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劇団1980とモルドバの国立劇場ウジェーヌ・イヨネスコ劇団との合同公演「検察官」をクラウドファンディングで実現!
2024年11月、モルドバ共和国おいて、劇団1980(イチキュウハチマル)の俳優と、モルドバのウジェーヌ・イヨネスコ劇団の俳優が共演し、N・ゴーゴリの「検察官」を上演します。渡航資金のご支援をよろしくお願いします。
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1980と書いてイチキュウハチマル。横浜放送映画専門学校(現:日本映画大学)の演劇科卒業生が創立メンバーとなって1980年に結成。劇団主宰者であり劇作・演出家の藤田傳の作品を中心に舞台公演活動を継続し続ける演劇集団です。 都内を拠点に、全国各地を巡演する演鑑公演・学校公演や、ルーマニア・モルドバ・ブラジル・韓国などで行う海外公演など、精力的に活動しています。
2024年11月、モルドバ共和国おいて、劇団1980(イチキュウハチマル)の俳優と、モルドバのウジェーヌ・イヨネスコ劇団の俳優が共演し、N・ゴーゴリの「検察官」を上演します。渡航資金のご支援をよろしくお願いします。
〇 劇団1980代表より
私ども劇団1980(イチキュウハチマル)は、本年11月にモルドバ共和国国立劇場ウジェーヌ・イヨネスコ劇団と共同で「検察官」を首都キシノウで公演いたします。同時に「日本演劇を知る会」と題して演劇批評家の七字英輔氏と俳人・小説家・劇作家の小林恭二氏の講演も行います。
劇団1980とイヨネスコ劇団とは1995年以来30年におよぶ文化交流を行ってきました。日本の小さな劇団と海外の劇団とが、これほど長きにわたり濃厚な文化交流を深めたことは、日本演劇の中でも稀有なことです。
皆様方とご一緒に、文化交流をもっと深め継続するためのクラウドファンディングです。
よろしくお願いいたします。
劇団1980代表 柴田義之
〇 プロジェクトの経緯
モルドバ共和国の首都キシナウを本拠地とする「ウジェーヌ・イヨネスコ劇場=Teatrul Naţional Eugene Ionesco」。
劇団1980(=通称ハチマル)との出会いは、1995年3月、ハチマル初の海外公演となった第4回ルーマニア・シビウ国際演劇祭(演目『謎解き 河内十人斬り』)に遡ります。この時、やはり同演劇祭に参加していたイヨネスコ劇場との交流が始まり、主宰・芸術監督のペトル・ブトカレウ氏より、ハチマルのモルドバ公演が発案されたのでした。
そして2000年6月、イヨネスコ劇場の招聘により『黒念仏殺人事件』キシナウ公演が実現。さらに2002年4月に『戦争案内』など、これまでに6度のキシナウ公演を行ってきました。また、芸術監督ペトル・ヴトカレウ氏の演出による東京公演など、深い交流を続けてきました。
さまざまな文化芸術活動が中止となったコロナ禍がようやく終息に向かった2022年9月、ハチマルとイヨネスコ劇場はさらなる共同創作に向けて〈文化交流協定〉を締結。
舞台芸術が人々の生活において必要不可欠な存在であることを認識しあい、その第1陣として、ペトル・ヴトカレウ演出により劇団1980が「検察官」を六本木・俳優座劇場で上演。
続いて2023年5月、同じくペトル演出でイヨネスコ劇場が「検察官」をキシナウで上演。
そして、この2作が合流し、異文化・異言語が共生する今回の合同公演が企図されました。
「1980」と書いて「イチキュウハチマル」通称ハチマル。
横浜放送映画専門学校(創設者=今村昌平 現:日本映画大学)を母体とし、演劇科卒業生が創立メンバーとなって、文字通り1980年に結成。
以来、劇団主宰者であり劇作・演出家の藤田傳の作品を中心に舞台活動を継続し続ける演劇集団です。
主な活動は首都圏の会場で上演する本公演のほか、全国各地を巡演する演劇鑑賞団体の演鑑公演や学校公演。ルーマニア・モルドバ・ブラジル・韓国等で長期公演を実施し、多くの親交、文化交流の実績を挙げている海外公演など、意欲的にに活動を続けている劇団です。
モルドバ共和国の首都キシナウに拠点を持つ国立劇場ウジェーヌ・イヨネスコ劇団は、イヨネスコ自身に自分の名を冠する劇団として認められた、世界で唯一の劇団。
1990年5月、モスクワのシチューキン演劇大学を卒業したモルドバの若き演劇人によって、モルドヴァ共和国において初の私劇団として結成され、1991年9月モルドバ政府により国立劇場として承認された劇団です。
国立劇場ウジェーヌ・イヨネスコ芸術監督、演出家、俳優
ペトル・ブトカレウ
モスクワのボリス・シチューキン演劇学校(1980-1985)で俳優芸術を学ぶ。その後、グルジアのトビリシにあるソタ・ルスタヴェリ演劇大学(1987-1988)で演出を学ぶ。
演出は、劇団イヨネスコをはじめとしてロシア、ルーマニア、フランス、イタリア、トルコをはじめ、日本でも活発に行っている。
今回のプロジェクトでも演出を務める。
1995年 「謎解き河内十人斬り」(モルドバ)
2000年 「黒念仏殺人事件」(モルドバ)
2002年 「戦争案内」(モルドバ・ルーマニア・イタリア)
2007年 モルドバから見たニッポンーーペトル版「行路死亡人考」(日本・演出ペトル氏)
2009年 「行路死亡人考」をイヨネスコ劇団員と合同制作。(モルドバ・ルーマニア)
