来というと、以下のように詩恵さんは説明しています。
私が妊娠中に食べたくても食べたくても食べられなかった「生物(ナマモノ)」そしてやりたくてやりたくてできなかった「演劇」そういったものを今やるぞ!今食べるぞ!という気持ちで付けています。 「お寿司」には、「寿ぐ=言祝ぐ(言葉で祝う)」というおめでたい字が入っているんですが、「物事の意味を無くしても吉祥は残る」と言う大学時代の教授の言葉を受けて、じゃあこのおめでたい「寿」の入った「お寿司」という名前にしようと。
noteストレンシード静岡より引用
私はヘンテコウィークによって、私たちってヘンテコだ!と気づき、そのヘンテコな状態が生活の中でも少し続いたらいいなと願っています。
私がお寿司に出会ったのは、まだまだ最近の2年前ですが、彼女たちからの刺激は私を大変フリーにさせました。ズッズッと脳みそが小さくなっているような、自分自身に落ち込んでいた時期でした。
そんな時期にお寿司の『ヘレンとgesuidou』を観たもんですから、脳みそが一気にぼーん!!と膨れ上がり、やったー!と頭の中を飛び越えていきました。私はフリーになったと思えたのです。
その感覚は今もはっきりと覚えていて、その感覚は今もまだ残っています。今も私は立派なフリーです。
クラフトが好きな人、なりたいものがある人におすすめです。特に演劇ワークショップは、こんなにも丁寧に、しかも奇怪に進めていくワークショプは珍しいと思っています。何が起こるか誰もまだ分かっていません。それでも一番おすすめしているプログラムだと胸を張って言えます。だってやべーですもの、ヘンテコ代表なんですよ。
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南野詩恵(お寿司)
1986年 京都府在住。劇作家・演出家・衣裳作家。大学在学中より演劇衣裳を製作。 2016年 舞台芸術団体「お寿司」を立ち上げる。 作・演出・美術・衣裳を南野が担当し、生地と文字を媒体として、演者の内外からアプローチを試みる。 ホームページ:https://osushie.com/
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