プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
日本の鍛冶屋を描くドキュメンタリー映画『the Blacksmith』をクラウドファンディングで実現!
歴史ある日本の建築や木の製品は、すばらしい木工職人や大工の手によって作られていますが、それを手助けする道具を作る鍛冶屋は後継者不足にあえいでいます。鍛冶屋の手仕事をもっと知ってもらいたいと思い、映画を作ります。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
香川県出身。立命館アジア太平洋大学卒業後、24歳で渡米。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のエクステンションにて、映画監督の技法を学ぶ。在学中に、アメリカ国内での映画や、ミュージックビデオ、CMなど30本以上の様々な映像制作の現場に参加。その幅は、スタジオ映画から自主制作作品まで多岐にわたる。2012年に帰国し、映像制作会社にてプロダクション・マネージャーとしてCMや映画、イベント事業にも携わり、日本の映像制作現場での経験を積み、フリーに転向。
歴史ある日本の建築や木の製品は、すばらしい木工職人や大工の手によって作られていますが、それを手助けする道具を作る鍛冶屋は後継者不足にあえいでいます。鍛冶屋の手仕事をもっと知ってもらいたいと思い、映画を作ります。
舟弘(船津氏)の鉋。
アメリカで映像制作をしている時にたまたま見た日本の番組で、今回の取材をさせていただく鍛冶屋の舟弘さんを知りました。今から約6年前にみたその映像はとても美しく、私の頭から離れずに「この人を撮ろう」と思い続けていました。
帰国後、日本の映像制作会社でいろいろと経験をさせていただき、自分の作品を撮りたいと思っていたものの、行動にできずにいた自分に嫌気がさしたのかもしれません。ある日突然、プチンと切れてしまったようなそんな瞬間があったのです。
すぐに舟弘さんの連絡先を探し出し連絡をしたところ、今回のドキュメンタリー制作での取材を快く引き受けてくださり、プロジェクトがスタートしました。
舟弘刃物製作所の舟弘(船津)氏。暖かく迎えてくださいました。
舟弘さんの人生には碓氷健吾さんという、鍛冶屋の先輩がいました。舟弘さんはノミ、碓氷さんはカンナの鍛冶屋でしたが、鋼の組織を勉強し、その上でいい道具を作りたいという意志は共通していたため、出会った二人。碓氷さんは鍛冶屋という職人であると同時に、鋼を研究する研究者でもあり、彼とともに研究したのが船津さんでした。
科学的に研究をした上での職人技は、全国の大工さんや家具職人から絶大な信頼を得ています。舟弘さんは碓氷さんのやり方を継承した唯一の人です。
碓氷健吾氏(左)と奥様の碓氷明恵氏(右)
碓氷さんと舟弘さんがいらっしゃる新潟県長岡市与板の鍛冶屋だけでなく、日本全国の鍛冶屋は激減しています。道具がないと、木造建築や木工細工などは作ることが困難になり、各所大工さんからも今後の道具についての懸念の声が聞こえます。
85年生まれの私は、物に困らない時代を生きてきました。利便性や安さが求めれられ、そのおかげでカメラを購入し一個人でも映画を制作できる時代です。一方で、物を買い替えたり捨てることに抵抗がなくなっている時代とも言えるのではないでしょうか?現代社会において、鉄筋の建物が中心になり、利便性や生産性を重視することは当然の流れと言えるかもしれません。
しかし、私は資本的なものより、文化的なものを撮りたいと考えていました。それは文化が人間を育む要素だと考えているからです。少なくとも私は文化に触れて見えてきたものがたくさんあると感じてきました。そしてそれを作り続けてきた鍛冶屋や大工という職業を尊敬しています。
鉋刃を調整する大工の川口氏。繊細な調整が必要とされます。
この映画を見て、木製のものだけでなくても、日本の先人たちが残してくれた「物」に対して、興味を抱いていただきたいです。
今だからこそ、道具から見えてくる、人間の精神を撮る意味があるのではないかと思っています。
向井万理 Mari Mukai プロデューサー / ディレクター
香川県出身。立命館アジア太平洋大学卒業後、24歳で渡米。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のエクステンションにて、映画監督の技法を学ぶ。在学中にアメリカ国内での映画や、ミュージックビデオ、CMなど30本以上の様々な映像制作の現場に参加。その幅は、スタジオ映画から自主制作作品まで多岐にわたる。2012年に帰国し、映像制作会社にてプロダクション・マネージャーとしてCMや映画、イベント事業にも携わり、日本の映像制作現場での経験を積み、フリーに転向。
今回スーパーバイザーとして、ハリウッドのエディター、横山智佐子氏にも参加していただきます。(11月開催の横山氏による「ハリウッド的映像制作」の講演会がリターンとしてあるので、ご興味のある方はぜひ!)
