女性キャストのみで魅せる劇団ロオル、第5回本公演『モノクロ』製作支援プロジェクト

本山由乃

作・演出として『モノクロ』を通して伝えたい事は、大きな事であり、しかしとても身近な事なのです。

『モノクロ』は白か黒か、登場人物が自分はどちらなのかを選択していく物語です。

白か黒か、

何が正義か、何が悪か。

答えは結果が出た後にしかわから無い、というのが世の中の常なのかもしれません。

わたしは新撰組が好きなのですが、

勝てば官軍負ければ賊軍、というあの幕末の乱世。戦いし者共が皆心に置いていたこの言葉。

新撰組は正義のために幕府のために戦い、そして結果賊軍として処刑され、または捕らえられたわけです。

何が正義か、何が悪か。

時代は動き続けます。

例え今が正義でも、明日には悪になるのかもしれない。

白か黒か、答えは何処にあるのか。

登場人物たちが各々の答えを、少しずつ見出していくのを、皆様には客席で見守っていただきたいと思っております。

そして劇場から出た後で、果たして自分の答えは？と、少しでも思っていただけたら幸いです。

本番まで残りひと月をきり、稽古にも熱が入って参りました！

皆様のご期待に添えますよう、ひと稽古ひと稽古を全力で、努力し、邁進して参ります。

何卒、ご支援いただけましたら幸いです。

本山由乃

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