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「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」復刊プロジェクトをクラウドファンディングで実現!
「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」は、韓国への渡航経験を基に20年前自費出版しました。コロナ禍にあっては、日韓にとどまらず全世界の連帯が必要です。誰もが幸福で平和に暮らせることを願い拙著の復刊を企画しました。
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1967年島根県安来市生まれ。安来市立荒島小学校、安来市立第三中学校、島根県立松江南高等学校を経て国立広島大学法学部へ。卒業後、島根県職員に。病を抱えながら20年間挑み続けた「えびす・だいこく100キロマラソン」の体験を2019年に「人生は100キロマラソン(銀河書籍)」として出版。その他の著書に「シルクロード悠々記 ― 中国滞在の42日 ― (近代文芸社)」〔1995年〕「私の見た韓国 ― 21世紀の日韓友好に向けてー(自費出版)」〔2001年〕があります。
「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」は、韓国への渡航経験を基に20年前自費出版しました。コロナ禍にあっては、日韓にとどまらず全世界の連帯が必要です。誰もが幸福で平和に暮らせることを願い拙著の復刊を企画しました。
「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」は、過去5回の韓国への渡航経験を基に2001年に個人的に自費出版しました。拙著は、韓国側から日本人がどのように見られているかを伝え、両国間に横たわる不幸な歴史を乗り越え一歩でも友好関係に近づくことができればとの想いで作成したものです。
発刊から20年、日韓関係は、元徴用工問題を契機にかつてないほど冷え込んでいます。コロナ禍の今、日韓関係にとどまらず全世界の連帯した取り組みが必要とさる時です。拙著を今一度復刊し、平和への想いを広く伝えていきたい考え、今回の企画に至りました。
日本列島と朝鮮半島は日本海(韓国名:東海)をはさみ一衣帯水の位置関係にあり、国境が明確でなかった古代には人々が自由に往来していました。日本書紀によると、スサノヲは最初に朝鮮半島に降り立ち、そこから船を使って息子イソタケルと共に出雲の国に上陸したと記されています。出雲の古墳からは朝鮮製の土器なども多数出土し活発な交流の様子もうかがえます。初めて、韓国へ渡航したのは社会人になってからでした。(写真:スサノヲとその息子が上陸したとの伝承が残る島根県大田市五十猛町の神島)
両国関係は、現代に至るまで常に友好的に推移したわけではなく、一方が一方を侵略するという不幸な出来事がありました。大きくは、豊臣秀吉による朝鮮侵攻と近代日本による朝鮮進出です。高校時代に日本史の授業で習いましたが、当時は歴史的事実のみで深く洞察した記憶はありません。
初めて、韓国へ渡航したのは社会人になってからでした。隣国ゆえに、目新しさもないだろうと思っていたのですが、食べ物、食事の作法といった身近なことから違いがあり驚きの連続でした。そして、釜山に立つ巨大な銅像。その銅像は、日本の方向を向いて立っていたのです。
彼の名は、李舜臣(イスンジン)将軍。豊臣秀吉の侵略から国を守った救国の英雄として国民から崇められ、今も守り神として日本を睨みつけて立っているといいます。他にも伊藤博文を暗殺した安重根(アンジュングン)、日本の統治に抵抗した柳寛順(ユガンスン)などが韓国では崇敬されていることがわかり、ぞっとしました。(写真:安義士記念館前に立つ安重根像)
日本に抵抗した人物が英雄視されている現場を目撃し、過去に日本人はとてもひどいことを朝鮮半島で行ったのではないかとの疑念を抱きました。そして、その事実は今、日本で暮らしている我々に伝えられていないのではないかと感じたのです。
「原罪」という言葉が思い浮かびました。人は生まれながらに罪深いものなのだと。歴史のうえで加害者であった事実を直視し、認めるべきだと考えました。以来、幾度も日本と韓国の間を往来しました。(写真:韓国臨時政府主席金九像)
韓国中央部に位置する独立記念館は、修学旅行など韓国人が子供の頃に一度は訪れる場所だと聞きました。そして、その記念館の目玉は、日本人が韓国人を拷問する場面の展示。およそ、日本人が好んで行くスポットでありませんが、韓国人の心情を理解するには不可欠と考え、2回訪れ例の展示も現認し韓国人の「日本人憎し」の感情が簡単に薄れるものではないことを痛感しました。(写真:独立記念館)
幾度となく両国間を往来するうちに、両国民の持つ意識の隔たりは絶望的ともいえるほど大きなものに感じられました。そうした中で、一歩でも少しでも両国間の友好関係を進めるには双方がそれぞれの心情を理解する努力が必要と考えました。
