本業でも副業でもいいから「遊ぼう」by 会社員失業中の浅賀
vol. 14 2026-02-09 0
実は私は、昨年12月で会社を辞めました。
どうせなら会社員としては無職の間に、思い切り自分のプロジェクトをやろう。
ついでに、みんなの仕事を作れたら最高じゃないか。
それが、今回のギンギセルズプロジェクトのきっかけでもあります。
これまで私は「遊びを"いきる”に繋げていこう!」というのを発信してきました。その一つには「遊びを仕事にしていこう!」と言う部分も含まれています。
なぜなら、私自身がやりたくないことは本当にできないし、毎日同じ場所には通えないし、無理をすると体がまったく動かなくなる、いわゆる社会不適合タイプだからです。
でも、不定期にアートの現場を依頼されて行く中で、一流アーティストたちが真剣なのに自由で、子供みたいにのびのびと遊んでいるのを見て、「遊びは人の本領を発揮するのに不可欠なんだな」と実感しました。
遊びが仕事になることは分かった。でも、アートの世界は予算の問題、生活の問題が常につきまとう。正直、日本のアートの現状は潤沢とは言えず、場合によっては赤字になることだって珍しくありません。
遊びは仕事になる。でも、どうやって“回す”のか?
じゃあ、このアート界をどうやって回していけばいいんだろう?ということを考えれば考えるほど、これは新規事業とか、ビジネスの構造を考えるのと同じ思考になっていく。でもそうなると私は疲れていく笑。自分が失業を機に起業するのか?いや、私には重荷なので絶対やりません(笑)とにかく構造を探る、これがこのプロジェクト段階での私の今の力量です。
さて、失業中の楽しいところは、いろんな会社のセミナーを見たり、いろんな業界の話を覗けること。そんな中、たまたま見たとある転職支援会社のセミナーアーカイブ。
テーマは「副業のキャリアをどう作るか」でした。もしかしたらこれは遊びと同じことを言っているのかも?
AIが当たり前になって、誰もがクリエイターになれる時代なっています。でも一方で、「いや、でも最後の最後のセンスないじゃん!!」という反発は私だけでないはず。
じゃあ、センスがあれば食べていけるのかというと、それもまた微妙で。結局のところ、市場を理解して、ナビする人がいないと回らない。ディレクターやプロデューサーのような役割が必要かもしれない。
逆に、誰でもクリエイターになれる時代だからこそ、アーティストたちも介入した会社をつくれば、もっと会社も強みを強化できるのでは?とか単純に考え始めます。
そのセミナーでは、「自分の経験やスキルは、業界が違っても応用できる」という話がありました。それを聞いた瞬間、「異分野共創の遊びが、生きがいにつながる」という私の考えと同じじゃない?と、思ったわけです。みんなの“遊び”を混ぜたら、食っていける。私はずっと、そう思っていたので。
副業をキャリアにする、という視点
副業をキャリアにするというのは、自分では大したことないと思っていることを人から褒められて、「え、そこ?」って言われるところを育てていくこと。
これがピンとこない人は、もしかしたら、すでにそれを本業にできている人で、最初から副業である必要がなかったのかもしれないな、と思いました。
じゃあ、私の場合はどうなんだろう?本業ってなんだろう?と考えてみると……
ん???
私、もしかして趣味しかしてないかも?最近までキャリアにすらなってなかった気がするし、いや、待てよ、
でも、そう言うと怒られるくらいちゃんと評価はされてきたなーと思い出します。
私の中にあった「キャリア像」は、不眠不休で働いて、消耗しながら積み上げるかなり昭和的なイメージでした。でも実は、キャリアって勝手にできていくものなのかもしれません。つまり、真剣に遊んだら、やはりできるものかもしれません。
社会不適合ではなく、人生設計だった?
一つの場所に長くいられないのは、社会不適合なのではなくて、
自分の人生設計において「必要な経験」を報酬として受け取ってきただけ。
だから結果的に、そうなっていただけ。
会社が終身雇用を約束しなくなってきている今、
もしかしたらこれからは“遊び人たちの時代”なのかもしれません。
これは、あくまで私の呟きです。
今回参加してくださったギンギセルズの皆さんが必ずしも同じ考えをしているとは思っていません。だからこそ、このプロジェクトを機に皆様にもっと話を聞いていきたいと思っています。
私は「遊んで」暮らしたい。「生き」たい。自分を「活かし」たい。
あなたはどう感じましたか?
*写真:色んな仕事=遊びをしている浅賀です。これは舞台制作のお手伝い中。しかし仕事を「遊び」というとまだまだ世の中に誤解を与えるのはなぜだろう。。。。
