12月9日にアメリカロスガトスにて上映会が行われました。
vol. 46 2017-12-13 0
みなさま
こんにちは。
先日9日にご縁があって、アメリカロスガトスにて映画の上映会を行うことができました。
今回上映会の主催をしてくださったAnn Jordanさん
前日まで英語字幕の作業であたふたし、結局それが終わってもちゃんと日本人以外の人たちに伝わる内容だったのかが心配でほとんど寝られませんでした。(時差ボケのせいも確実にありましたが・・・)
ロスガトス高校の学生さんたちがボランティアとしてイベントのお手伝いをしてくださり、本当に嬉しかったです。日本語の授業にもお邪魔し、みんな一生懸命日本語を覚えようとする姿に刺激をうけました。
手伝ってくださった高校生のみなさんと
今回は上映のあとにQ&Aセッションも設けていただき、英語での質問に頑張って答えました。
人前で何かを話すことが人生で数度しか経験がないために、少し緊張して何を喋ったのかが記憶が曖昧です・・・。
ただ一つ印象的な質問がありました。
「Do you feel responsible to show this film?」
(この映画を見せることによって、責任は感じますか?)
この質問が出た時、その言葉の意味を理解するのに少し時間がかかりました。
考えて見ると(当然のことながら)「日本人」がつくる「日本文化についての映画」であることに、大きな責任をその瞬間に感じ始めたのです。
私の中では、このように気付かされたことは心理的初体験だったように思います。これが日本人の声だと捉えられることは、大きなことですよね。
今回の映画は日本の伝統文化そのものよりも、「人生において、出会い以上の宝はない」と普遍的なテーマで描いたつもりの映画です。またそのテーマも日本人、アメリカ人に関わらず伝わったとも感じましたが、このような質問を受けて上映会終了後にいろいろと考えました。
DVDはでないか、うちで上映会をしてくれないか、いろいろなご要望もいただけました。
こうやって自分の作品を見せることは私にとって勇気のいることだったのですが、日本でもアメリカでも結果的に多くの方に喜んでいただけたことで、私のこれからの糧になると感じています。
あとは東京と神戸の上映会ですね。
またたくさんの方に見ていただけるように、早く開催したいと思います!