花祭展で伝えたい思い
vol. 4 2019-02-10 0
誰よりも僕らが花祭を大好きだということ
年明け前、昨年の花祭が終わって間もなくのこと。
花祭を好きになって見に来てくださる皆さんが、たくさんいることはよくわかっていても、自分たちでやっているとなかなか客観的に祭りを見る機会は少ないです。そんな中、写真家の皆さんにより、SNSへ挙げられていた花祭の素敵な写真を見て、なんだか誇らしくて嬉しかった。その時、改めて気づいたことがあります。
それは「誰よりも僕らが花祭を大好きなんだということ」です。
小さな頃から花祭に携わってきたことで、祭りは僕らの暮らしの一部となり、欠かせないものになります。敢えて好きなものを好きだということが、なんだか恥ずかしい気持ちもあるかもしれないけれど。きっとみんな大好きなんだと思っています。
写真家の皆さんが切り取った祭りの一場面がそんな思いを蘇らせてくれたように思っています。
しかし、好きだという思いだけでは、花祭を守ることはできません。行動しなければなにも起きないし、行動できる仲間を増やしていかなければ地域は変わっていかない。
そんな思いが今回のプロジェクトの発端にあります。
そういう意味で、今回の展示会には地元の花祭が好きな皆さんにこそ、見に来て欲しいと思っています。自分たちがこの祭りが好きで、ずっと続けていきたいという思いに再び火がつく。そんな瞬間を作れたら嬉しいです。