横山智佐子 Chisako Yokoyama スーパーバイザー
三重県出身。91年ユニバーシティー・オブ・カリフォルニア・サンタバーバラ校映画科卒業。 92年レオナルド・ベルトルッチ監督の「リトルブッダ」で編集室インターンとして、アカデミー賞受賞エディター、ピエトロ・スカリアと働き始める。その後同エディターの下、ガス・バンサント監督の「グッドウィル・ハンティング」、リドリー・スコット監督の「グラディエーター」「ハンニバル」「ブラック・ホーク・ダウン」 「アメリカン・ギャングスター」でファースト・アシスタント・エディターを務める。04年には自らもチーフ・エディターとして独立。「アンティル・ザ・ナイト」「オンリー・ザ・ブレイブ」などのインディペンデント映画を編集。05年には紀里谷和明監督 「キャシャーン」の、USA公開バージョンの編集にも携わっている。2006年からロサンゼルス郊外のトーランス市で映 画学校インターナショナル・スクール・オブ・モーション・ピクチャーズを経営。アメリカ映画・テレビ編集者組合 会員。
人件費:250万
他にも潤沢な資金があつまれば、音声さんや、アニメーションも追加したいと考えています。
(アニメーションは鋼作りの工程や、組織の説明をするのにわかりやすいものを検討中です。)
ロケ地:200万円(レンタカー代 / 宿泊費 / 高速代 / 航空券代 など 3名スタッフ分)
などがあります。制作しながら取材が増える可能性はありますが、現時点での確定のものを記載します。
碓氷明恵氏(左)、削ろう会会長・上條勝氏(中央)、現代の名工・萩原候員氏(右)
他にも、 機材費や上映会費用なども含めると、500万円は軽く超えてしまうため、クラウドファンディングに踏み切りました。
海外の人に向けたコンテンツを作りたいと思っているため、タイトル「the Blacksmith」はわかりやすく、”鍛冶屋”という意味の英語でつけさせていただきました。
鍛冶屋の職人魂が1人でも多くの人に届き、技術が失われないように産業が少しでも注目されることを願っています。この予算はプロダクションバリューを高めるための必要最低限の制作費です。
現状の制作スケジュールは以下ですが、取材対象者との相談により前後することがございます。
3月 撮影準備
4月 撮影準備、宮城県・五重塔撮影、岩手県・宮大工さん取材、鵤工舎取材(未定)
5月 飛騨高山・削ろう会取材、新潟県・船津さん、碓氷さん取材
6月 大阪府・共同研究者様取材
7月 兵庫県・大工道具館取材、香川県・家具メーカー取材(未定)
8月 仮編集、海外撮影準備
9月 スウェーデン・インテリアデザイナー取材
10月 アメリカサンフランシスコ・削ろう会USA取材。ロサンゼルス・家具メーカー取材
11月 編集作業
12月 編集作業
2017年1月以降 編集作業、カラーコレクション、音楽制作
3月 作品完成予定
2017年1月以降は引き続き、編集、カラーコレクション、音楽制作を行い、2017年3月ごろに完成を目指します。その頃には上映会のご案内をさせていただくことになるかと思いますが、取材のスケジュール変更などによって変更する可能性がございます。随時アップデートはさせていただきますので、ご確認いただけますようお願い致します。
3月以降は、国内外への映画祭出品準備をしてまいります。アメリカでの有料上映も目指します。
などです。まだ詳細が決まってないものが多いですが、映像だけでなく、パンフレットや上映会そのものが面白いものになるよう努めます。
料金に応じて数量が変化しますので、特典内容をご確認の上、ぜひご支援ください!
映像はリスクとチャレンジの連続ですが、今回は特に海外で公開する、ということが一番の壁になると思います。
「制作費を集めて作る」ことがゴールではなく、「できた作品をより多くの人に見てもらう」ことが重要です。また、現実的な話ではありますが、当然コンテンツをお金に変える、ということも目標の一つです。今回、日本のカンナ鍛冶屋の話は決して市場で簡単に売れるコンテンツではありません。日本の文化を紹介する映像に、お金を払って見にくる日本の方は少ないかもしれません。
だからこそ海外での公開にチャレンジし、改めて日本人の方々にも注目していただき、日本の文化に誇りを持っていただけたら本当に嬉しく思います。
天然の砥石で鉋の刃を研ぐ様子。
国内外の映画祭にも出品していきたいと考えていますので、少しでも興味をもってくださる方がいらっしゃると嬉しいです。
まず、このページを見てくださってありがとうございます。ずっと撮りたいと思っていたものを、時間とお金を言い訳に実現せずにいましたが、今回は意を決してクラウドファンディングをすることになりました。
まだみなさんに、私の目指す映像がどういうものか十分にお伝えできていないこともあるかもしれませんが、鍛冶屋の船津さんや、碓氷さんの奥様、そして全国で木を愛する大工さんたちに出会い、なんとしてでも素敵な作品にしようと決意しています。
その気持ちが少しでも伝われば幸いです。
メッセージをいただけるだけでもとても嬉しいのでぜひみなさん応援のほど、宜しくお願いいたします!!
500 円
3000 円
10000 円
15000 円
残り32枚
20000 円
残り49枚
20000 円
残り2枚
500000 円