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中国と台湾の間でゆれた横浜中華街を描いたドキュメンタリー映画『華のスミカ』をクラウドファンディングで実現!
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中国と台湾の間でゆれた東西冷戦期の横浜中華街を描いたドキュメンタリー映画『華のスミカ』を国内外のより多くの人に届けるための費用を募集するプロジェクトです。/プロデューサー・撮影・編集:直井佑樹 監督・企画:林隆太 録音:公文辰也 整音:粕谷謙一
中国と台湾の間でゆれた東西冷戦期の横浜中華街を中国語を話せない華僑四世の監督が一枚の写真をキッカケに描いたドキュメンタリー映画『華のスミカ』。国内外のより多くの人に届けるための費用を募集しています!
日本最大の華僑コミュニティと言われる横浜中華街。160年の歴史があるこの街は、 華僑の「居・食・住」の街として栄え、中国の伝統文化も⻑く伝承されている。
しかし、この街ではかつて「二つの中国」の間で大きくゆれた時代があった。
東⻄冷戦のさなかである1952年。横浜中華街にあった華僑の学校「横浜中華学校」で 毛沢東を支持する教育がおこなわれているとして、台湾から新校⻑が派遣された。新校⻑に反対する毛沢東支持派の教師は、日本の警察や台湾の海軍によって学校を追われ、逮捕された。
この学校事件と言われる事件以降、横浜の中華学校は大陸派と台湾派に分裂し、華僑総会も大陸派と台湾派に分かれた。大陸派華僑は「台湾解放」を掲げ、一方で台湾派華僑は大陸派華僑の「日中友好運動」を妨害し、横浜華僑間で対立が⻑く続いていくこととなる。
学校事件から60年以上経った現在、横浜にある二つの中華学校には、先輩華僑に見守られながら、祖国の言語と伝統文化を笑顔で学ぶ子どもたちの無邪気な姿がある。横浜華僑の間にあった溝は徐々に埋まり、横浜中華街は対話と協調による共生の時代を歩んでいる。
彼らはいかにして闘争の時代を生き、なぜ再び共生の道を歩むに至ったのか......。
このプロジェクトは、在日華僑三世の父を持ちながら、⻑いあいだ自身の出自を知らなかった監督の林隆太が約10年かけて製作したドキュメンタリー映画『華のスミカ』を国内外のより多くの人に伝えるための費用を募るプロジェクトです。
「政治に振り回され、日本に根を下ろして暮らしてきた人々の経験を、単に経験として終わらせるのではなく、教訓として残したい」という監督の思いを実現するため、お力をお貸しいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
監督・林 隆太 プロフィール
1983年 神奈川県横浜市生まれ。父・学文は中国の福建省にルーツがある華僑三世。2003年、渡米。カリフォルニア州とカンザス州にあるカレッジでジャーナリズムを学ぶ。2007年、日本映画学校(現・日本映画大学)に入学し、ドキュメンタリーを専攻する。卒業後、TV番組制作会社に入社し、NHKワールドで番組制作に携わる。その後、広告映像制作会社でTVCMやWebCMの制作をおこなう傍ら、華僑・華人を題材にしたドキュメンタリー映画を作り始め、やがてフリーランスとなる。2018年、『華のスミカ』の短編版『CLEFT』が韓国のDMZ国際ドキュメンタリー映画祭 Asian Co-production Networking Projectsで上映され、2021年に同映画祭から助成金を得て制作した『華のスミカ』が劇場公開される。
プロデューサー・直井 佑樹 プロフィール
1983年 千葉県流山市生まれ。親の仕事の都合で返還前の香港で5年間過ごす。中学生の頃から映画に興味を持ち始め、東洋大学卒業後、日本映画学校に入学。ドキュメンタリータッチの映画が好きだったこともあり、ドキュメンタリーを専攻する。卒業後、ブライダルビデオやWeb動画の制作などで糊口をしのぎながら、ドキュメンタリー映画と自主映画の制作に携わる。2018年にDMZ国際ドキュメンタリー映画祭で、撮影・編集・プロデューサーを務めた『CLEFT』が上映され、2021年に同映画祭から助成金を得て制作した『華のスミカ』が劇場公開される。