2012年 「バス停」イヨネスコ劇場アラ・メンシコヴァ、ハチマルの柴田義之二人芝居。
(日本・モルドバ・ルーマニア)
2015年 「検察官」(日本・演出ペトル氏)
2022年 六本木俳優座劇場にてキャストを変え「検察官」再演。
2023年 「素劇 楢山節考」(モルドバ・ルーマニア)
今回のプロジェクトは、2024年11月にモルドバ共和国の首都キシナウにある、ウジェーヌ・イヨネスコ劇場において日本側の俳優とモルドバ側の俳優が共演し、ペトル・ブトカレウ演出の「検察官」を共同で制作するものです。
公演と同時に小林恭二氏による「鶴屋南北における悪のダンディズム」七字英輔氏による「日本においての東欧演劇」の講演を行います。
◆ 公演スケジュール◆
10月20日 羽田発
10月21日 モルドバ共和国キシナウ着
10月22日〜31日 合同稽古
11月01日 本番① +七字英輔氏講演
11月02日 本番②+小林恭二氏講演
11月03日 本番③
11月04日 記者会見
11月05日 モルドバ共和国キシノウ発
11月06日 羽田着
会場 国立劇場ウジェーヌ・イヨネスコ(モルドバ共和国キシノウ)
作 ニコライ・ゴーゴリ
演出 ペトル・ブトカレウ(ウジェーヌ・イヨネスコ劇団主宰)
舞台美術・衣裳 ステラ・ベルブチェアヌ
照明 イゴール・シオバヌ
音響 クリスチャン・パトラス
舞台監督 デニス・ディミトル
出演 柴田義之・藤川一歩・山本隆世・木之村達也・神原弘之・大田怜治
上野裕子・光木麻美(以上劇団1980)
溝口敦士(プロダクション・エコー)・堀之内真平(フリー)・田部圭祐(大沢事務所)
他 イヨネスコ劇団員
そして、2025年には配役を入れ替え、日本側の俳優とモルドヴァ側俳優による「検察官」を日本国内で上演する予定となっております。
このプロジェクトは、小劇場出身のハチマルと国家や大国に翻弄され、独自の演劇を作り出したイヨネスコ劇団が、権力者のグロテスクさを描いた「検察官」を共同作り、キシノウで公演し、来場の観客や演劇関係者に衝撃を与えるものです。
ロシアのウクライナ侵攻によってヨーロッパの国々は大きな混乱が起きています。特にロシアの影響力が大きい東欧諸国は、切迫したものが生じております。
権力者ロシアと対峙してきたモルドヴァのペトル氏演出で、権力者のグロテスクさ、庶民のしたたかさを、この「検察官」で表現したいと思っております。
両国の俳優が、それぞれの国の言葉で台詞をしゃべることで、言語を超えた肉体から発する表現の可能性をぜひ目撃していただきたい。
また、普段では観ることの少ない海外での公演や舞台のつくられていく過程を目撃できる、希少なチャンスです。
是非このプロジェクトの、目撃者になってください。
皆様からご支援いただいた資金は全て以下の費用の一部に当てさせていただきます。
渡航費(日本からの参加メンバー14名) 3,554,236円
出演料・スタッフ人件費 5,038,000円
宿泊費・食費 2,840,000円
国内でも各種助成金の申請を行なっております。
◆配信動画、DVDのエンドロールにてお名前の掲載
配信動画やDVDのエンドロールにてご支援をいただいた皆様のお名前を掲載させていただきます。
◆制作日記
モーションギャラリー内にアップする制作日記をご覧いただけます。役者たちの稽古の様子や、モルドバ現地での様子など是非見守ってください。
◆オンライン配信視聴(本編)
オンラインにて現地での「検察官」公演本編をご覧いただけます。
(配信時期は2024年内を予定しておりますが、編集・字幕付けなどを行う関係上、万が一配信が遅れる場合は事前にMOTION GALLERYメールにてお知らせいたします。)
◆「検察官」本編DVD
合同公演「検察官」のDVDを送付いたします。(送付先は日本国内に限ります)
(DVDの配送時期は2024年内を予定しておりますが、編集・字幕付けなどを行う関係上、万が一配信が遅れる場合は事前にMOTION GALLERYメールにてお知らせいたします。)
◆モルドバ公演観劇+打ち上げ+ワイナリー招待
モルドヴァにて現地本番のチケット(最大3公演)、打ち上げにご参加、そしてワイナリーへご招待。(打ち上げ、ワイナリーの日程は未定。決まり次第ご連絡いたします。)
現地ホテル手配のお手伝いもさせていただきます。
(渡航費・宿泊費等は別途自己負担になります)
◆帰国報告会参加権
帰国後行われる「帰国報告会」にご参加いただけます。
(都内にて開催予定。開催日、会場は追ってご連絡致します。)
海外での公演ということもあり、今の円安の影響が例年の海外公演に比べて、かなり大きく出てしまうであろうと予想しています。
しかし、この公演は目標金額が達成しなかった場合でも、日程通りに行う予定となっております。
不足する資金ははハチマルが補填し、このプロジェクトは必ず実行されます。
リターンも必ずお届けいたしますのでご安心ください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
二つの違う国の違う言語で台詞を喋ることで、いったいどんな化学変化が起きるのか、是非このプロジェクトの目撃者になっていただきたいです。
応援のほど、よろしくお願いいたします。
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