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伝説の俳句バー「銀漢亭」17年の記録を形にした書籍出版をクラウドファンディングで実現!
2020年5月。俳人の伊藤伊那男さんがマスターをつとめる「銀漢亭」が、17年間の歴史に幕を下ろしてから早2年――。ウェブ連載「神保町に銀漢亭があったころ」を本にして、お店の記憶を誰もが手にとれる「かたち」に残します!
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2010年、友人に「銀漢亭」に連れていってもらったことがきっかけで、俳人になってしまいました……。俳句ウェブサイト「セクト・ポクリット」を運営中。2022年4月より、武蔵野大学文学部特任教授。フランス・パリ在住。
2020年5月。俳人の伊藤伊那男さんがマスターをつとめる「銀漢亭」が、17年間の歴史に幕を下ろしてから早2年――。ウェブ連載「神保町に銀漢亭があったころ」を本にして、お店の記憶を誰もが手にとれる「かたち」に残します!
2020年5月。俳人の伊藤伊那男さんが亭主をつとめていた「銀漢亭」が、17年間の歴史に幕を下ろしてから、もうすぐ2年――。閉店直後から店の常連たちが感謝をつづったウェブ連載「神保町に銀漢亭があったころ」を書籍化して、ぜひ銀漢亭の記憶と記録を、誰もが手にとれる「かたち」に残したい!という発起人(堀切克洋)の思いからはじまったプロジェクトです。
左が銀漢亭のマスター・伊藤伊那男さん。右はプロジェクト発起人・編集の堀切。
10年ほど前まで、俳句のことなんて何ひとつ知らなかった私ですが、ある日「銀漢亭」に足を踏み入れたことで、俳句にどっぷりとハマってしまいました。
そう、銀漢亭に人生を変えられてしまったうちのひとりです。
(履歴書のような経歴はこちらから。文字が小さくてすみません…)
わたくし堀切は、もともと、演劇の研究者・評論家として活動していましたが、気づけば周りは俳人ばかりの生活に。そして2011年から、伊藤伊那男さんを師とする俳句結社「銀漢」に参加。
2018年には第一句集を出版させていただいたのですが、幸運なことに、伊那男さんが俳人協会賞という賞を受賞したとの同年度に、同新人賞を受賞することができました。上の写真は2019年3月に銀漢亭でひらかれた同時受賞パーティの2次会の写真です。
そんなわけで「NHK俳句」2020年10月号の「俳人発、俳人着」のコーナーでは、僭越ながら、伊那男さんについての紹介を堀切が執筆させていただいた次第です(↓)。とまあ、わたくしのことはさておくとして…
東京・神保町の路地裏に佇んでいた「銀漢亭」。
2003年5月に、俳人の伊藤伊那男さんが、脱サラして50代で始めた酒亭です。
当初は「本の街」らしく、出版関係者の客も多かったようですが、いつしか俳人のオアシスとなり、たまたま足を踏み入れて、俳句をはじめた客も少なくありません。曜日替わりで俳人スタッフがカウンターに入り、毎日のように、店の奥では賑やかな句会がひらかれていました。
参考:フルポン村上の俳句修行 俳人が集うバー・銀漢亭でひとりノンアルコール
しかし、新型コロナウイルスによる営業自粛が続くなか、2020年5月に惜しまれつつも閉店。直後から、常連たちが思い出を語らうウェブ連載「神保町に銀漢亭があったころ」がはじまりました。
「猫耳」と「前髪ウィッグ」をつけているのが、亭主の伊藤伊那男さん。2018年には、第三句集『然々と』により、第58回俳人協会賞を受賞した
銀漢亭の閉店の報を受けたとき、わたしはフランス・パリに住んでいました。日本以上に厳しい都市封鎖で外出を禁じられるなかで、お店への「恩返し」として何かできることはないかと考え、未経験ながらウェブサイトを立ち上げ、さまざまな常連客に寄稿をしてもらったのが、ウェブ連載「神保町に銀漢亭があったころ」です。
2019年3月、伊那男さんの受賞パーティの2次会(@銀漢亭)は、店の外まで人が溢れ、もはやお祭り状態に…
寄稿者の輪はどんどん広がっていき、2020年9月から2021年12月までの期間に、なんと総計130名の方々が、お店の思い出を語ってくださいました。お店に集っていた俳人のほか、歌人、著述家、編集者、記者、写真家など、ヴァラエティ豊かな執筆者に、ありしころの銀漢亭を語っていただきました(全執筆陣は最後にご紹介します)。