偶然発見された横浜中華街で撮られた紅衛兵の姿をした父・学文の写真から始まった本作は、DMZ国際ドキュメンタリー映画祭から助成金を得て『LEFT -Where I am-』というタイトルで96分版が制作され、再編集後に『華のスミカ』とタイトルを変えて、2021年8月下旬から9月上旬にかけて、横浜シネマリンと新宿のK's cinemaで上映されました。
監督の林とプロデューサーの直井による配給会社の後ろ盾がない自主配給という形で映画館で上映をしていましたが、東京新聞の一面や神奈川新聞、NHK、論座、朝日新聞など多くのメディアで取り上げられ、さらにSNSで興味を持った方々により、映画の上映が終わるにつれて劇場にお越しになる方が増えていきました。
とくに横浜の上映は盛況で、舞台挨拶の後に監督とお話をされたい方が多く見受けられ、2022年のお正月には横浜シネマリンでのアンコール上映が決定しています。また、10月以降には名古屋・神戸・大阪・京都などで上映されることが決まっており、現在も全国のミニシアターに上映の交渉をしております。
しかし、コロナ禍が収束の目処が立たない中、映画の製作費・宣伝費の回収もままなりません。そのため、もしよろしければ皆さんのお力をお貸しいただけると大変励みになります。
映画「華のスミカ」で家族の足跡と街の記憶をたどった林隆太さんが見たもの
文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」による助成を得て東京、横浜で上映された『華のスミカ』ですが、 上映素材の制作費、試写会の会場使用料、SNS広告費、チラシ・ポスターの印刷費、人件費、パンフレットの編集委託費用で合計430,000円かかっております。
今後の国内での上映には 移動費、人件費、SNS広告費等で、1,170,000円かかる見込みです。
また、日本国内だけでなく、移民や中国や台湾に関心がある海外の方にも観ていただきたいと思っており、 字幕の翻訳費用と映画祭の応募料で200,000円かかる見込みです。
大変恐縮ですが、 『華のスミカ』を国内外の多くの方々に届けるための費用 180万円をご支援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
2021年
8月・9月 横浜シネマリン、K's cinemaで上映
10月 京阪神での宣伝ツアー、名古屋シネマテークで上映
11月 あつぎのえいがかんkiki、元町映画館、シネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館で上映
12月 横浜シネマリンでのアンコール上映に向けて宣伝活動を行う
2022年
1月 横浜シネマリンでアンコール上映
3月 横川シネマ、キネマ旬報シアターで上映
※全国10ヶ所以上のミニシアターと上映交渉中
想定される一番のリスクは新型コロナウイルスの影響で、公開予定の映画館での上映中止や集客に影響が出ることです。横浜・新宿で上映した際、映画館で見るのをためらう声を何度か聴きました。私たちの知り合いの映画監督も緊急事態宣言の影響により、上映活動が影響を受けています。
また、世界各地の国際映画祭も海外作品の映画関係者を招待することもなかなか出来ない状況が続き、『LEFT -Where I am-』のDMZ国際ドキュメンタリー映画祭でのワールドプレミアに私たちも参加することが出来ませんでした。
横浜では2022年の新年にアンコール上映も決まっております。
しかし、新型コロナウイルスが今後再び猛威を振るう可能性は決してゼロではありません。常にリスクは想定し、状況に応じた最適な解決法を探り映画館関係者とも協力をしながら対応していきます。
※本プロジェクトはプロダクションファンディングのため、万が一目標金額に満たなかった場合でも自己資金で補い、プロジェクトは実行されます。リターンもお届けしますのでご安心ください。
・監督からのお礼メール
林監督が一人一人の出資者の方にメールにて感謝のメッセージをお送りします。
