アーティストのご紹介⑤中島麦氏
vol. 14 2018-03-01 0
こんにちは!FU-TENの金子です。
今回ご紹介するのは、中島麦(ナカジマムギ)さん。
中島さんは、2 つの異なる要素を対比・補完関係とする抽象絵画を描かれており、作品制作、展示会の開催だけでなく、ワークショップやトークイベントなど様々な活動をされています。
来週3/8から開催されるアートフェア東京に出品されるようです!
中島さんからこのプロジェクトに対するコメントをいただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
知らない街と初めて関わる時に、可能な限り実行していることがある、
とにかく歩いて、立ち食い蕎麦(もしくは街の食堂)でご飯を食べること。
名前を良く聞くけど初めて訪れた街、柴又、
まず駅前の立ち食いそば屋さん(新華さん)で中華そばを食べた。
そして街歩き・下見ということで、名所を案内していただきながら街中をたくさん歩いた。
たった数時間ではあるけれど、空気を吸うようなこの出来事がとても大切で、
ネットワーク上では捉えることのできない、多くの体感情報を得ることができる時間。
抽象的な絵を描いている僕の中を、場の空気が通り抜けていき、
ここでしか出会えない作品になれば嬉しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中島さんからのこのコメントをいただいた時に、柴又のまち、FU-TEN、まちで生きる人々、色々な人の空気が混ざり合って、そこにしかないものが生み出されていく様子がイメージできて、すごく楽しみなりました。
また、街への関わり方のルールがとても素敵だなと思いました。
皆様も柴又にお越しの際は、とにかく歩いて、ご飯を食べて、柴又の空気を感じてください!
【プロフィール】
1978 長野県生まれ 大阪育ち
2002 京都市立芸術大学美術学部油画専攻 卒業
絵を描く事を中心に、そこから拡張する出来事を取り込みながら活動中。 近年は 2 つの異なる要素を対比・補完関係とする抽象絵画を制作。 その構造を通して、私自身が何ものからも自由で何ものをも つなぐメディウムでありたいと考えている。