韓国側から日本人はどう見られているかを伝えるため、2001年に「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」を自費出版しのもそうした考えからでした。ただ、当時、個人でできることは限定的で、発行部数300部と少なくPR手段もなくて十分浸透させることができなかったと感じています。(公的機関への寄贈230部:島根県内の図書館、高等学校、中学校 販売30部:島根県庁物資部を通じて島根県職員等へ 知人への寄贈35部:親しい方へ直接手渡し)
拙著出版から20年が経過しようとしています。思惑どおり日韓関係が推移したのかといえば、そうではありませんでした。元徴用工の訴訟問題などもあり、現在の日韓関係はかつてないほど冷え込んでいます。一つの問題でぎくしゃくしてしまうのは、相手の心情を理解するという努力を欠いていたからではないでしょうか。拙著を復刊し今一度、その内容を広く伝えていきたいです。(写真:「平和を」訴え続けた永井隆博士〔島根県出身〕)
拙著につきましては、以下の内容により復刊したいと考えております。皆様からご支援頂いた資金は、書籍の印刷製本費、送料(一部自己負担)及びMotionGalleryへの手数料などに充てさせていただきます。
表題:私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~
著者:仲佐修一
規格及び発行部数:モノクロP150、400部(本年10月発行予定)
発行形態:自費出版
販売方法:①関連イベントを企画のうえ参加者に販売、②販売協力店〔SUETUGU(松江市末次町)等〕店頭での販売、③SNS等を通じて広報のうえ希望者に販売
(出版費用)印刷製本費:13万円、送料及び手数料等:2万円 計15万円
【章立て】
韓国を訪問した体験を文献も参考にしながら以下の章立てで記します。
・はじめに
・第一章 初めての韓国ー釜山(ぷさん)・慶州(きょんじゅ)ー
・第二章 首都ソウル
・第三章 韓国体感の旅Ⅰ
・第四章 韓国体感の旅Ⅱ
・第五章 日本国内における韓国的なもの
・最後に
・復刻にあたって
・完成した書籍〔著者のサイン入り〕(送料込み)
完成した書籍にサインのうえお送りします。なお、1冊のコースと2冊のコースを設けます。2冊のコースを選んだうえ1冊を他の人に送り、内容を伝えていただくとありがたいです。
・礼状(送料込み)
温かいご支援に対し礼状をお送りします。
・書籍にご氏名を掲載(希望者のみ)
完成した書籍にご氏名を掲載させていただきます。
・拙著「人生は100キロマラソン」〔2019年:銀河書籍〕(送料込み)
2年前にクラウドファンディングで応援していただき完成した書籍。不治の病に冒され健康管理のために始めたランニング。いつの間にか過酷な100キロマラソンに挑戦し優勝するまでに。辛い立場にある誰かの背中を押す書として読んでいただきたいです。
・拙著「シルクロード悠々記」〔1995年:近代文芸社〕(送料込み)
学生時代の1980年代後半、中国を旅した42日間の記録。当時は、鉄道もシルクロードに完全に通っていない時代。経済発展もこれからという社会主義体制がまだ色濃い時代の中国の姿を伝える古典的な著書です。是非この機会に。
・完成した書籍に関するオリジナルポストカード4枚組(送料込み)
完成した書籍にも登場している韓国の英雄に関するオリジナルポストカード4枚組をお送りします。
このプロジェクトでは、拙著「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」を復刊し、平和への想いを伝えていこうというものです。出版にかかる費用15万円の支援を切にお願いし、プロジェクトを成功させたいですが、目標金額を下回った場合、上回った場合の対応は次のとおり考えております。
・目標金額15万円を下回った場合 クラウドファンティングがキャンセルされ、リターン品等の提供も応じられなくなります。
・目標金額15万円を達成した場合 拙著「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」を復刊し、島根県内の図書館、高校等へ寄贈します。また、一般の希望者へ広く配布します。
・目標金額15万円を達成しさらに20万円を超えた場合 拙著「私の見た韓国~21世紀の日韓友好に向けて~」を予定の400冊より増刷し、将来を担う島根県内の小中学校へ寄贈先を拡大します。
なお、想定以上の支援をいただい場合や書籍の販売収入等が生じた場合は平和目的の活動へ全額寄付させていただきます。
20年前、拙著を自費出版するにあたって幾度も日本と韓国の間を往来し、30冊もの参考文献を読み漁りました。それは、今後日韓関係の友好を進めていくには、どうしても日本人に韓国側からどのように見られているかを伝えていく必要があると感じたからでした。しかし、個人でできることは限られています。
今の冷え込んだ日韓関係、コロナ禍の世界情勢の中で、拙著で伝えたかった平和への想いをもう一度伝えたいですし、それはとても意義深いことだと思います。どうぞ、皆様、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします!
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