寄稿者(常連)のなかには、BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」で有名な著述家で俳人の吉田類さんも。類さんはたびたびご著書に銀漢亭のことを取り上げてくださり、マスター・伊藤伊那男さんの自伝的エッセイ『銀漢亭こぼれ噺――そして京都』(北辰社、2017年)では、帯文を寄せてくださっています。
ウェブ連載は、文字数に掲載写真にも制限がなく、気軽に読めるというメリットがありますが、言うまでもなく、本には本の「良さ」があります。こんなに面白い店が神保町にあったんだ、ということを、みなさんの本棚のなかに「かたち」として残せるよう、お店を知らない人が本を通じていつでも「来店」できるよう、ぜひ力を貸していただけたら嬉しいです。
本プロジェクトは「実行確約型」のため、目標金額未達成の場合は、自費等で補填することで書籍を刊行し、リターンを履行することを前提に、既に制作は進行しています。書籍版『神保町に銀漢亭があったころ』は、2022年8月刊行を予定しています。
そのため、クラウドファンディングの締切は、伊那男さんの(73回目の)お誕生日である「7月7日(木)」に設定させていただきました。「銀漢」とは「七夕」を意味する秋の季語です。
本の表紙は、NHK俳句「復活開店『銀漢亭』」でイラストをご担当されている、もとき理川さんの作品を使わせていただくことになりました。あたたかな切り絵がとっても魅力。また、2018年・19年度の2年間、毎日新聞出版「俳句αあるふぁ」誌上にて連載された「一句一菜」もカラーページで再録。ウェブ連載時にはなかった、伊那男さんの「亭主のまえがき」「亭主のあとがき」も加わる予定です。
仕様は、四六判/ソフトカバー装/本文272ページ。予価は、1,980円(税込)。
ブックデザインは、俳誌「銀漢」も担当されている馬場龍吉さん(角川俳句賞受賞者)にお願いをしています。現在、原稿と写真のレイアウト作業の真っただなか。
編者にとっては、とても大きなチャレンジとなりますが、印刷製本費(70万円)+発送費(15万円)+各種謝礼(15万円)を実現するために必要な「100万円」を目標に掲げたいと思います。
銀漢亭というお店にちなんで、個人用として、以下の4コースをご用意させていただきました。
(1)とりあえず1杯コース(2000円)
【特典】お礼メール+発売前に1冊送付(送料込)
(2)もう1杯お代わりコース(5000円)
【特典】お礼メール+発売前に2冊送付(送料込)+支援者として巻末に記録
(3)終電までコース(10000円)
【特典】お礼メール+発売前に3冊送付(送料込)+支援者として巻末に記録(太字)
(4)週5で来店コース(50000円)
【特典】お礼メール+発売前に5冊進呈送付(送料込)+支援者として巻末に記録(太字)+伊藤伊那男さんによる直筆の色紙を贈呈
俳句結社や書店様用には、さらに以下の2コースをご用意しています。
(5)俳句結社用 一括購入コース(20000円)
【特典】お礼メール+発売前に10冊送付(送料込)+支援者として結社名を巻末に記録(太字)
(6)書店様用 一括購入コース(12500円)
【特典】お礼メール+発売前に10冊送付(送料込)
本書にご寄稿いただいた方々は、以下の通りです。俳句を趣味として楽しまれている方はもちろん、酒場という空間が好きな方、神保町という街が好きな方、まだ見ぬ俳句という文芸の知らざれる世界をちょっと覗いてみたい方にも、楽しんでいただける内容となっています。
〔五十音順〕
