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映画「最後の吉原芸者みな子姐さん」海外上映をクラウドファンディングで実現!
こんにちは。私の名前は安原眞琴です。映画の監督とプロデュースをしています。今年から海外で活動したいと思っています。よろしくお願いします。
FUNDED
このプロジェクトは、目標金額200,000円を達成し、2014年11月17日23:59に終了しました。
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こんにちは。私の名前は、安原眞琴です。 普段は日本文化を教える大学の非常勤講師をしていますが、2005年にみな子姐さんという最後の芸者さんに出会い、その日からカメラを持って5年間、毎日のように取り憑かれたように取材を始めました。そして2013年、クラウドファンドで日本での上映会を開催させて頂きました。そして今年、海外(リトアニア)での上映イベントが決定しました。「The Last Geisha Madame Minako」は、みなさまのご支援のお陰で成り立っている、みなさまと共に歩んでいる映画です。これからも応援のほどを、何卒よろしくお願い申し上げます。
こんにちは。私の名前は安原眞琴です。映画の監督とプロデュースをしています。今年から海外で活動したいと思っています。よろしくお願いします。
私は、makoto officeという屋号で、映画を作ったり、上映させて頂いたりしております、安原眞琴と申します。屋号を作ったのは、日本はまだ男性社会なので、女性1人で社会的な活動をするのが難しいからです。
最初の活動は、ドキュメンタリー映画の製作でした。芸者はどこにでもいると思われていますが、昔は芸者と呼べるのは吉原芸者だけでした。その最後の芸者みな子姐さんに出会ったのは2005年のことです。お姐さんの歴史的価値と人間的な魅力に取り憑かれ、すぐにカメラを借りて、その日から毎日のように撮影を始めました。その5年後の2010年に撮影を終えて編集に入り、どうにか2013年に完成させることができました。そのタイトルが、「最後の吉原芸者四代目みな子姐さん―吉原最後の証言記録」です。
次の目標は、みな子姐さんの希望でもあった、映画の上映でした。そのための資金がなかったので、最初の上映はクラウドファンドのご支援者さまのお陰で実現できました。2013年の6月のことでした。そして夏には、渋谷アップリンクという映画館で2週間、上映させて頂けることになりました。その時、映画のみでは、私の想いもみな子姐さんの想いも伝えきれないと思い、吉原以外の芸者(太鼓持ちなど)や、落語家、ドラッグクウィーン、みな子姐さんに吉原の幻の芸「二調鼓」を仕込まれた最後のお1人吉田睦子さんなどをお招きして、上映イベントというかたちで開催しました。お陰様で連日満席でした。
渋谷経済新聞の記事: http://www.shibukei.com/headline/9498/
この成功がきっかけで、人づてに話題となり、その後もさまざまな会場で上映イベントを開催させて頂き、半年間で合計2000人以上の方々にご参加頂くことができました。
しかし、海外ではいまだに「フジヤマ・ゲイシャ」という、芸者についての誤解されたイメージが持たれています。そのため、今年は是非とも海外で上映したいと思っておりましたが、それはたんなる夢であり、知人からも「夢想家」だと笑われました。
ところが、奇跡が起きました。在リトアニア日本国大使館が協力してくださり、リトアニアで開催できることになったのです。
また、もう1つの奇跡が起きました。米国のZakka FilmsがDVDを販売してくれることになったのです。そのためすぐに英語字幕版の制作に取りかかりました。そして完成したのが「The Last Geisha Madame Minako」です。英語字幕制作は、さすがに1人ではできないので、ディズニー映画などを手がける専門の会社にお願いして作って頂きました。
今年の1月から、海外上映のために寝る間も惜しんで準備をしてきました。そしていま、ついにその日を迎えようとしています。
Zakka Films のHP: http://www.zakkafilms.com/2013/01/hitomi-kamanakas...
■映画のあらすじ
主役は85歳で現役芸者の元気なおばあちゃん。名前はみな子。最後の吉原芸者だった。吉原とは、1650年頃に公の許可で作られた、江戸(東京)で唯一の盛り場(遊廓)のこと。現在では、日本各地に芸者がいるが、1900年頃までは、公認の芸者は、吉原芸者のみだった。みな子姐さんは、その正統な芸者の最後の1人だったが、決して威張ることなく、とってもフレンドリー。頭がよく、芸は一流で、いたずら好き。そんなチャーミングなみな子姐さんに高校生もタジタジ?! 日本の昔の唄や遊びも満載!
