アブドゥー・ウォログウァムの泥染亀クッション!
vol. 1 2017-08-28 0
郡上八幡音楽祭2017のクラウドファンディングの特典の目玉(5万円/7万円コース)は、なんといってもアブドゥー・ウォログウァムさんの泥染亀クッション!!
日本でも海と陸をつなぐ神様であり、長寿の象徴でもある亀ですが、アブドゥーさんが出自とするマリ北部のバンジャガラにすむ民族・ドゴン族では彼らの守り神とされてるそうです。機織り水平機でドゴンの幅の反物をつないでかたどり、泥染によって彼らの象形文字やヒエログリフが描かれています。一体何を意味しているのでしょうか。
◉Abdou Ouologuem
アブドゥーさんは、自然を素材にした私的作品から、映画の美術、衣装製作、演劇の舞台美術、衣装製作等多岐にわたります。その才能がヨーロッパで脚光を浴びるようになったのは、演劇界の巨匠ピーター・ブルック演出『すばらしき日々』(原作:ベケット)の舞台美術製作においてです。無数の羊のなま皮を染め、それを一つひとつ縫い合わせで舞台を覆い、巨大な皮膜の山を登場させたのです。
この豊かな想像力と感性が認められ、ブルックの『ティエルノ・ボカール』でもアブドゥーは舞台美術家として再び招聘され、この作品を通してピーター・ブルック演出作品の音楽監督を務める土取利行との付き合いが始まりました。
今回は、アブドゥーさんの泥染布ワークショップも予定されています。ぜひ、参加のご予約、クラウドファンディングをよろしくお願いします!
郡上八幡音楽祭2017本公演・ワークショップの参加はこちらから。https://gujomusicfes.wixsite.com/gujomusicfes2017
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