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夕張発SFファンタジー映画『フォッシルマン・fossil man/化石の男』をクラウドファンディングで実現!
北海道・夕張を舞台にSFファンタジー劇映画「フォッシルマン・化石の男」を製作し、炭都・夕張発の映画として世界に発信します。ご支援者は全員映画にクレジット(希望者のみ)いたします。
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映像製作集団 graffitti pictures〈グラフィティ・ピクチャーズ〉プレゼンター係の松浦日出雄です。フリーランスの映像ディレクターです。群馬県生まれ。東京都在住。これまで数多くの記録映画、PRビデオ、TV番組、イベント展示映像、WEB映像制作に携わってきました。どうぞよろしくお願いします。
北海道・夕張を舞台にSFファンタジー劇映画「フォッシルマン・化石の男」を製作し、炭都・夕張発の映画として世界に発信します。ご支援者は全員映画にクレジット(希望者のみ)いたします。
北海道・夕張を舞台にしたSFファンタジー劇映画「フォッシルマン・化石の男」を製作し、夕張発の映画として世界に発信します。
企画・制作はグラフィティ・ピクチャーズという映像制作集団です。(メンバープロフィールはグラフィティ・ピクチャーズの紹介欄をご覧ください。※fとtがダブっているのはスペルミスではありません)
メンバーのうちの一人が夕張出身であり、現在まで、東京と夕張に拠点を持ち、東京と夕張を行き来しながら活動を続けてきました。
炭鉱都市である夕張を舞台に映画をつくれないかとこれまで模索・検討してきましたが、2014年になってようやく納得できるシナリオが完成しました。
現在はシナハン・ロケハンを終えて、最終撮影台本の作成とキャスティング選考中です。これまでは費用もそれほどかからず自腹でまかなえましたが、これからコアスタッフ以外の協力スタッフ・アーティストさん達との共同作業が増え、ロケーション時のキャスト・スタッフ等の交通費・宿泊費・食事費等をまかなえる余裕がありません。そこで、これらロケ費の支援をお願いしたいと思い応募しました。
ロケハン時に、撮影予定エリアを使ったフォッシル・マンのトレーラー(※音楽暫定のパイロット版です。現在、音楽を製作中です。出来あがりましたらお知らせします)をつくりました。ぜひご覧ください。撮影場所や映画「化石の男」の雰囲気が多少出ているのではないかと思いますので、支援可否の参考にしてください。トレーラーの出演・撮影・演出・編集・音楽はグラフィティ・ピクチャーズのスタッフで行っておりますが、本番では全く違った出演者・カメラマン・機材で撮影・制作します。
このプロジェクトにご支援していただいた方はすべて映画のエンドロールにクレジットさせていただきます(※希望者のみ)。どうか、この映画の製作費のご支援をよろしくお願いします!!
「フォッシルマン・化石の男」は、夕張の炭鉱にまつわる産業遺産群を舞台にしたSFファンタジー劇映画です。
ジャンル:Fantasy/Comedy/Horror/Mystery/Science Fiction・予定完成尺:90分程度・主な撮影場所:夕張および三笠・空知地域
〈作品の前説〉ときは近未来の西暦2040年。舞台は、先端消滅可能性都市であり、元炭鉱都市である「炭都・シユーパロ市」。ほとんどの住民は遠く離れた地域の中核都市に移住してしまいました。しかし、移住勧告に従わずこの土地に残っている人々がわずかですが存在し、必要最低限度の行政サービスが行われています。その拠点となっているのが郵便局、カフェ、共同浴場や石炭博物館です。この街では外界とのコミュニケーションは主に郵便局が担っています。郵便局のほかに住民のコミュニケーションの場としてカフェや共同浴場などがあります。石炭博物館はこの炭鉱都市の存在理由そのものなので、残り続けています。
これは、元炭鉱都市に暮らす鉱山泥棒たちの物語です。
映画は、構成レイヤーとして、地上、地下、地中パートにわかれます。地上および地下パートは夕張とその周辺施設を舞台として撮影し、地中パートは実写パーツにCGおよびアニメーションを合成します。
シナリオの冒頭部分を掲載します。ご覧ください。
北海道・空知地方南東部の山あいに位置する夕張はかつて「炭都」と呼ばれるほど繁栄した時代がありました。昭和35年には人口約12万人を誇りました。しかしその後、国のエネルギー政策と巨大な炭鉱資本の意向に翻弄され、石炭産業の斜陽化とともに夕張は急速に衰退していきました。2007年には財政再建団体に指定され事実上財政破綻しました。現在の人口は1万人以下です。
2011年に「石炭博物館のあり方検討委員会」がまとめた「夕張市石炭博物館設置条例(素案)」の前文で次のように書かれています。
夕張市はかつて石炭産業の中心都市として、我が国の産業エネルギーを支え、日本の近代化と戦後復興の原動力として大きな貢献を果たしてきた。同時に夕張は炭都としての繁栄と豊かな自然を背景に独自の文化や風土を形成し、現在も各所に先人達が築いてきた産業遺産や炭鉱(やま)の生活から育まれた個性的な文化が沢山残されている。こうした地域の歴史文化資源を市と市民による協働のもとで大切に守っていくとともに最大限に活用しながら、地域の再生を図っていくため、この条例を制定する。
ここで宣言されている、炭都としての豊かな自然、文化、風土、産業遺産は、世界遺産に匹敵するほどに世界に誇りうるものです。いま炭鉱遺産は保存のための努力がさまざまな人びとによって続けられています。
