義仲が育った木曽訪問記 その7
vol. 13 2021-06-10 0
はなちゃんの後ろ姿を見送り、乗馬センターをあとにします。
木曽馬たちは、御嶽山にも守られているんだなあ
木曽馬の里一本木亭で昼食、お土産も買いました。もちろん「すんき」!そしてお蕎麦も!
木曽馬にすんきの発酵液を食べさせていると中川場長にうかがいました。
さあ大変!14時のお約束の時間に遅れてしまう。予定をいくつかとばして、木曽町日義支所に急ぎます。「日義」は「ひよし」と読みます。そう!朝日将軍義仲の「ひ・よ・し」!
木曽義仲の里。父の義賢が義平(義朝の嫡男、頼朝の兄)に討たれたあと、母に連れられて木曽に来て、中原兼遠に育てられました。義仲二歳の時です。兼遠の子、樋口次郎兼光、今井四郎兼平、巴と一緒にここで大きくなったんですね。
木曽町日義支所の前で記念撮影。
金子あいをはさんで、左が支所長の山田勝さん、右が支所長補佐の吉村好一郎さんです。
義仲館に案内していただきました。
義仲館は今リニューアル工事中で、7月4日にオープンします。若手アーティストが義仲をテーマに作品を展示していて、モダンなスペースに生まれ変わっています。いつかここでなにかできればいいなあ。
義仲館の隣に、木曽一族の菩提寺、徳音寺があります。
一番奥が義仲の墓。その前に義仲の母の小枝御前、巴、樋口兼光、今井兼平の墓があります。
「巴の墓 義仲に侍す 杉落葉」 遠藤梧逸
山田支所長やリニューアル作業中の職員の皆様にここでお暇して、急ぎ車で巴淵(ともえがぶち)に行きました。
巴は、巴淵に住む龍の化身だったという伝説があるそうです。巴はここで泳いでいたとか。
義仲に「何処へも行け」と言われた後、御田八郎の首を捩じ切る巴のイメージは、そう言われてみれば、龍っぽいかも?!
帰りの電車の時間が迫ってきました。あと10分。
旗挙八幡宮です。義仲は27歳の時にここで挙兵しました。桜がきれい。
義仲の舞台収録がうまくいきますように!
樹齢800年以上という大欅。
帰りたくないな~。でも電車の時間だ。
車で来ていた撮影担当栢野、電車が出発したあと、木曽の旅の最後の一枚をパチリ。