瓦屋根修繕の模様をダイジェストでお届けします。其の一
vol. 6 2020-10-14 0
先日の投稿から早1週間が経ってしまいました。
屋根修繕については、毎日お店のツィッターで実況していましたが、改めてまとめてダイジェストでご報告いたします。
10/5㈪
ジブリ作品リバイバル上映で大好評だった9月上映、10/4㈰が最終日。見事満席御礼の翌日、興奮冷めやらぬ店主をよそに、家屋周辺には黙々と足場が組まれていきました。
10/6㈫
古瓦を降ろす作業。古瓦の一部は再利用するため、機械を使って慎重に降ろされていました。
瓦の下の下地はボロボロ。穴が空いているところもありました。
元々は木羽(こば)葺きという方法で薄い杉板を重ねて下地にしていたそうです(一番上の写真)。かなり小さい板が何千枚?と重ねられていましたが、瓦をひっかける桟同様、木片が綿みたいにふわふわになっていました。粉塵舞う中、これらがすべてきれいに取り除かれました。
10/7㈬
下地が全部なくなってほぼ骨組みになりました。骨組みの木材は虫食いも腐食もなく、きれいだそうです。 なぜか、6センチくらいの感覚で隙間をあけて板が張られているとのこと。その隙間に同じように新しい板が張り巡らされました。天井裏から見上げてもまったく隙間がない。これで雨漏りはしっかり防げそう!
張り巡らされた野地板の上には間髪入れず、ルーフシートが張られます。
この日の夕方には、屋根全面が、しっかりルーフシートで覆われました。
台風14号の影響を心配し、作業は急ピッチで進みましたが、雨もほとんど降らずホッとしました。