【特典Tシャツ関連】西脇一弘さんからの作品が届きました。
vol. 9 2020-07-20 0
僕は西脇さんの絵に触れると、もっと誠実でいようって思う。
(是非西脇さんのホームページをご覧ください。http://www.kazuhironishiwaki.jp/)
西脇さんの絵に初めて触れたのは、下北沢leteだ。僕は2008年から下北沢leteで歌い始めた。
演奏する場所に座ると背中にはいつも西脇さんの大きな絵がいる。
leteという場所は生音がどんなに大切かを僕に教えてくれた場所だ。
とても小さな空間での生演奏は、マイクや音響に頼らない素っ裸の自分に何ができるか?をいつも考えさせてくれる。
そしてきっとそれだけが一生僕に寄り添って、僕を助けてくれる。
それは一つの美意識であって人それぞれだが、leteで触れた西脇さんの絵もまた、僕に新しい’’美意識の景色’’を与えてくれた。
それは、朝焼けの美しさのように圧倒的なもので、触れた瞬間から憧れという感情が芽生えずにはいられない特異な感覚。
僕の中の美意識には確かに西脇さんの輝きが塗り込められているのだが、そんな美意識を深めるためには’’誠実さ’’が不可欠であり、それがなければ決してたどり着けない領域が確かに存在する。
そして僕は西脇さんの作品に触れると、いつも自分の中の’’誠実さ’’の輪郭が広がる思いがするのだ。
先日、西脇さんから届いた作品は、まるで「夜を越えて朝焼けの中に飛び出た瞬間」のような鳥の絵だった。
‘’ねぇごらん、渡り鳥は歌うよ。世界の果てでも’’
「はじまりの灯り」の歌に出てくる’’渡り鳥’’の描写をモチーフに、素晴らしい作品を作ってくださいました!
西脇さん、ありがとうございました!!
【こちらは特典Tシャツのプリントとしてお選びいただけます!】
実は西脇さんに絵をお願いするのは2度目。
1度目は、CountyMadeのアルバムジャケットと、僕のレーベルPUFFIN RECORDSのロゴ。そうそう、その鳥’’PUFFIN’’も渡り鳥だった。
さらに、シングル盤の「抱きしめたい」や「晴耕雨読」のジャケットの絵ですが、もう10年以上前に西脇さんの絵画教室で、それは僕が描いたものなんですが、西脇さんのおかげで描くことができました。よろしければそちらも是非ご覧ください。