この映画は、2005年から5年かけて取材した、吉原芸者の唯一のドキュメンタリーです。この映画によって、芸者とは何かがはじめて明かされます。
今年の5月に、パリのエスパスジャポンの着物展にDVDを貸し出し、上映してもらいました。みな子姐さんの魅力は、国境を越えて受け入れられたようで、ユーモアセンス抜群の元気なおばあちゃんの姿に、パリの若者も大ウケでした。
The Last Geisha Madame Minako の予告編
makoto officeのHP: http://www.makotooffice.net/
リトアニアはバルト三国の中の1つです。第二次世界大戦の時に、ユダヤ人を中心とする罪なき人々何千人にビザを発行し国外脱出させた、杉原千畝が外交官として赴任していた国です。そのためリトアニアは親日的な国ですが、文化の面については、ほとんど知られていません。
私は、そんなリトアニアで上映イベントを開催させて頂けることに、使命のようなものを感じました。そこで、私1人のためではなく国際交流のために、私にできる限りのことをしようと決意しました。
そして考えたのが、リトアニアの方々に、日本の伝統的なポップカルチャー(大衆文化)の魅力を伝えることです。それによって、日本の文化面にも興味をもって頂けるのではないかと希望を抱いています。
■イベント内容
日程:11月2日〜9日
場所:ビリニュス大学オリエンタルセンター
ミコラス/ロメリス大学
ヴィタウタス・マグヌス大学など
プログラム:
連携:在リトアニア日本国大使館
展示のための連携:辻屋本店、ふじ屋、文扇堂(いずれも東京の老舗)
助成(申請中):J-LOP(経産省傘下の特定非営利活動法人映像産業振興機構ジャパン・コンテンツ海外展開事務局ジャパン・コンテンツ ローカライズ&プロモーション支援助成金)
主催・企画・運営:makoto office 安原眞琴
日本には、アニメやマンガのような現代のポップカルチャーだけではなく、伝統的なポップカルチャーがあります。しかし、後者については、歌舞伎や浮世絵といった一部を除き、まだあまり、日本でも、世界でも、認識されているとは言えません。「埋もれた文化資源」と言い換えてもよいでしょう。
その日本の伝統的ポップカルチャーをフューチャーした海外でのイベントは、ありそうでありません。しかも、一流の芸やモノを紹介するイベントは、ないといっても過言ではありません。理由は、昔の大衆文化は低俗と思われている上に、その価値を見極められる人も紹介できる人もいないからです。それでいて海外の観光客向けの偽物は、巷に横行しています。
私の専門分野は日本文化なので、私のリトアニアでのイベントでは偽物を1つも紹介しません。また、私はどこにも所属していないので、自由に良質な芸やモノを集めて、総合的にプロデュースすることができます。
映画に収められた最後の吉原芸者みな子姐さんの芸も、太神楽曲芸協会に所属する、江戸時代から続く大道芸のパフォーマンスも、遊廓研究のエキスパートで、100万人を泣かせたスピーチをしたことでも有名な渡辺憲司教授の学術的講演も、数々の著名人が愛用している、東京の老舗店が提供する伝統和物も、すべてがホンモノです。
ホンモノは、言葉の壁を越えて、何かを伝える力をもっています。私1人の力はとても小さなものですが、ホンモノの大きな力を借りることで、このイベントを成功に導きたいと考えています。
さらに私は、大きな夢を持っています。それは、リトアニアでのイベントを皮切りに、アメリカやヨーロッパ、アジアなど、世界中でこのようなイベントを開催することです。すでにパリや北京でのイベント開催について、少しですが話しが進んでいます。
私は、今回のリトアニアでのイベントのために、手弁当で奮闘しています。経産省のJ-LOPに助成の申請をしていますが、総額の半額しか助成されない制度なので、あとの半額は自腹になります。そこで、みなさまにご支援をお願いしたく思っております。
■
経費
総額:80万円
内訳:
・出演者と私の渡航費と宿泊費( 55万円)
・現地会場スタッフ代(10万円)
・会場費(8万円)
・雑費:(7万円)・・・展示の準備、プログラムの印刷代、輸送費など
配分:J-LOP40万円、安原20万円、ご支援20万円
私の今の年収は200万円です。大学の非常勤講師だけで生活をしています。そのため、私にとって20万円は大金です。しかし、このイベントは国際交流としても大きな意義のあるものだと思っておりますので、借金をしてでも捻出するつもりです。
ご支援いただいた方々に、次のような特典をお渡しいたします。
■ オリジナルポストカード(2枚)
みな子姐さんのポストカード
吉原遊女の浮世絵ポストカード(準備中)
■ 吉原芸者みな子姐さん映画のDVD
(注)映像内容にはほとんど変わりがありません。
(注)英語字幕版には、東京大学教授でTVでも活躍中のロバート・キャンベル教授の推薦文が書かれています。
日本語版DVD
英語字幕版DVD(準備中)
■「江戸吉原二調鼓の会」の招待券 11月22日(土)3:00〜4:30 浅草
吉原のみに継承されていた「二調鼓」という幻の芸があります。大小2つの鼓を1人で同時に演奏する難しい芸です。この会は、その芸を絶やさないように、私と望月太左衛さん(歌舞伎囃子方望月流宗家の御長女)と、吉田睦子さん(みな子姐さんに二調鼓を直伝された最後の継承者)の3人ではじめました。二調鼓の生演奏が聴け、参加者全員が体験もできる、唯一の会です。
みな子姐さんの二調鼓
吉田さんの二調鼓
■リスク
みなさまにリスクはありません。たとえ私の身に何かが起こったとしても、イベントが開催できる準備は整っています。
■チャレンジ
リトアニアは、来年からEUに加盟します。また、バルト三国を縦断する鉄道が開設される予定もあります。近年、最も注目される国の1つなのです。そこでの文化イベント開催の意義は、決して小さくないと思います。
また、「埋もれた文化資源」と言うべき日本の伝統的なポップカルチャーの世界への紹介は、将来的に国内外の経済活動も含めた、さまざまな分野に、良い意味での影響を与える可能性を秘めています。
そのために、makoto officeとしても、今はまだ私1人で活動していますが、リトアニアでのイベント開催の経験を活かし、より力強い発進力をもてるよう、一層の努力をして参ります。
このプロジェクトページを最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。今まで、応援してくださる皆様のおかげで、どうにか文化活動を続けることができました。そして今、おかげさまで、海外で活動を始める第一歩を踏み出そうとしています。
それが意義ある大きな一歩となるように、どうぞ皆様のお力をお貸しください。私も、makoto officeも、皆様にご恩返しができるよう、さらなる飛躍を誓います。
ご声援とご支援のほどを、何卒よろしくお願い申し上げます。
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4000 円
8000 円
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