夕張は石炭の街であると同時に化石の眠る街であり、周辺からは化石がたくさん産出します。北海道には、約1億年前の白亜紀に堆積した蝦夷層群とよばれる地層が北海道を南北に縦断するかたちで分布し、そこからアンモナイトや植物化石、さらには海竜などの化石がたくさん発見されています。
しかし、いまのところ北海道からは海竜や恐竜の完全な全身骨格はまだ発見されていません。(※2015年現在、むかわ町穂別地域から白亜紀末のハドロサウルス科恐竜化石の発掘を行っており、全身骨格の発見が期待されています。)
この映画は炭鉱の物語であると同時に、化石の物語でもあります。制作にあたっては、化石の専門家に監修・アドバイスしていただく予定であり、産業遺産だけでなく、化石や恐竜に関心を持つ人たちにとっても十分に魅力的な作品になると思います。
2015年4~6月:撮影稿決定・キャスティング決定
2015年10月:撮影 1か月間
2015年11月:編集開始
2016年4月以降:夕張および東京での完成披露試写会のあと、映画祭出品・劇場公開を目指します。
現在、メンバーは三匹(人)います(あいうえお順)。この3人の集団で制作・演出します。
長友照隼
1982年生まれ、宮崎県出身。日本映画学校20期生。フリーで映像作品の撮影、編集を続けながら現在に至る。○主な映像作品・渋谷アップリンク上映作品「サハラの星」編集(2013 年)・第 26 回東京国際映画祭正式出品「そして泥船はゆく」編集(2013 年)・第二回 3.11 映画祭上映作品「19862011」編集(2015 年)
沼田康弘
夕張生まれ。松竹シナリオ研究所入所。テント劇団風の旅団「呉一郎」で日本各地を公演。劇団主宰。劇作・演出・俳優。他劇団へ戯曲・演出。映画「もんしぇん」俳優出演。NHKドラマ「一絃の琴」演技指導。TV旅番組「遠くへ行きたい」演出。「渋さ知らズ」コンサート・愛知万博他の演出・舞台監督。
松浦日出雄
映像ディレクター。前期は旧岩波映画出身の監督(大重潤一郎さん・橋浦方人さん・四宮鉄男さんたち)の助監督・制作として記録映画、PRビデオ等に携わってきました。後期は、NDU(布川徹郎さん・井上修さんたち)周辺で、テレビ番組、WEB映像制作等の仕事をしていました。2011年の東日本大震災の原発事故とその後の脳梗塞によって考え方や嗜好が変わりました。3.11を契機に社会に対する見方が大きく変わった方々はたくさんいらっしゃると思います。これまで全く興味がなかったフィクション作品の制作に心惹かれるようになりました。
支援金額はロケーション費用として110万円です。
当初の見積もりは約350万円程度でしたが、撮影期間の一本化、合宿形式による宿泊費低減等により、約100万円を超えるロケ費があれば撮入出来ると判断しました。
映画のプリプロダクション段階はほとんど終えています。集まった資金は、主にキャストとスタッフの交通費、宿泊・食費等に使わせて頂きます。夕張にはメンバーの拠点と地域の人的なつながりがあるため、費用は最小限で済ますことが可能です。映画祭への参加と劇場公開を視野にいれておりますが、まずは作品の完成に全力を注ぎたいと考え、上記の支援金額を決定しました。
主要キャストは総勢で7名、主要スタッフもカメラマンを含めて4名という最小人数で制作予定です。低予算、少人数スタッフで制作可能な映画なので、キャスティングが整えばすぐに撮影に入ることができ、映画の実現可能性は限りなく高いです。
映画の性質上重要となるのは化石関係に関する美術やCG・アニメーション制作ですが、現在、さまざまなアイデアを検討しながらメンバーの知人や友人である学術・アート・アニメ関係者等に制作を依頼しています。それらの詳しい内容や進捗状況等は随時、コレクター限定の映画制作日記にアップさせていただきます。
支援金額:5,000円/10,000円/50,000円/100,000円
リターンは以下のものになります。映画クレジット記載、DVDまたはブルーレイ送付、「化石の男コンプリートBOX」送付、完成披露試写会への招待以外はデジタルデータです。
シナリオハンティング時に三笠の幌内炭鉱跡を訪れ、その後、現在の三笠鉄道記念館の向かいの高台にある幌内を訪ねました。ここは炭鉱市街地の形態を残した貴重な市街地だそうです。この中で、一軒だけ営業を続けているお店に出会いました。
全体的に赤い色をした建物の屋根は大きく波打っていて、外観はまるで恐竜のようです。雪囲いがされた建物からは、生活のいきずかいが聞こえてきます。
太田金物店です。中に入り、缶コーヒーをください!とお店のお母さん(太田悦子さんです)に声をかけると、ダンボールのケースから缶コーヒーを出して来てくれました。悦子さんと話している時、三笠鉄道記念館にある蒸気機関車から大きな汽笛が聞こえました。時間が一瞬のうちに50年ほど巻き戻され、自分のいる空間が昭和30年代に戻ったかのような錯覚にとらわれました。
このときのインスピレーションから太田商店の悦子さんに関するものすごく短かいドキュメンタリー・スケッチをつくりました。現在仕上げ中です。完成しましたらネットにアップしてお知らせします。ぜひご覧ください。
最後にお願いです。映画の内容上、化石関係の美術、CG・アニメーション等にさらにお金をかけることができれば、より充実した内容のものに仕上げることができます。ロケーション費を越える金額が集まった場合は、それらの美術費用と映画祭参加、映画館上映用のデジタルマスター費用にまわしたいと考えています。どうか皆さまのご協力をよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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