「隼の凧」の飛行挑戦が終わりました!
vol. 9 2026-10-18 0
昨日、東京お台場の潮風公園で「飛行イベント」を実施しました!
結果、飛ばすことは叶いませんでした。3度のトライのあと、夕暮れの中、集まったみなさんに感謝を伝えたあと、悔し涙がこみあげてきてその場を離れることしかできませんでした。
風が弱いことも想定して、インドネシアから持ってきた強い力で揚がる凧を使い、それで上空に引きあげながら飛ばすプランを、サントさんドドさんと組んでいました。上空高くの風を掴めば大人数人で引っ張ってようやく降りてくるくらいの力がある凧です。この難易度を超えるために、上空からは強い凧、地上からは人の手で、飛ばす可能性を上げるための全てをやろう、という考えでした。
早朝に風は吹いていたものの、3時間の組立を終えて、挑戦スタートの時刻になっても風が少なく、強い凧をあげるのも難しい状況。
アナウンスをして風を待ちます。15時を過ぎて風が吹いてきて強い凧は空に揚がった。隼の凧に接続し、スタンバイをしますが、予想ほど強い力が出ません。上空の風が足りなかったのか、想定が甘かったのか。
集まったみなさんに手を貸してもらい、機体を上に傾けみても揚がろうとしてくれません。強い風があればこの時点で煽られるほどの力がかかります。最終的には引いてあげようとしましたが、少し地上を離れても上へと高く飛びあがることはありませんでした。
ふとまわりをみると、たくさんの人が来てくれていて、僕たちの挑戦を支え、眺め、助けてくれていました。だからこそあの、機体が浮かび上がる瞬間をみんなに見せたかった、自分も見たかった。
いまは、事前の制作から公開整備と日本に来て一ヶ月近くの日々が終わりに近づき、その疲労感に包まれています。でもそれだけでなく、何かが抜けたような宙ぶらりんな感覚のなかに、ちらちらと悔しさが波打ってくる。
今日起きて、考えていなかった「飛ばなかった未来」にいるんだと思うと、今朝が嫌いにになりそうでした。
隼の凧はこのプロジェクトを終わらせたくないのか。風、自然。人為を越えた条件に触れて、その巨大な隼の凧が何かをわたしたちに語ろうとしてるのではないかと、思いたくもなります。
いまは5年の歳月の果てに来て、どこにいるかわからないような呆然の中にいます。でも明後日ぐらいになったら、いつどこで再挑戦できるか考えると思います。フラジャイル・ギフトはここ日本に届いた。飛ぶか飛ばないかは本筋ではないだろうし、凧とはそういうもの。でも隼の凧がその筋書きに不満なら、もうすこし付き合ってみてもいいのかもしれません。
クラウドファンディングは、まだもう少し続きます。再挑戦というサイドストーリーに向かうために、背中を押してもらえたら嬉しいです。
昨日の挑戦に集中させてくれた今回のプロジェクトの仲間たち、集まってくれたみなさんに心から感謝します。本当にありがとう!飛ぶ姿を見せられなくて本当にごめん。
次の未来で、飛べ!
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