相沢文子(「ホトトギス」同人)/青木亮人(愛媛大学准教授・俳句研究者)/青柳飛(「秋」「天為」同人・サンフランシスコ在住)/芥ゆかり(「天為」同人)/浅川芳直(「駒草」、「むじな」代表)/安里琉太(「銀化」「群青」「滸」同人)/天野小石(「天為」編集長)/有澤志峯(「銀漢」同人)/飯田冬眞(「磁石」編集長)/池田のりを(「ふう」同人)/石川洋一(歌人・「未來短歌会」)/五日市祐介/伊藤政三(「銀漢」同人)/井上弘美(「汀」主宰・「NHK俳句」選者)/今井肖子(「ホトトギス」同人)/今井麦(「銀漢」同人)/今井康之(岩波書店社友)/今泉礼奈(「南風」同人)/今田宗男(元「卯波」店主)/入沢仁/歌代美遥(「ホトトギス」「玉藻」「篠」同人)/内村恭子(「天為」同人)/遠藤由樹子(「藍生」会員)/大住光汪(「銀漢」同人)/太田うさぎ(「なんぢや」「豆の木」同人、「街」会員)/大塚凱(「ねじまわし」)/大野田井蛙(「銀漢」同人)/近江文代(「野火」「猫街」同人)/大和田アルミ(「唐変木」編集人)/小川洋(「天為」事業部長)/小沢麻結(「知音」同人)/小野寺清人(「銀漢」「春耕」同人)/樫本由貴(「小熊座」)/片山一行(「銀漢」「麦」同人)/唐沢静男(「銀漢」「春耕」同人)/川島秋葉男(「銀漢」副編集長)/川嶋ぱんだ(つくえの部屋Founder)/岸田祐子(「ホトトギス」同人)/岸本尚毅(「天為」「秀」同人)/菊田一平(「唐変木」代表)/北大路翼(「街」同人、「屍派」家元)/北村皆雄 (井上井月顕彰会会長)/木戸敦子(「銀化」会員)/朽木直(「銀漢」同人)/倉田有希(「写真とコトノハ展」代表・「鏡」)/黒岩徳将(「いつき組」所属「街」同人)/小泉信一(朝日新聞編集委員)/髙坂小太郎(「銀漢」「牧」所属)/木暮陶句郎(「ひろそ火」主宰・「ホトトギス」同人)/こしだまほ(「銀漢」同人)/小島健(「河」同人会長)/小滝肇/後藤章(「自鳴鐘」同人)/近恵(「炎環」「豆の木」同人)/坂崎重盛(エッセイスト)/阪西敦子(「ホトトギス」「円虹」同人)/佐古田亮介(「けやき書店」店主・「月の匣」同人)/笹木くろえ(「鏡」同人)/佐藤文香(「翻車魚」「鏡」同人)/佐怒賀直美(「橘」主宰)/佐怒賀正美(「秋」主宰)/潮田幸司(「銀化」編集長) /しなだしん(「青山」主宰)/篠崎央子(「磁石」同人)/城島徹(毎日新聞編集委員)/鈴木忍(朔出版社主、元角川「俳句」編集長)/鈴木節子(「門」名誉主宰)/鈴木琢磨(毎日新聞記者)/鈴木てる緒(「銀漢」同人)/髙栁俊男(法政大学国際文化学部教授)/卓田謙一(「りいの」編集長)/竹内宗一郎(「街」編集長、「天為」同人)/武田禪次(「銀漢」編集長)/伊達浩之(「銀化」同人) /谷岡健彦(「銀漢」同人)/谷口いづみ(「銀漢」同人)/種谷良二(「櫟」東京支部長)/田村元(歌人・「りとむ」「太郎と花子」)/千倉由穂(「小熊座」同人)/対馬康子(「麦」会長・「天為」最高顧問)/月野ぽぽな(「海原」同人)/筑紫磐井(「豈」発行人)/辻村麻乃(「篠」主宰)/坪井研治(「銀漢」同人)/土肥あき子(「絵空」同人)/中嶋憲武(「炎環」「豆の木」)/中島三紀(「俳句αあるふぁ」編集人)/仲野麻紀(サックス奏者)/中村かりん(「稲」同人)/行方克巳(「知音」代表)/西村厚子(西村麒麟マネージャー)/西村麒麟(「古志」同人)/馬場龍吉(「蒐」代表)/広渡詩乃(「栞」同人) /広渡敬雄(「沖」同人「塔の会」幹事)/檜山哲彦(「りいの」主宰)/ 藤森荘吉(「ホトトギス」「花鳥」「夏潮」)/堀田季何(「楽園」主宰)/堀江美州(「銀漢」同人、「和」副主宰)/松尾清隆(「松の花」編集長)/松川洋酔(「銀漢」「春耕」同人)/松代展枝(「銀漢」同人)/松野苑子(「街」同人会長)/麻理伊(「や」同人)/峯尾文世(「銀化」同人)/宮澤正明(写真家)/三輪初子(「炎環」同人、「わわわ」句会代表)/村上鞆彦(「南風」主宰)/望月周(「百鳥」編集長)/本井英(「夏潮」主宰)/前北かおる (「夏潮」)/森羽久衣(「銀漢」同人)/守屋明俊(「閏」主宰)/山岸由佳(「炎環」「豆の木」同人)/山田真砂年(「稲」主宰)/屋内修一(「天穹」主宰)/柳元佑太(「澤」)/矢野春行士(「玉藻」同人) /矢野玲奈(「玉藻」「天為」「松の花」同人)/山崎祐子(「りいの」「絵空」同人)/柚口満(「春耕」事務局長)/吉田千嘉子(「たかんな」主宰)/吉田類(ライター、酒場詩人)/若井新一(「香雨」同人)/脇本浩子(「海」同人)/鷲巣正徳(「街」同人)
お忙しいなか、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。これからも銀漢亭を「訪れてくれる」お客さんがひとりでも増やせるように、50日間、ご支援よろしくお願いします!
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