・ドキュメンタリー映画『CLEFT』(『華のスミカ』短編版 25分)DVD
DMZ国際ドキュメンタリー映画祭で2018年に上映された『華のスミカ』の短編版(25分)のドキュメンタリー映画です。
・林監督と華僑歴史研究者 関廣佳さんとのトークショーの映像 DVD
華僑・横浜中華街の歴史の補足にもなるトークは、映画により深みを与える内容になっています。
・監督のサイン入りパンフレット
まだサインを持っていない林監督の直筆のサイン。新人監督が故に市場価値はなく、むしろ価値が下がるかもしれませんが、丁寧に筆入れさせていただきます。
・ホームページに名前掲載
『華のスミカ』公式ホームページに出資してくださった方のお名前(希望名)を掲載いたします。“『華のスミカ』上映応援プロジェクト”(仮題)欄をホームページ内に作成予定。
・『華のスミカ』本編DVD(98分)
映画館で上映されている内容と一切変わりはございません。
・林監督とのオンライン飲み会(30分)
zoom等を利用し、林監督と1 on 1で30分間トークできます。映画の感想や質問など、トーク内容は何でもOK。お酒やお茶を飲んだりしながら話したり、商談をするなど自由に時間をお使いください。メールでご都合の良い日時をご提示・ご調整いただき、実施します。
・林監督とのオンライン飲み会(60分)
zoom等を利用し林監督と1 on 1で60分間トークすることが出来ます。
・自主上映会での上映権
一回上映会を開く権利です。大学の授業、イベント等で映画を上映できる権利です。上映形式はBD, DVDからご選択ください。
※上映場所と上映設備(映像・音響)のご準備・使用料、監督の移動費・滞在費はご負担願います。
・映像制作
5分以内の映像を林隆太 監督、直井佑樹 プロデューサーが制作いたします。映像の内容は、企業・店舗のプロモーション、サービス・商品紹介、料理の作り方やフィットネスの仕方を紹介するHOW TO動画など、多岐に渡って対応いたします。リターン履行時に企画書を提出をお願いいたします。企画書提出後は、<ヒアリング→制作サイドの企画提案→ 企画修正(2回まで)→撮影・編集→ご提案・修正(2回まで)→納品>といった工程になります。
※上記のフローは20万円特典の範囲内で行える制作内容です。企画の内容によっては追加で料金をいただく場合もございます。
※移動費・滞在費はご負担願います。
※内容によってはお断りいたします。
私は父たち家族やその友人・知人たちから中国人らしさを感じたことはありません。
父は三国志の世界にまだ見ぬ中国を思い描いたり、親父ギャグを頻繁に言ったりと、いわゆる日本のおじさんたちと何ら変わらないわけで、私にとって華僑は日本人と変わりありません。中国系日本人という呼び方が一番しっくりきます。
いま、華僑社会は五世や六世の時代を迎えています。私も華僑四世で日本生まれ、日本育ちです。帰る場所は家族や友人が多くいて馴染みのある日本です。
しかし、日中関係が悪化したり、中国関連のネガティブな報道がされると、しばしば「華僑=中国」と記号的に認識され、批判の対象にさらされたりします。例えば、コロナウィルスが拡まった時には横浜中華街に「中国人はゴミだ! 細菌だ! 悪魔だ!早く日本から出ていけ!!」というような手紙が送られてきました。正直、私が出て行けと言われたとしても、出ていく場所がないわけです。それは私だけでなく、多くの華僑にも言えることなのです。
『華のスミカ』は、生まれ故郷である日本とルーツのある「中国」の政治に振り回されつつも、生きるために、家族を守るために切磋琢磨してきた華僑、中国系日本人の物語です。華僑は世代を越えて日本をスミカにともに暮らしてきた同居人であり、華僑の歴史は日本の歴史でもあります。一人でも多くの人に、華僑の存在を知ってもらいたい、より理解してもらいたいと思うとともに、日本には華僑だけでなく、海外にルーツを持ち、世代をこえて日本で暮らす人々が沢山いることを認識してもらえたらと願っています。多文化共生が可能な社会を実現する上で、その一助になることを信じています。
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