日立金属、竹中大工道具館取材レポート
vol. 16 2016-07-24 0
今週は大阪、兵庫にて取材を行っておりました。
暑さの続く中、室内での撮影だけだったので良かった・・・。
まずは大阪の日立金属さんの支社にて、元社員の加田さん。
碓氷さんから鋼の開発依頼を受け、当時ご担当されていらした方です。
青紙スーパーと言われる鋼は、もともと高級素材として扱われていましたが、碓氷さんはそれ以上のものを求めてきたとのこと。当時の開発経緯や、碓氷さんの情熱について語っていただきました。
最初は緊張するとおっしゃっていましたが、大変わかりやすくお話をしていただいて、これまでの「使い手」の意見とは違う視点でのご意見が頂戴できました。
その後は神戸に移動し、公益財団法人・竹中大工道具館さんへ。
赤尾館長に大工道具館の目的や、大工道具について語っていただきました。
もともと工務店でのデザインをされていた館長ですが、木や手作りのものに対しての情熱が強く、大工道具だけでなく、左官や瓦職人など人の手で作り上げるものをもっと紹介したいとおっしゃていました。
人の手となる道具たち
改めて、碓氷さんの偉大さに気付かされる取材となりました。
次の取材は8月2日、3日の長岡花火大会での舟弘さんです!