アメリカロケレポート3
vol. 26 2016-10-21 0
こんにちは。
先日までは、削ろう会USAの様子をレポートさせていただきましたが、今日はサンフランシスコのギター職人、Tim Frick(ティム・フリック)さんの撮影の様子をご紹介させていただきます。
削ろう会USA大会終了後、私たちは北上しサンフランシスコへ向かいました。
サンフランシスコでの1枚。通りすがりの男性です。勾配が多いのがサンフランシスコの特徴です。
日中は半袖でも暑いくらいのお天気ですが夕方頃から風が吹いて一気に寒くなるカリフォルニア。Timさんにまずは挨拶に行き、撮影場所や日照の入る角度を確認し、翌日の本番へ。
Timさんのご自宅兼作業場は、ダウンタウンより南側の、Mission Districtの近くにあります。
この地区、おしゃれなカフェが多く、若い方に人気のエリアのようです。
撮影した1ショットだけ、公開します。
Timさんの工房。
ギター作りに関しては一切の妥協を許さないというTimさん。撮影をされていることを忘れ、いいギターを作るために作業を入念に行います。
日本の道具を上手に使い分けています。
この撮影中、 Timさんのご友人である日本人のタカさんが見学に来てくださいました。ミュージシャンでもあり、Timさんにギターの修復などをいつも依頼するそうです。
作業撮影の後、インタビューの予定だったのですが、あまりにTimさんとタカさんの音楽セッションの雰囲気がよかったのでしばらく二人で好きなように演奏していただきました。
左から、タカさん、Timさん。即興音楽を楽しんでいます。
この後Timさんへインタビュー。途中、日本人とアメリカ人、どちらの方がものを大切にしているのか、ディスカッションのようになり、Timさんの奥様も含め、その時間を楽しめました。
最終的には日本人でもアメリカ人でも、職人さんは物を大切にする精神は一緒だなと結論付けましたが。
どこにいても物作りをされているって、素敵ですね。
来週、再来週と群馬、長野で撮影後、スウェーデンでの撮影に行ってまいります!
PS. 私は今地元の香川県にいます。これを書いている途中に地震がおきました。鳥取の方、大きな被害がないといいのですが。十分お気をつけください。