【プログラム紹介】『振付ってなんだ?』『ダンスとすごす5』
vol. 5 2024-10-07 0
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今回は2024年10月14,15日12:30~18:30にて行われます『振付ってなんだ?』『ダンスとすごす5』の演目についてご紹介いたします。
Photo:manami tanaka
どうやらわたしはダンスが好きなので、踊っている人や踊ろうとしている人、ダンスと一緒に過ごしたいと思っている人と一緒にいるととても良い気分になります。ダンスと一緒にいたら楽しいかも?良いことあるかも?そんな気持ちを持って同じ場所にいてみましょう
斉藤綾子
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関西を拠点に活動しているダンサーの斉藤綾子。
踊るってなんだ?振り付けってなんだ?学生がよく「次に公演があるので観に来てください」って言ってるけど、実際に公演とか作品ってどのように作られているの?そんな疑問を解決するかもしれないプログラムです。
私が初めて斉藤綾子の踊りを目撃したのは、京都にあるUrBANGUILDのFOuR DANCERSでした。
4人のダンサーが1作品ずつ踊っていく企画で、彼女の踊りは最後にありました。
踊っている30分間、身体が動かなかった瞬きをするだけでもこの空気を崩してしまうんじゃないかと思ってしまうぐらい、そこにいる全員が彼女の踊りに集中していました。
身体を動かそうと身体を呼吸すると、彼女の霊気が一気に体の中に入ってきて胃の中を覆い尽くしてきた。どこまでも傾いていく身体、シュンっと振り下ろされる腕。大胆に身体を弾ませていく様子は、それはそれは神秘的で私は胸の前で手を握ってしまう。
踊りが終盤になってくると、彼女は小さく鼻歌を歌い出しました。張り詰めていた空気が一気に柔らかくなり、彼女が抱きしめている踊りへの愛に一瞬にして覆われました。
Photo:manami tanaka(この写真は別作品)
次に目撃した彼女の踊りは、Monochrome Circus 33周年記念公演でした。
彼女は暗闇の中で怪物になっていました。まるでマラソンしている時の脳内で再生される変な動き、そして呼吸音が一定のリズムを奏でているのが妙にリアルで驚きました。やばい、食われる。
彼女の動きは、一つ一つに手触りがあります。
そおっと撫でたり、ぴしゃんと打たれたり、ぎゅうっと抱きしめられたり。とてもダンスが好きなんだろうなと、細部まで丁寧に向き合っているんだなと思わせてくれます。
そんな彼女と一緒に踊りを楽しんでみませんか。ダンサーの頭の中を見てみたい人、いつか踊ってみたいと悶々としている人、嬉しいとステップを踏んじゃう人、踊りはわかんないけどスキップが好きな人におすすめです。
『ダンスとすごす5』の関連企画で「思わず踊りたくなっちゃう音楽」大募集中です。
☆こちらのフォームから☆
みんなで5時間のプレイリストを作ってダンスをもっとヘンテコに彩っちゃお。なんせ5時間分必要ですから、音楽好きな人、こちらドシドシご応募ください。
また、『振付ってなんだ?』と『ダンスとすごす5』の間には、前川友萌香によるストレッチタイムがあります。ゆっくり身体をほぐして、踊りたい欲をむくむくと起こしていきましょう。
文:前川友萌香
(前川友萌香がストレッチをしている様子)
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ヘンテコゲスト:斉藤綾子
1990年大阪府生まれ。幼い頃から踊りに親しむ。大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コース卒業。関西を拠点にダンサーとして活動し、多くの作品に参加している。自身の主な作品は「夢の跡」「Les Sylphides」「書くとか歩くとか」「ほねのかげ」など。
令和3年度京都市芸術新人賞を受賞。
「京都マラソン2023」完走。