地域の暮らしと繋がり
vol. 6 2019-02-12 0
目標金額の30%を突破しました!
すでにご支援いただきました皆さん、ありがとうございます。おかげさまで、展示開始の週間前時点で目標金額の30%のご支援をいただいております。皆さんからの応援の言葉が本当にうれしく、日々感動しているところです。
さて今日は、町の事業として開かれている寄り合いどころ「おいでん家(の足込地区)」での出来事をご紹介します。おいでん家では、日ごろ地域のお年寄りの皆さんがサロン的に集まり、体操や手芸品作りなど寄り合いを楽しみながら過ごされている場所です。
地域の皆さんへ花祭展の紹介のため立ち寄ると、ちょうど今日は、年に1回開催しているという五平餅づくりの会をしていました。五平餅とは、愛知県、岐阜県や長野県の山間部に伝わる郷土料理で、飯をつぶして細長い板に小判型にぎりつけ、これを火であぶり、みそだれをつけてさらに焼いたものです。地元では、花祭や催事などでお客さんや親戚など大勢が集まるときにつくって食べる習慣があったりします。各家に専用の五平餅焼き機があるほど地域にはなじみある食べ物です。 そんな五平餅を今日は、おいでんやの皆さんと一緒に作っていただいてきました~。炊き立ての米を使い、地元のお母さん特製のみそだれをつけて作る出来立ての五平餅は、とても美味しくてペロッと食べてしまいました!味はもちろんですがみんなで協力して作って食べるということ自体が、この味を生みだしているようにも感じました。何より、みんなでワイワイと作業をしながら食べる時間は楽しいものです。
集落の人数も少なくなり、地域の方が集まって五平餅を作る機会は減り、五平餅の作り方やみその味付けなど、だんだんと受け継ぐことができないまま、消えていってしまうのかもしれない。そう思ったとき改めて、五平餅自体が受け継がれていくことももちろんですが、地域に住む皆さんで一緒に作業するということが減っていくことに危機感を感じました。
そこで、五平餅を核にしたコミュケーションの場を作り、地元の味を受け継ぎながら地域内外の方が交流できる企画を考えたいと思います!そして、花祭展期間中にこの五平餅をみんなで作るワークショップのような会も開催しようと思います。 詳細は後日公開しますので、お楽しみに~