「劇場公開までの道のり#95」が更新されました!明日から劇場公開スタートです!
vol. 129 2015-07-31 0
またやってきましたプロジェクトマネージャーの野村です!
劇場公開初日を明日に控え、監督からのお願いと、ポレポレ東中野のスタッフ小原治さんからのコメントをご紹介します!ぜひご一読ください。
それではみなさま、明日以降のご来場を監督一同心よりお待ちしております!それと、無事に看板ができて何よりでした…。
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「劇場公開までの道のり#95~明日(8月1日)の公開を前に皆様にお願いです!&小原治さん(ポレポレ東中野スタッフ)のコメントを紹介させていただきます!~」
みなさま、いつもお世話になっております。我妻です。いよいよ震災前の南三陸を舞台にしたドキュメンタリー映画『波伝谷に生きる人びと』の公開が明日となりました。先ほどポレポレのビルに掲げる巨大看板も完成し、設置作業も無事終了しました。その写真は明日明るくなってから改めて撮り直して報告しようと思います。
さて、公開を明日に控え、皆様にお願いです。どうかSNSなどを通して、この映画の宣伝にご協力いただけるとありがたいです。日頃お世話になっている方、最近ご無沙汰になってしまっている方、最近知り合った方、お会いしたことはなくても映画のことを応援してくださっている方、僕のことを嫌いな方、フェイスブックを読んでいる皆様の中にはいろいろな方がいらっしゃるかと思いますが、どうかご協力いただけますと幸いです。ちなみにポレポレ東中野での公開は最短で21日(金)までとなっております。
■『波伝谷に生きる人びと』公式サイト
http://hadenyaniikiru.wix.com/peacetree
■『波伝谷に生きる人びと』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=hGi-K4mHV_4
■ポレポレ東中野ホームページ
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
この映画の完成披露上映会を南三陸町で開催したのが2014年の1月13日。その当時はこの映画をどうやって広めたらいいのか、分からないことだらけでした。でも絶対に埋もれさせたくないという一心で、分からなくても何か動かなければと思い、3月の末にアポ無しでポレポレ東中野を訪れ、作品のDVD1枚だけをスタッフの方に渡しました。その半ば思い付きの行動が、全ての始まりでした。
そのとき対応してくださったスタッフの小原治さんは、それから3,4週間して僕に電話をくださいました。「今映画を観終えたところなんですけど、上手く言葉にできないんですけど、すごく良かったです。」そして東京に出てくるタイミングで支配人を含め3人で話ができないかということになったのですが、当時の僕は宮城県沿岸部縦断上映会(2014年夏に沿岸部11会場で行った上映会)の準備で超絶に忙しくなり、実際にお会いしたのは7月末のことでした。
そこで映画を公開してくださることに話が決まったのですが、僕自身、やるのであれば、しっかり準備してちゃんと広めたいという思いがあったので、小原さんも支配人も僕の意志を尊重してくれて、焦らずずっと応援してくださいました。2014年末から始めた協賛金募集についても、宣伝のノウハウについても、小原さんから教えていただいたことはかなり多いです。
それからかなりの時間が経ちましたが、ここに来るまでに地元宮城の方のみならず、全国の多くの方の応援をいただいて、何とかやってくることができました。製作中の6年間はずっと孤独でしたが、映画を広めるために動き出してからのこの時間は、自分のことを一人だと思ったことはありません。いつも誰かが見守ってくれている。何かやろうと思えば動いてくれる仲間がいる。それをちゃんと感じることができたからこそ、僕も全力でこの映画を人に届けなければならないという思いに突き動かされてきました。
そんな感じでようやく公開まで漕ぎ着けましたが、ここからが本番です!ですので、どうか一人でも多くの方と作品が出会えるよう、皆様のご協力をお願いいたします!この映画を観てくださった方の中にどんな気持ちが芽生えるか、それは一人ひとりで全く異なるかと思いますが、僕自身はこの時代に自分が本当に観たい映画、いつの時代にも普遍的な、賞味期限の無い映画を作りたいという一心でこの映画を作りました。あとはそこから何を汲み取るか、観る人の感性にお任せしたいと思います。
というわけで、長くなりましたが小原さんのコメントを紹介して、明日の初日に備えたいと思います。皆様、是非劇場でお会いしましょう。そして是非おもしろいでもつまらないでも何て言えばいいのか分からないでも何でも結構ですので、直接感想を伝えていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(我妻)
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この135分に詰まったものを言葉にしようとすると零れ落ちてしまう魅力が、映像の一つ一つで語られている。入魂の一作。圧巻の記録映画だった。
―小原治(ポレポレ東中野スタッフ)
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