紙メディアでなければならない意味。
vol. 6 2015-12-21 0
Vol.30は23日入稿を目指して編集中です。改めてお知らせします。
さて、あと9日を切り、こんなことを言ってしまってはいけないのかもしれませんが、また焦りが募っているわけで、正直「最悪のケース」も頭の中をよぎるわけです。
ある臨時災害FM局が閉局を宣言するにあたり、新たなメディアへの移行について触れられていました。具体的な手段は書いていませんでしたが、恐らく、何かしらのインターネット放送だと思います。ラジオの場合、音声、場合によっては動画を加えて、そのままインターネットに移行することは多分、自然なことです。
本誌のように写真や文章を中心とした紙メディアの場合、ネットの場合はそのままWebページ、場合によってはPDFになるのかと思います。紙メディアにできてWebにできないことが、少なくとも一つあります。ライブハウスでのフライヤー折り込みのような、リアルな場にリアルに踏み込んでいく形のプッシュ展開です。Webも黎明期に比べれば明らかにプッシュ型のコンテンツも増えました。でも、いくらプッシュだとは言ってもその前にはユーザにより該当するサイトを開く、テレビで言うチャネル選択に相当する行為がありますから、その点はまだまだプルなわけです。
紙でリアルに配ってリアルに読んでもらえる、だからこそ、紹介させて頂くアーティストさんたちにとっても効果があるのではないでしょうか。
でも、印刷には費用がかかる、その解決手段として、今回のクラウドファンディングがあると考えています。
繰り返します。今回のファンディングは「プロダクト・ファンディング」、結果に関わらず実行(発行)する前提の形式をとっており、少なくともVol.31(2月発行)までは、予定通り発行します。しかし、4月以降発行するか否かは、今回の結果により決定します。その点をご理解頂いた上で、あと8日、ご協力を宜しくお願いいたします。